Barry's Land (playtest)
提供:MTG Wiki
細 |
細 |
||
80行: | 80行: | ||
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/506 The story of "Barry's Land"](Daily MTG 2004年2月19日) | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/506 The story of "Barry's Land"](Daily MTG 2004年2月19日) | ||
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/25 Whatever Happened to Barry's Land?](Making Magic 2009年2月9日 [[Mark Rosewater]]著) | *[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/25 Whatever Happened to Barry's Land?](Making Magic 2009年2月9日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
− | *[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/62 Land of the Lost] | + | *[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/62 Land of the Lost](Making Magic 2009年10月26日 [[Mark Rosewater]]著) |
*[[カード個別評価:非流通カード]] | *[[カード個別評価:非流通カード]] |
2012年11月10日 (土) 20:43時点における版
非公式/非実在カード
Barry's Land土地
Barry's Landは基本土地として扱う。
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
所有地カードを支援するための土地。これを使えば基本土地タイプを「6つ揃える」ことが可能になる。
シンプルながら所有地カードとのシナジーが強力かつ面白く、幾つものセットに入れることが検討されたが、結局印刷にこぎつけることはなかった。
- Barry's Landの名前は、開発部での所有地カードの通称である「Barry card」に由来する。Barryとはマジック創生期のテストプレイヤーで、所有地カードのアイデアを作ったBarry Reichのこと。
目次 |
インベイジョン・ブロック
Mark Rosewaterが冗談半分で上記のものをデザインした。R&D内での評価が高く一時インベイジョンに入っていたが、ドメインが強力になりすぎる危険とルール上の問題が生じる可能性が指摘され、より時間をかけて考慮するためプレーンシフトに移された。
最終的に、基本でない土地でありながら基本土地でもあるということは(当時の)ルール上機能しないと判断され、セットから除かれた。
コンフラックス
所有地カードが版図として復活するにあたってこのカードの復活も検討され、改められてデザインされた。 第8版で特殊タイプとして基本が設定されたことにより、以前のルール上の問題は解決されていると思われた。
第一案
非公式/非実在カード
Barry's Land土地
Barry's Landは戦場にある限り基本土地タイプとして扱う。
戦場にあるときの常在型能力として基本土地タイプを得ていたため、不屈の自然/Rampant Growthによってサーチできないなどインベイジョンのものとは動作が変わっている。
戦場に出た時に基本土地に変わるという点が直感的でない上、ルール的にも不明瞭な点が多く修正されることになった。
第二案
非公式/非実在カード
Cave基本土地 - Cave
(1)
他の基本土地と同様にルール文章がなく、ルールによってマナ能力を持たされている。極めてすっきりとしたデザインになった。
ルール上の問題は全くなくなったが、これを機能させるためにはルールに新しい基本土地タイプを加える必要があり、下記のものを始めとした、非常に多くのカードと、ルール自体に大きな影響を与えることが明らかだった。
- 合同勝利/Coalition Victoryを唱えても、これを含めた6種類の基本土地タイプをコントロールしていない限り勝利できなくなる。
- 夢ツグミ/Dream Thrushの起動型能力でこの基本土地タイプを選択することによって、土地が無色のマナしか生み出せないようにできる。
ゲーム全体への影響の大きさが懸念され、再びデザインされ直すことになった。
第三案
非公式/非実在カード
Incursion Zone土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
あなたのコントロールする基本土地タイプの数を数える場合、代わりにそれに1を加えた数として数える。
単純に所有地カードの効果を1増やす能力を持つことになった。効果は重複するので、例えばこれを3つコントロールしていれば部族の炎/Tribal Flamesで8点のダメージを与えることもできる。
しかしこれと相互作用するには、所有地カードのルール文章は(既にインベイジョン・ブロックで多数使われていた)「基本土地タイプ1つにつき」ではなく「基本土地タイプの数に等しい」という表現でなければならなかった。 また、元々のBarry's Landが持っていた一見したときに感じるシンプルさが失われていると考えられたこともあり、結局収録は見送られた。
- このカードのためのイラストが完成した時にもまだ没にするかどうか決定していなかった。最終的にそのイラストは聖遺の塔/Reliquary Towerに使われた。
ゼンディカー
非公式/非実在カード
City基本土地 - City
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
Manabondという、無色マナしか出せない土地・トークンを用いるメカニックと共に、Barry's Landの復活が検討された。
スタンダードでの版図とのシナジーも期待されたが、肝心のManabondが没になり、またしても登場はならなかった。
参考
- The story of "Barry's Land"(Daily MTG 2004年2月19日)
- Whatever Happened to Barry's Land?(Making Magic 2009年2月9日 Mark Rosewater著)
- Land of the Lost(Making Magic 2009年10月26日 Mark Rosewater著)
- カード個別評価:非流通カード