精神錯乱/Mind Twist
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− | 大方の場合、これが[[解決]]されたときには[[対戦相手]]の[[手札]]は消し飛んでいる。特に、序盤に[[マナ]]を増幅された状態でこれを[[唱える|唱え]]られると、[[土地]]さえ満足に出ていない対戦相手は身動きが取れなくなってしまい、そのままゲームが終わってしまうこともしばしば。これは[[ウィニー]]ですら例外ではない。また、[[無作為に]][[捨てる| | + | 大方の場合、これが[[解決]]されたときには[[対戦相手]]の[[手札]]は消し飛んでいる。特に、序盤に[[マナ]]を増幅された状態でこれを[[唱える|唱え]]られると、[[土地]]さえ満足に出ていない対戦相手は身動きが取れなくなってしまい、そのままゲームが終わってしまうこともしばしば。これは[[ウィニー]]ですら例外ではない。また、[[無作為に]][[捨てる|捨て]]させるので、[[X]]の値が少なくても抜き方次第で対戦相手の動きを止めることができたり、場合によっては[[コンボデッキ]]の[[キーカード]]を抜いて[[投了]]に追い込むことも可能。 |
− | X以外に必要な[[マナ]]が[[黒マナ]] | + | X以外に必要な[[マナ]]が[[黒マナ]]1点だけなので、様々なデッキに入れることができる。[[ヴィンテージ]]において[[Mox]]および[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]からの速攻プレイや、[[パーミッション]]での不意打ちなんてことも容易である。[[Mana Drain]]の返しでこれを唱えられたらおそらく手札は無くなるだろう。 |
これほどの凶悪カードでありながら、なぜか[[チャネル/Channel]]や[[天秤/Balance]]とともに[[第4版]]まで残っていた。 | これほどの凶悪カードでありながら、なぜか[[チャネル/Channel]]や[[天秤/Balance]]とともに[[第4版]]まで残っていた。 | ||
*このカードがあったためか、その当時は[[Hymn to Tourach]]の強さがあまり認識されていなかった。 | *このカードがあったためか、その当時は[[Hymn to Tourach]]の強さがあまり認識されていなかった。 | ||
− | *[[リバイズド]] | + | *[[リバイズド]]までは[[対象]]は[[対戦相手]]のみであったが、[[第4版]]に収録される際に[[プレイヤー]]1人に変更された。その後、1999年9月の[[オラクル]]更新で対戦相手のみに変更されたが、最新の印刷に合わせて、2001年8月のオラクル更新でプレイヤー1人に戻された。 |
1994年8月1日より[[Type1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]、1996年2月1日に[[禁止カード]]に指定された。その後、2000年10月1日に制限カードに復帰し、2007年6月20日に制限解除。Type1.5では制定当初から[[禁止カード]]に指定されていた。2004年9月20より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]でも最初から[[禁止カード]]に指定されている。[[スタンダード]]では制定当初から制限カード、1996年2月1日より禁止カードに指定された。[[エクステンデッド]]では制定当初から禁止カードに指定されていた。 | 1994年8月1日より[[Type1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]、1996年2月1日に[[禁止カード]]に指定された。その後、2000年10月1日に制限カードに復帰し、2007年6月20日に制限解除。Type1.5では制定当初から[[禁止カード]]に指定されていた。2004年9月20より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]でも最初から[[禁止カード]]に指定されている。[[スタンダード]]では制定当初から制限カード、1996年2月1日より禁止カードに指定された。[[エクステンデッド]]では制定当初から禁止カードに指定されていた。 |
2012年8月14日 (火) 15:49時点における版
大方の場合、これが解決されたときには対戦相手の手札は消し飛んでいる。特に、序盤にマナを増幅された状態でこれを唱えられると、土地さえ満足に出ていない対戦相手は身動きが取れなくなってしまい、そのままゲームが終わってしまうこともしばしば。これはウィニーですら例外ではない。また、無作為に捨てさせるので、Xの値が少なくても抜き方次第で対戦相手の動きを止めることができたり、場合によってはコンボデッキのキーカードを抜いて投了に追い込むことも可能。
X以外に必要なマナが黒マナ1点だけなので、様々なデッキに入れることができる。ヴィンテージにおいてMoxおよび暗黒の儀式/Dark Ritualからの速攻プレイや、パーミッションでの不意打ちなんてことも容易である。Mana Drainの返しでこれを唱えられたらおそらく手札は無くなるだろう。
これほどの凶悪カードでありながら、なぜかチャネル/Channelや天秤/Balanceとともに第4版まで残っていた。
- このカードがあったためか、その当時はHymn to Tourachの強さがあまり認識されていなかった。
- リバイズドまでは対象は対戦相手のみであったが、第4版に収録される際にプレイヤー1人に変更された。その後、1999年9月のオラクル更新で対戦相手のみに変更されたが、最新の印刷に合わせて、2001年8月のオラクル更新でプレイヤー1人に戻された。
1994年8月1日よりType1(現ヴィンテージ)で制限カード、1996年2月1日に禁止カードに指定された。その後、2000年10月1日に制限カードに復帰し、2007年6月20日に制限解除。Type1.5では制定当初から禁止カードに指定されていた。2004年9月20よりType1.5から移行したレガシーでも最初から禁止カードに指定されている。スタンダードでは制定当初から制限カード、1996年2月1日より禁止カードに指定された。エクステンデッドでは制定当初から禁止カードに指定されていた。
関連カード
- 精神歪曲/Mind Warp - 3マナ増えたことで選んで捨てられるようになった調整版。とはいえ、精神錯乱でも3マナ余計に支払えば大抵手札をすべて捨てさせることができる。
- 思考の粉砕/Mind Shatter - マナ・コストに黒マナが1つ増えた精神錯乱の下位互換。
- 心を削るものグリール/Greel, Mind Raker - 精神錯乱の伝説のスペルシェイパー。ただ、クリーチャーであったりコストが厳しかったりと、こちらは精神錯乱ほど使用率は高くなかった。
- 呆然/Stupor - 3マナで無作為に1枚、相手の選択で1枚捨てさせる精神錯乱の下位互換。それでも強力で広く使われた。