夜の衝突/Bump in the Night
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2012年2月2日 (木) 17:11時点における版
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは3点のライフを失う。
フラッシュバック(5)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
プレイヤー限定とはいえ1マナ3点は稲妻/Lightning Boltに迫るマナ効率。コストこそ重いがフラッシュバックもあるのでこれ1枚で計6点のライフを失わせることができる。溶岩の撃ち込み/Lava Spikeがバーンデッキに多く採用されていることを考えば、採用するだけの価値は十分あるだろう。
対戦相手のライフを失わせる(ダメージを与えるわけではない)呪文であるため、防御円などのダメージ軽減や崇拝/Worshipなどのダメージ置換をすり抜けることができる。その一方でプレインズウォーカーの忠誠カウンターを減らせない、狂喜の条件を満たせない、クリーチャーを除去することができないという欠点も併せ持つ。このためバーンに特化していないビートダウン・デッキの場合、通常の火力を登用した方がよい場面が多い。
1マナで3点のライフを減少させることが可能であるため、モダンやレガシーのバーンに特化したデッキの選択肢には入る。ただしこの場合「赤単色で組む」ことを捨てることになるため、土地事故の危険が生まれたり、不毛の大地/Wastelandなどの特殊地形対策のカードの餌食になったり、バーンの主力カードである発展の代価/Price of Progressが使いづらくなったりなどの代償を払うことになる。それゆえバーンの主流カードにまでは至っていない。イニストラードの発売後に行われたグランプリアムステルダム11での特集記事で取り上げられたが、上位にはその名前を見つけることはできなかった。
- 見栄え損ない/Disfigureとは別の方向でDeath Boltに近いカードといえる。
関連カード
サイクル
イニストラードのフラッシュバックに友好色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもコモン。古えの遺恨のみ再録。
- 戦慄の感覚/Feeling of Dread
- 禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy
- 夜の衝突/Bump in the Night
- 古えの遺恨/Ancient Grudge
- 旅の準備/Travel Preparations
闇の隆盛のフラッシュバックに友好色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもコモン。天啓の光のみ再録。
- 天啓の光/Ray of Revelation
- 救助の手/Saving Grasp
- 海墓の刈り取り/Reap the Seagraf
- 不死の火/Fires of Undeath
- 野生の飢え/Wild Hunger
イニストラードのサイクルはカラー・ホイールの右隣の色のマナを、闇の隆盛のサイクルは左隣の色のマナを要求する。