アンデッドを屠る者/Undead Slayer
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− | [[白マナ]] | + | [[白マナ]]1つと[[タップ]]のみでアンデッド([[スケルトン]]、[[吸血鬼]]、[[ゾンビ]])を[[追放]]する[[起動型能力]]を持つ[[クリーチャー]]。聖なる力で不浄の者を滅するという、[[基本セット2010]]のテーマである「ヨーロッパ的ファンタジー世界」によくあるフレーバーを前面に押し出してデザインされたカードである。 |
− | + | 実際の[[ゲーム]]でこの起動型能力の[[対象]]になる[[クリーチャー・タイプ]]群には[[再生]]を持つものや、墓地で効果を発揮する[[能力]]を持つものが多いため、[[破壊]]ではなく追放による[[除去]]は実に有効。 | |
− | [[リミテッド]]において[[黒]][[デッキ]]を相手にする場合、これらの能力を有するクリーチャーが何度も再生する、あるいは[[墓地]]から蘇る[[壁 (俗語)|壁]]となって[[攻撃]] | + | [[リミテッド]]において[[黒]][[デッキ]]を相手にする場合、これらの能力を有するクリーチャーが何度も再生する、あるいは[[墓地]]から蘇る[[壁 (俗語)|壁]]となって[[攻撃]]を阻んでくることもあるので、それらを手軽に除去できる点は評価に値する。単体でも3[[マナ]]2/2と戦力として最低のラインは確保している。[[メインデッキ|メイン]]への投入よりは、それらのカードを多用するデッキへの対策カードとして[[サイドボード]]に忍ばせておきたい。 |
[[構築]]で採用されるか否かは、能力の対象になるクリーチャーを主軸に据えたデッキがどこまで台頭するかにかかっていると言えるだろう。 | [[構築]]で採用されるか否かは、能力の対象になるクリーチャーを主軸に据えたデッキがどこまで台頭するかにかかっていると言えるだろう。 | ||
− | *クリーチャー・タイプを参照するカードの常として[[多相]]クリーチャーと相互作用を引き起こし、スケルトンや吸血鬼でもある多相[[パーマネント]]を追放することもできる。[[アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling]] | + | *クリーチャー・タイプを参照するカードの常として[[多相]]クリーチャーと相互作用を引き起こし、スケルトンや吸血鬼でもある多相[[パーマネント]]を追放することもできる。[[アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling]]などでクリーチャー・タイプを書き換えて無理やり適正な対象にしてクリーチャーを片っ端から追放してしまうのもよいだろう。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[アンコモン]] |
2009年8月18日 (火) 20:20時点における最新版
Undead Slayer / アンデッドを屠る者 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
(白),(T):スケルトン(Skeleton)1つか吸血鬼(Vampire)1つかゾンビ(Zombie)1つを対象とし、それを追放する。
2/2白マナ1つとタップのみでアンデッド(スケルトン、吸血鬼、ゾンビ)を追放する起動型能力を持つクリーチャー。聖なる力で不浄の者を滅するという、基本セット2010のテーマである「ヨーロッパ的ファンタジー世界」によくあるフレーバーを前面に押し出してデザインされたカードである。
実際のゲームでこの起動型能力の対象になるクリーチャー・タイプ群には再生を持つものや、墓地で効果を発揮する能力を持つものが多いため、破壊ではなく追放による除去は実に有効。
リミテッドにおいて黒デッキを相手にする場合、これらの能力を有するクリーチャーが何度も再生する、あるいは墓地から蘇る壁となって攻撃を阻んでくることもあるので、それらを手軽に除去できる点は評価に値する。単体でも3マナ2/2と戦力として最低のラインは確保している。メインへの投入よりは、それらのカードを多用するデッキへの対策カードとしてサイドボードに忍ばせておきたい。
構築で採用されるか否かは、能力の対象になるクリーチャーを主軸に据えたデッキがどこまで台頭するかにかかっていると言えるだろう。
- クリーチャー・タイプを参照するカードの常として多相クリーチャーと相互作用を引き起こし、スケルトンや吸血鬼でもある多相パーマネントを追放することもできる。アメーバの変わり身/Amoeboid Changelingなどでクリーチャー・タイプを書き換えて無理やり適正な対象にしてクリーチャーを片っ端から追放してしまうのもよいだろう。