潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant
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2010年4月12日 (月) 23:26時点における版
Tidespout Tyrant / 潮吹きの暴君 (5)(青)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
飛行
あなたが呪文を唱えるたび、パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
8マナとリミテッドでもちょっと難のある重さだとはいえ、5/5飛行が目の前にいるのに自分のパーマネントが片っ端から手札に戻ってきては打つ手が無い。ほぞやドロースペルで土地がバウンス可能なら普通負けないだろう。ゲームエンド級を通り越してオーバーキルな感が漂う。ファンデッキの域を脱する事ができればあるいは……。
リアニメイトなどで高速召喚されるとあっという間に土地さえなくなるだろう。
ごく一部のデッキを除いては、これを素早く出してもその後呪文があまり撃てないという欠点もある。そもそもラヴニカ・ブロック周辺の環境にはまだその手のデッキが生まれていないのも懸念材料。
書いてあることは強力だが使われないという典型的なカードだったが、重さをドルイドの誓い/Oath of Druidsによるコストの踏み倒しによって、能力の即効性を環境的に多く採用される無数の0マナカードとのシナジーによって解決したことで、ヴィンテージではその名を冠するタイラントオースのフィニッシャーとして活躍している。
- 羽ばたき飛行機械/Ornithopterなど0マナパーマネントが2つあるだけで無限エンジンという壊れっぷり。
- 潮吹きの暴君を素出しした=8マナ用意できているのであれば、次のターンに師範の占い独楽/Sensei's Divining Topが2枚で相手のパーマネントが8つはなくなる。
- コストも効果も豪快な割りに送還/Unsummonなど1枚であっさり止まる点が問題である。対処手段は意外と多く、防御面の弱さも採用され辛さに一役買っている。