秒刻みのオベカ/Obeka, Splitter of Seconds
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2024年4月28日 (日) 10:41時点における版
威迫を持ち、サボタージュ能力でアップキープ・ステップを追加する伝説のオーガ・邪術師。
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaやイーヴォ島の指輪/Ring of Evos Isleなど、アップキープに誘発する能力全般を大量に誘発させることができる。イニシアチブが使えるフォーマットならば地下街/Undercityを高速で進み膨大なアドバンテージを稼ぐといったことも可能。増えるアップキープの回数は戦闘ダメージに依存するので、アップキープにクリーチャーを永続的に強化できる能力とは特に相性が良い。 当然ながら累加アップキープのようなアップキープ毎の支払いも増えるため、そういったカードとの併用には注意。
また、戦闘後にアップキープを得るため、通常次のターンまで待たなければいけない能力をそのターンのうちに誘発させるという使い方もできる。if節ルール持ちの能力を確実に誘発させたい場合などに便利。
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ルール
- アップキープ・ステップは開始フェイズの一部なので、この能力は開始フェイズも追加で得る。ただし、アンタップ・ステップとドロー・ステップは飛ばされる。
- 追加の開始フェイズは、現在のフェイズの終了後に行われる。
- 同一ターンに複数のフェイズを追加で得た場合、新しく得たフェイズから先に発生する。
- 例えば、オベカの能力が解決してから戦闘フェイズが終わるまでの間に凶暴な打撃/Savage Beatingで戦闘フェイズを追加した場合、まず凶暴な打撃による追加の戦闘フェイズが行われ、その後オベカによる追加の開始フェイズ(アップキープ・ステップ)が行われる。
- 逆に、凶暴な打撃の解決後にオベカの能力が解決した場合、オベカの開始フェイズを全て処理した後に凶暴な打撃の戦闘フェイズが追加される。
- あなた以外のターン中に"あなたの"フェイズやステップを追加しようとした場合、そのフェイズやステップは追加されない。
- しっぺ返し/Return the Favorで対戦相手のオベカの能力をコピーした場合などにこのような事例が起こる。
- 秘儀の否定/Arcane Denialなど、「特定プレイヤーの次のターンのアップキープに誘発する」遅延誘発型能力は、そのプレイヤーのアップキープが1ターンに2回以上行われたとしても、最初の1回目のアップキープでしか誘発しない。
関連カード
- 粗暴な年代学者、オベカ/Obeka, Brute Chronologist
- 秒刻みのオベカ/Obeka, Splitter of Seconds