トロール
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初登場の2体は[[赤]]で3体目は[[青]]だったが、現在は[[緑]]とそれを含む[[多色]]に多く見られる[[クリーチャー]]となっており、[[中堅クリーチャー|中堅]]どころの[[サイズ]]のものが多い。[[能力]]としては高い治癒力が反映されたものが多く、かつて[[マジック・オリジン]]までのトロールは大多数が[[再生]]などの[[除去耐性]]を得る能力を持っていたが、再生が[[常盤木]]から外されたのと時を同じくして必須の能力ではなくなっている。 | 初登場の2体は[[赤]]で3体目は[[青]]だったが、現在は[[緑]]とそれを含む[[多色]]に多く見られる[[クリーチャー]]となっており、[[中堅クリーチャー|中堅]]どころの[[サイズ]]のものが多い。[[能力]]としては高い治癒力が反映されたものが多く、かつて[[マジック・オリジン]]までのトロールは大多数が[[再生]]などの[[除去耐性]]を得る能力を持っていたが、再生が[[常盤木]]から外されたのと時を同じくして必須の能力ではなくなっている。 | ||
*トロールの名を冠した[[オーラ]]の[[トロール皮/Trollhide]]もクリーチャーに再生能力を与える。 | *トロールの名を冠した[[オーラ]]の[[トロール皮/Trollhide]]もクリーチャーに再生能力を与える。 | ||
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トロール・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[カルドハイム]]で初登場した3枚([[老樹林のトロール/Old-Growth Troll]]、[[トロールの喚起/Waking the Trolls]]、[[ノットヴォルドの眠り塚/Gnottvold Slumbermound]])。いずれも緑の4/4の[[トランプル]]持ちを生成する。 | トロール・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[カルドハイム]]で初登場した3枚([[老樹林のトロール/Old-Growth Troll]]、[[トロールの喚起/Waking the Trolls]]、[[ノットヴォルドの眠り塚/Gnottvold Slumbermound]])。いずれも緑の4/4の[[トランプル]]持ちを生成する。 |
2021年3月20日 (土) 15:53時点における版
トロール/Trollは、クリーチャー・タイプの1つ。醜い容姿と並外れた自然治癒力を有する怪物。
クリーチャー — トロール(Troll)
エコー(1)(緑)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
(1)(緑):アルビノ・トロールを再生する。
クリーチャー — トロール(Troll) スケルトン(Skeleton)
ゴルガリの墓トロールは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(1),ゴルガリの墓トロールから+1/+1カウンターを1個取り除く:ゴルガリの墓トロールを再生する。
発掘6(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを6枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)
伝説のクリーチャー — トロール(Troll) シャーマン(Shaman)
この呪文は打ち消されない。
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
(1)(緑):最後のトロール、スラーンを再生する。
初出はリミテッド・エディション。メジャーな種族でこそないものの、ファンタジー作品としてはおなじみの怪物であるためか、折に触れて新種が登場している。カルドハイムではノットヴォルド/Gnottvold(赤緑)の主要種族に選ばれた。
初登場の2体は赤で3体目は青だったが、現在は緑とそれを含む多色に多く見られるクリーチャーとなっており、中堅どころのサイズのものが多い。能力としては高い治癒力が反映されたものが多く、かつてマジック・オリジンまでのトロールは大多数が再生などの除去耐性を得る能力を持っていたが、再生が常盤木から外されたのと時を同じくして必須の能力ではなくなっている。
- トロールの名を冠したオーラのトロール皮/Trollhideもクリーチャーに再生能力を与える。
- 再生を持たないトロールも珍しくなくなってきているが、それによって巨人との差異が小さくなっている感もある。
トロール・トークンを生成するカードはカルドハイムで初登場した3枚(老樹林のトロール/Old-Growth Troll、トロールの喚起/Waking the Trolls、ノットヴォルドの眠り塚/Gnottvold Slumbermound)。いずれも緑の4/4のトランプル持ちを生成する。
伝説のトロールはカルドハイム現在4枚存在する(「伝説の(Legendary)・トロール(Troll)」でWHISPER検索)。
ストーリー
北欧の民間伝承に登場する妖精、あるいは怪物の一種である「トロル」がモデル。広く各地に伝わっているものの、伝承における描写は地域によってまちまちであり、いたずら好きな小さい妖精であるとする地方もあれば、毛むくじゃらの獰猛な怪物で人を襲って食べてしまうとする地方もある。マジックを含む創作ファンタジーの業界では後者をベースとすることが多く、今日では「醜い容姿と並外れた自然治癒能力を持つ怪物」として描写されることが多い。マジックでは前者に相当するフェアリーが既におり、それとの差別化という事情もあるだろう。イーブンタイドに登場したトロウ/Trowも、同じ発祥のものが別の地方で別の伝承となったものとされることから、クリーチャー・タイプはトロール/Trollに統一されている。
様々な次元/Planeに生息し、ほとんどが野蛮で獰猛、好戦的。比較的人型を保っているものもいるが、もはやほぼ獣(もしくはなんとも表現しづらい奇妙な怪物)の姿のものも珍しくない。人間やエルフなどの肉を好んで食べるものも多く、ラヴニカ/Ravnicaではゴルガリ団/The Golgariが死体処理に利用している。
ミラディン/Mirrodinのトロールはそれらとはかなり違っており、極めて高い知性と独特の精神文化を持つことで知られる。彼らはミラディンの歴史をテル=ジラード/Tel-Jiladに刻むことを使命としており、余所者と関わることはほとんどない。後に大消失/the Vanishingによってほぼすべてのトロールを失い、そのまま絶滅した(と思われている)。
詳細はトロール/Trollを参照。