虹色の笛吹き/The Prismatic Piper

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
9行: 9行:
 
*統率者レジェンズの[[ブースターパック]]には、6パックに1枚の割合で[[コモン]]の[[スロット]]に封入されている(→[[変則的な稀少度]])。また、[[プレミアム・カード]]の枠でfoilとして封入されることもある。
 
*統率者レジェンズの[[ブースターパック]]には、6パックに1枚の割合で[[コモン]]の[[スロット]]に封入されている(→[[変則的な稀少度]])。また、[[プレミアム・カード]]の枠でfoilとして封入されることもある。
 
*コモンのスロットに封入されており[[エキスパンション・シンボル]]も{{Gatherer|id=499326|コモンと同じ黒}}だが、[[稀少度]]はコモンではなく[[スペシャル]]である。
 
*コモンのスロットに封入されており[[エキスパンション・シンボル]]も{{Gatherer|id=499326|コモンと同じ黒}}だが、[[稀少度]]はコモンではなく[[スペシャル]]である。
 +
**そのため、[[パウパー]]では使用できない。
 +
*[[無色]]は色ではないため選ぶことができない。したがって、このカードが統率者である限り無色になることはなく、固有色なしのデッキを組むことはできない。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==

2020年11月21日 (土) 07:14時点における版


共闘を持ち、統率者ならば任意の1色のを持つことのできる、無色伝説のクリーチャー

統率者レジェンズリミテッドプレイ用に用意されたカード。統率者にするための伝説のクリーチャーが不足していたり、固有色が合わない場合、このカードを使用し色を合わせることができる。あくまでリミテッドを快適にプレイするための保険としてデザインされたカードであり、クリーチャーとしての性能は5マナ3/3の実質バニラと下の下。そのため積極的に採用する理由はほぼなく、基本的には代替カードがカードプールに存在しない場合の最終手段としてのみの採用に留まる。

通常の構築戦の統率者戦でも使うことはできるが、よほど特殊な事情やポリシーがない限りは別の共闘持ちを優先させるべきだろう。統率者レジェンズではこれを除いて40枚(単色各8枚)もの共闘持ちが登場したため、これより有用な統率者はおのずと見つかるはずだ。

開発秘話

初期デザインでは3マナ2/2だったが、特定のデッキではそのパワータフネスのためにプレイする価値があるものだったため今の性能に変更された。展望デザイン中にもこのカードが使われたのは1度しかなかったが、その存在は間違いなくドラフト参加者の不安を和らげる助けになったと考えられた[1]

ストーリー

虹色の笛吹き/The Prismatic Piperとは、研究者たちによって命名された、とある現象の名称である(イラスト)。

多元宇宙/Multiverseの至るところで、絶体絶命の瞬間に魔法使いたちは不意に気づいてきた。これまで自分たちが唱えてきたどのようなものとも異なる呪文を唱えられることを。しかし危険が去ると、その知識は跡形もなく消え去ってしまうのだ。それらの出来事について尋ねると、彼らは同じことを答える――まるで、恐ろしいほど美しい笛が奏でる音楽で頭が満たされるようだった、と。

最も有力な説をもとに、研究者たちはこの現象を「虹色の笛吹き」と名付けた。その説曰く、エレメンタル以上に純粋なマナの精霊が、あらゆる次元/Planeに同時に存在しえる。純粋なマナであるため自身の意志は持たないであろうが、その力は確かな基準を満たす者であれば潜在意識的に繋がることができる可能性がある。その基準を解明しようという努力はほとんど実を結んでおらず、その笛吹きに関しては謎のままとなっている。

登場記事

参考

  1. あなたの望みが『統率者レジェンズ』 その1(Making Magic 2020年10月26日)
QR Code.gif