プレインズウォーカーの唯一性ルール
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2017年9月29日 (金) 08:56時点における版
プレインズウォーカーの唯一性ルール/Planeswalker Uniqueness Ruleは、かつて存在した、状況起因処理のうちプレインズウォーカーに関する処理の呼称。
定義(廃止直前のルール)
プレイヤーが1つのプレインズウォーカー・タイプを共有する2体以上のプレインズウォーカーをコントロールしている場合、そのプレイヤーはその中から1つを選び、残りはそのオーナーの墓地に置かれる。
解説
プレインズウォーカーに関するルールは多く、単に「プレインズウォーカー・ルール」では区別できないため、このような名前になっている。
レジェンド・ルールと似たルールであるが、パーマネントの名前ではなくプレインズウォーカー・タイプを参照するのが最大の違いとなっている。
イクサラン登場に合わせたルール改定でこのルールは廃止となり、プレインズウォーカーにはオラクル更新によって特殊タイプ「伝説の」が与えられ、レジェンド・ルールを適用することとなった(プレインズウォーカー・タイプが同一であっても、同一の名前でない限り墓地に置かれない。参照)。
過去のルール
基本セット2014より前のルール
基本セット2014発売に伴う2013年7月13日の総合ルール更新より前のルールでは、同じプレインズウォーカー・タイプのプレインズウォーカーはコントローラーに関係なく1体しか戦場に存在することができなかった。また、同じプレインズウォーカー・タイプのプレインズウォーカーが2体以上同時に戦場に出た場合、1つも残せず、すべて墓地に置く必要があった。
変更の経緯については、記事「Legendary Rule Change」(翻訳)および、同様の変更が加えられたレジェンド・ルールを参照。
- 旧ルールでは、「マイナス忠誠度能力で忠誠度をちょうど使い切れる」ことが利点となる場合があった。それらのカードは手札に2枚以上来てしまった時でも1枚目を使い捨てて2枚目を出せたため、腐りづらかった。-Xの忠誠度能力を持つ求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerなどは特に顕著で、手札の2枚目をすぐに使うためにXの値を必要以上に大きくして墓地送りにするプレイングも有効だった。現在のルールでは忠誠度が残っていても「張り替え」ができるため、忠誠度を使い切れるか否かが気にされることはなくなった。