石田格

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=石田格(いしだいたる)=
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'''石田 格'''(いしだ いたる)は、日本[[マジック]]界の生き証人の1人と呼ばれる[[プレイヤー]]。「和の鉄人」。
 
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日本[[マジック]]界の生き証人の一人であり、「和の鉄人」。
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==経歴==
 
==経歴==
高校時代に「[[獨協四天王]]」の一人として頭角を現し、「日本最強の高校生」と評される。
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高校時代に「[[獨協四天王]]」の一人として頭角を現し、「日本最強の高校生」と評される。早くから[[プロツアー]]・[[世界選手権]]に参戦し、世界規模での経験を積んでいく。
早くから[[プロツアー]]・[[世界選手権]]に参戦し、世界規模での経験を積んでいく。
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[[The Finals98]]で[[アンチデッキ|アンチ]][[MoMa]]の[[赤茶単アカデミー]]を披露し、
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[[The Finals98]]で[[アンチデッキ|アンチ]][[MoMa]]の[[赤茶単アカデミー]]を披露し、翌年[[ウルザ・ブロック構築]]では翌年の[[日本選手権00]]を制する[[青茶単]]の原型となった[[イタリックブルー]]を作り上げるなど、この頃から[[デッキビルダー]]としての才能を開花させる。
翌年[[ウルザ・ブロック構築]]では翌年の[[日本選手権00]]を制する[[青茶単]]の原型となった[[イタリックブルー]]を作り上げるなど、
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この頃から[[デッキビルダー]]としての才能を開花させる。
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日本の大転換期、そして、彼の全盛期とも言える2001年の活躍はもはや伝説である。
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日本の大転換期、そして、彼の全盛期とも言える2001年の活躍はもはや伝説である。2月[[マスターズ東京01]]準優勝、5月[[グランプリ台北01]]準優勝、1350人を超える参加者を数えた8月の[[グランプリ神戸01]]で優勝し、待望の個人戦タイトルを獲得。10月マスターズニューオーリンズ・ゲートウェイ突破。11月の[[グランプリ仙台01]]では、1週間前に行われた[[グランプリラスベガス01]]で登場した[[ワイルドゾンビ]]をわずか1週間で極限のレベルにまで完成させ、スイスラウンドを13勝無敗1分で突破し、優勝こそ逃したものの、その才能を存分に見せつけた。勢いそのままに年末の[[The Finals01]]では[[メタゲーム]]を読み切り[[青]][[メタ]][[ステロイド]][[般若の面]]を投入、観衆から「見ていて絶対負ける気がしない」と言わしめたほどの圧勝で優勝を飾る。
2月[[マスターズ]]東京準優勝、5月[[グランプリ]]台北準優勝、
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1350人を超える参加者を数えた8月の[[グランプリ神戸01]]で優勝し、待望の個人戦タイトルを獲得。
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10月マスターズニューオーリンズ・ゲートウェイ突破。
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11月の[[グランプリ仙台01]]では1週間前に行われた[[グランプリラスベガス01]]で登場した[[ワイルドゾンビ]]をわずか1週間で極限のレベルにまで完成させ、スイスラウンドを13勝無敗1分で突破。
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優勝こそ逃したものの、その才能を存分に見せつけた。
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勢いそのままに年末の[[The Finals01]]では[[メタゲーム]]を読み切り[[青]][[メタ]][[ステロイド]][[般若の面]]を投入、
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観衆から「見ていて絶対負ける気がしない」と言わしめたほどの圧勝で優勝を飾る。
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そして、これらの活躍の結果、2002年10月に開催された[[インビテーショナル]]にアジア太平洋地域の最多[[プロツアー・ポイント]]保有プレイヤーとして招待された。
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そして、これらの活躍の結果、[[インビテーショナル02]]にアジア太平洋地域の最多[[プロツアー・ポイント]]保有プレイヤーとして招待された。
  
2001年マスターズ東京と2002年マスターズ大阪では「Panzer Hunter」を2大会連続準優勝に導き、[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]を狙う[[森勝洋]]のために結成した「アンチャンズ」も2001年グランプリ台北で準優勝を果たし、森のルーキー獲得に貢献している。
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[[マスターズ東京01]]と[[マスターズ大阪02]]では「Panzer Hunters」を2大会連続準優勝に導き、[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]を狙う[[森勝洋]]のために結成した「アンチャンズ」も[[グランプリ台北01]]で準優勝を果たし、森のルーキー獲得に貢献している。また「Panzer Hunters」として参戦した[[マスターズヴェニス03]]では準決勝で「P.S.2」との日本人チーム対決に敗れはしたものの、緒戦で[[Kai Budde]]率いる「Phoenix Foundation」を降し、マスターズ大阪02での雪辱を果たしている。
また「Panzer Hunters」として参戦した2003年のマスターズ・ヴェニスでは準決勝で「P.S.2」との日本人チーム対決に敗れはしたものの、緒戦で[[Kai Budde]]率いる「[[Phoenix Foundation]]」を降し、マスターズ大阪での雪辱を果たしている。
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現在は東名コミュニティ「マジック虎の穴」のリーダー格として活躍している。
 
現在は東名コミュニティ「マジック虎の穴」のリーダー格として活躍している。
  
 
==特徴==
 
==特徴==
プレイヤーとしての実力はもちろん素晴らしいが、
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プレイヤーとしての実力はもちろん素晴らしいが、[[イタリックブルー]]を作り上げた[[デッキビルダー]]としての能力、[[ワイルドゾンビ]][[般若の面]]で披露した[[デッキチューナー]]としての能力、[[チーム戦]]での司令塔としての働き、コミュニティの統率力など、各分野で世界トップクラスの才能を持つ。
[[イタリックブルー]]を作り上げた[[デッキビルダー]]能力、
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[[ワイルドゾンビ]][[般若の面]]で披露した[[デッキチューナー]]能力、
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チーム戦での司令塔としての働き、コミュニティの統率力など、各分野で世界トップクラスの才能を持つ。
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チーム戦の[[ロチェスター・ドラフト]]において、石田のチームはすべて彼1人の指示でピックが行われている。
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チーム戦の[[ロチェスター・ドラフト]]における司令塔としての能力には特に定評があり、石田のチームはすべて彼1人の指示でピックが行われている。卓を掌握する能力は筆舌に尽くしがたく、対戦相手のチームのピックまでコントロールしているかのようである。[[グランプリ大阪05]]において、ドラフトのテーブルについていたあるジャッジが「彼は右脳と左脳の間に『チーム・ロチェ脳』を持っている」と言ったほどである。この能力を養うために、あるインタビューでは、チーム・ロチェスターのピックの練習を1人で(6人分のデッキを作成)1つのシーズンに100回行うと答えている。
その[[ボードコントロール]]は筆舌に尽くしがたく、対戦相手のチームのピックまでコントロールしているかのようである。
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*あるインタビューでチーム・ロチェスターのピックの練習を一人で(6人分のデッキを作成)一つのシーズンに100回行うと答えている。
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*05年GP大阪において、ドラフトのテーブルについていたあるジャッジが「彼は右脳と左脳の間に『チーム・ロチェ脳』を持っている」と言ったほどである。
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カードショップ「フューチャー・ビー」に就職。
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カードショップ「フューチャー・ビー」に就職。プロのテニスプレイヤーやスキーヤーの様に「スポンサー契約プレイヤー」であり、大会賞金ではなくてスポンサー契約料にて生計を立てている。名実共に「日本初の“プロ”プレイヤー」である。
プロのテニスプレイヤーやスキーヤーの様に「スポンサー契約プレイヤー」であり、大会賞金ではなくてスポンサー契約料にて生計を立てている。名実共に「日本初の“プロ”プレイヤー」である。
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==主な戦績==
 
==主な戦績==
 
*[[The Limits06]] ベスト4
 
*[[The Limits06]] ベスト4
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpkl06/welcome 2006年GPクアラルンプール] ベスト8
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*[[グランプリクアラルンプール06]] ベスト8
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gphama06ja/welcome 2006年GP浜松(チーム戦)] ベスト4(Limit Break)
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*[[グランプリ浜松06]] チーム戦ベスト4(Limit Break)
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpkita05ja/welcome 2005年GP北九州] ベスト8
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*[[グランプリ北九州05]] ベスト8
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpsing05/welcome 2005年GPシンガポール] 優勝
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*[[グランプリシンガポール05]] 優勝
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gposaka05ja/welcome 2005年GP大阪(チーム戦)] 準優勝(FireBall.Pros)
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*[[グランプリ大阪05]] チーム戦準優勝(www.shop-Fireballpros.com)
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptsea04ja/welcome 2004年PTシアトル(チーム戦)] 準優勝(www.shop-fireBall.com2)
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*[[プロツアーシアトル04]] チーム戦準優勝(www.shop-fireBall.com2)
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/mastersven03 2003年マスターズヴェニス(チーム戦)] ベスト4(Panzer Hunter)
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*[[グランプリ岡山04]] 準優勝
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/mastersosa02 2002年マスターズ大阪(チーム戦)] 準優勝(Panzer Hunter)
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*[[グランプリバンコク03]] 準優勝
*[http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=jpfin01/JPwelcome The Finals2001] 優勝
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*[[グランプリ京都03]] ベスト8
*[http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=gpkob01/JPwelcome 2001年GP神戸] 優勝
+
*[[マスターズヴェニス03]] チーム戦ベスト4(Panzer Hunters)
*[http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=GPTAIPEI01 2001年GP台北(チーム戦)] 準優勝(Anchans)
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*[[グランプリ札幌02]] ベスト4
*[http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=MASTERSTOK01 2001年マスターズ東京(チーム戦)] 準優勝(Panzer Hunter)
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*[[マスターズ大阪02]] チーム戦準優勝(Panzer Hunters)
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*[[グランプリ福岡02]] ベスト4
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*[[The Finals01]] 優勝
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*[[グランプリ仙台01]] ベスト8
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*[[グランプリ神戸01]] 優勝
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*[[グランプリ台北01]] チーム戦準優勝(Anchans)
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*[[マスターズ東京01]] チーム戦準優勝(Panzer Hunters)
 
*[[The Finals98]] ベスト8
 
*[[The Finals98]] ベスト8
*[http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=results/GPMANILA98 1998年GPマニラ] ベスト8
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*[[グランプリマニラ98]] ベスト8
*[[日本選手権98|1998年日本選手権]] 準優勝
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*[[アジア太平洋選手権98]] ベスト4
*[[日本選手権97|1997年日本選手権]] ベスト8
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*[[日本選手権98]] 準優勝
 
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*[[日本選手権97]] ベスト8
*2002年マジック・[[インビテーショナル]]出場
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<!-- Panzer Huntersですが、東京と大阪のマスターズでは「Panser Hunter」とsがついていませんでした。 -->
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*[[インビテーショナル02]]
  
 
==代表的なデッキ==
 
==代表的なデッキ==
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*[[トレンチ]]([[グランプリ神戸01]]優勝)
 
*[[トレンチ]]([[グランプリ神戸01]]優勝)
 
*[[ワイルドゾンビ]]([[グランプリ仙台01]]ベスト8)
 
*[[ワイルドゾンビ]]([[グランプリ仙台01]]ベスト8)
*[[般若の面]]([[ステロイド]]、[[The Finals01]]優勝)
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*[[般若の面]]([[青]][[メタ]][[ステロイド]]、[[The Finals01]]優勝)
*墨目スペシャル([[サイカトグ]]、[[グランプリシンガポール05]]優勝)
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*墨目スペシャル([[サイカトグ]]、[[グランプリシンガポール05]]優勝)
 
*[[明神フレア]]
 
*[[明神フレア]]
 
*[[発掘サイカトグ]]
 
*[[発掘サイカトグ]]
*[[オウリング・ボア]]([[グランプリ浜松06]]ベスト8)
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*[[オウリング・ボア]]([[グランプリ浜松06]]ベスト8)
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[実在の人物]]
 
*[[実在の人物]]

2008年11月2日 (日) 00:00時点における版

石田 格(いしだ いたる)は、日本マジック界の生き証人の1人と呼ばれるプレイヤー。「和の鉄人」。

目次

経歴

高校時代に「獨協四天王」の一人として頭角を現し、「日本最強の高校生」と評される。早くからプロツアー世界選手権に参戦し、世界規模での経験を積んでいく。

The Finals98アンチMoMa赤茶単アカデミーを披露し、翌年ウルザ・ブロック構築では翌年の日本選手権00を制する青茶単の原型となったイタリックブルーを作り上げるなど、この頃からデッキビルダーとしての才能を開花させる。

日本の大転換期、そして、彼の全盛期とも言える2001年の活躍はもはや伝説である。2月マスターズ東京01準優勝、5月グランプリ台北01準優勝、1350人を超える参加者を数えた8月のグランプリ神戸01で優勝し、待望の個人戦タイトルを獲得。10月マスターズニューオーリンズ・ゲートウェイ突破。11月のグランプリ仙台01では、1週間前に行われたグランプリラスベガス01で登場したワイルドゾンビをわずか1週間で極限のレベルにまで完成させ、スイスラウンドを13勝無敗1分で突破し、優勝こそ逃したものの、その才能を存分に見せつけた。勢いそのままに年末のThe Finals01ではメタゲームを読み切りメタステロイド般若の面を投入、観衆から「見ていて絶対負ける気がしない」と言わしめたほどの圧勝で優勝を飾る。

そして、これらの活躍の結果、インビテーショナル02にアジア太平洋地域の最多プロツアー・ポイント保有プレイヤーとして招待された。

マスターズ東京01マスターズ大阪02では「Panzer Hunters」を2大会連続準優勝に導き、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを狙う森勝洋のために結成した「アンチャンズ」もグランプリ台北01で準優勝を果たし、森のルーキー獲得に貢献している。また「Panzer Hunters」として参戦したマスターズヴェニス03では準決勝で「P.S.2」との日本人チーム対決に敗れはしたものの、緒戦でKai Budde率いる「Phoenix Foundation」を降し、マスターズ大阪02での雪辱を果たしている。

現在は東名コミュニティ「マジック虎の穴」のリーダー格として活躍している。

特徴

プレイヤーとしての実力はもちろん素晴らしいが、イタリックブルーを作り上げたデッキビルダーとしての能力、ワイルドゾンビ般若の面で披露したデッキチューナーとしての能力、チーム戦での司令塔としての働き、コミュニティの統率力など、各分野で世界トップクラスの才能を持つ。

チーム戦のロチェスター・ドラフトにおける司令塔としての能力には特に定評があり、石田のチームはすべて彼1人の指示でピックが行われている。卓を掌握する能力は筆舌に尽くしがたく、対戦相手のチームのピックまでコントロールしているかのようである。グランプリ大阪05において、ドラフトのテーブルについていたあるジャッジが「彼は右脳と左脳の間に『チーム・ロチェ脳』を持っている」と言ったほどである。この能力を養うために、あるインタビューでは、チーム・ロチェスターのピックの練習を1人で(6人分のデッキを作成)1つのシーズンに100回行うと答えている。

カードショップ「フューチャー・ビー」に就職。プロのテニスプレイヤーやスキーヤーの様に「スポンサー契約プレイヤー」であり、大会賞金ではなくてスポンサー契約料にて生計を立てている。名実共に「日本初の“プロ”プレイヤー」である。

主な戦績

代表的なデッキ

参考

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