コモン
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
32行: | 32行: | ||
*[[野生のナカティル/Wild Nacatl]](後に[[モダン]]で禁止カードに指定) | *[[野生のナカティル/Wild Nacatl]](後に[[モダン]]で禁止カードに指定) | ||
*[[怨恨/Rancor]](後に[[アンコモン]]に移行) | *[[怨恨/Rancor]](後に[[アンコモン]]に移行) | ||
+ | *[[マイアの処罰者/Myr Enforcer]] | ||
*[[頭蓋囲い/Cranial Plating]] | *[[頭蓋囲い/Cranial Plating]] | ||
*[[水蓮の花びら/Lotus Petal]] | *[[水蓮の花びら/Lotus Petal]] |
2013年5月29日 (水) 16:23時点における版
コモン(Common)は最も低い稀少度、またその稀少度に属するカードのことである。"Common"は「ありふれた」の意。
目次 |
概要
基本的に15枚入りのブースターパック1つにつき10または11枚封入されており、エキスパンション・シンボルの色は黒である。
コモンの基準
基本的に単純で標準的なカードで構成されるため、テキストの長いカード、複雑な処理をするカード、色の役割を逸脱したカードなどは含まれない。また、その出やすさからリミテッドの基本戦術を形成するため、リミテッドで支配的になってしまうカードも除外されている。
その単純さゆえに劇的なカードこそ少ないものの、強力なカードが無いというわけではない。また、小技であるがゆえに使いやすいというカード(⇒巨大化/Giant Growthなど)も多数存在する。
コモンと基本土地カードだけで作られたデッキはコモンデッキ(Magic OnlineではPauper)と呼ばれる。詳しくはそれぞれのページを参照。
レアリティの変更
現在のパワーバランスや以前の活躍を考慮して、過去のアンコモンが、コモンへ移行することがある。例としては、炎の壁/Wall of Fireがあげられる。
また逆に、過去のコモンが、アンコモンに移行することもある。例としては、怨恨/Rancorがあげられる。
強力なコモンカード
以下は、過去に存在した幾多のレアと比較してもかなり強力なコモンカードの一例である。
- 浄火の鎧/Empyrial Armor
- 対抗呪文/Counterspell(最初はアンコモンとして登場)
- 秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets
- 暗黒の儀式/Dark Ritual
- 大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(後にスタンダード・エクステンデッド・ミラディン・ブロック構築で禁止カードに指定)
- 稲妻/Lightning Bolt
- 火葬/Incinerate
- 火炎破/Fireblast
- 赤霊破/Red Elemental Blast
- 野生の雑種犬/Wild Mongrel
- 野生のナカティル/Wild Nacatl(後にモダンで禁止カードに指定)
- 怨恨/Rancor(後にアンコモンに移行)
- マイアの処罰者/Myr Enforcer
- 頭蓋囲い/Cranial Plating
- 水蓮の花びら/Lotus Petal
この性能のため様々なデッキで活躍しており、Pauper(コモンデッキ)でも各色の主力カードとなっている。入手のしやすさから、4枚積みされることも多い。
詳細は各カードの個別評価を参照。
- シングルカードでも、下手なアンコモンやレアより値段が高くなることもある。特にウルザズ・レガシー版の怨恨は、値段が高いコモンの代名詞である。