赤茶単アカデミー

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(概要)
 
(5人の利用者による、間の7版が非表示)
3行: 3行:
 
==概要==
 
==概要==
 
{{#card:Tolarian Academy}}
 
{{#card:Tolarian Academy}}
 +
{{#card:Fireball}}
  
当時のデッキには、相手の[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]を封じるためだけにトレイリアのアカデミーを4枚積みするものも多かったが、このデッキは[[軽い]][[マナ・アーティファクト]]を並べてMoMaと同じようにトレイリアのアカデミーを利用している。そうして生み出された大量の[[マナ]]からさらにアーティファクトを並べ、最終的には[[火の玉/Fireball]]などの[[X火力]]で勝負を決める。
+
当時の[[デッキ]]には、[[対戦相手]]の[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]を封じるためだけにトレイリアのアカデミーを4枚積みするものも多かったが、このデッキは[[軽い]][[マナ・アーティファクト]]を並べて[[MoMa]]と同じようにトレイリアのアカデミーを利用している。そうして生み出された大量の[[マナ]]からさらにアーティファクトを並べ、最終的には[[火の玉/Fireball]]などの[[X火力]]で勝負を決める。
  
 
上記の説明や下記のデッキリストを見てもらえればわかるが、後に[[世界選手権99]]を征した[[赤茶単]]とはかなり異なる。<!-- 世界選手権99時点ではむしろ赤茶単は地雷ととらえられていて、利用者もそんなに多くなかった気が。詳細をご存じの方、もし間違っていたら訂正お願いします。 -->
 
上記の説明や下記のデッキリストを見てもらえればわかるが、後に[[世界選手権99]]を征した[[赤茶単]]とはかなり異なる。<!-- 世界選手権99時点ではむしろ赤茶単は地雷ととらえられていて、利用者もそんなに多くなかった気が。詳細をご存じの方、もし間違っていたら訂正お願いします。 -->
11行: 12行:
  
 
==サンプルレシピ==
 
==サンプルレシピ==
 
 
*備考
 
*備考
 
**[[The Finals98]] ベスト8
 
**[[The Finals98]] ベスト8
19行: 19行:
  
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
|-
 
 
 
|-
 
|-
 
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
 
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ffddee"|クリーチャー (4)
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (4)
 
|-
 
|-
 
|4||[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]
 
|4||[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]
50行: 48行:
 
|4||[[通電式キー/Voltaic Key]]
 
|4||[[通電式キー/Voltaic Key]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddffee"|土地 (23)
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (23)
 
|-
 
|-
 
|15||[[山/Mountain]]
 
|15||[[山/Mountain]]
58行: 56行:
 
|4||[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]
 
|4||[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddeeff"|サイドボード
+
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
 
|-
 
|-
 
|1||[[地震/Earthquake]]
 
|1||[[地震/Earthquake]]
71行: 69行:
 
|}
 
|}
  
*アンチMoMaだけあって、MoMa対策[[カード]]が満載である。自分にも被害が及ぶ[[溶融/Meltdown]]まで入っている。また、MoMa対策以外は[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]や[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]などのアンチMoMa筆頭であった[[ウィニー]]への対策カードが入っている。
+
*アンチMoMaだけあって、MoMa対策[[カード]]が満載である。自分にも被害が及ぶ[[溶融/Meltdown]]まで入っている。
 +
*[[無のブローチ/Null Brooch]]も一見わかりにくいが、対策カードの1つ。MoMaが回り始める前に戦場に出すことが出来れば、決定的な呪文を打ち消すことが出来る。MoMa側は[[精神力/Mind Over Matter]]が戦場に出ていれば[[無のブローチ/Null Brooch]]をタップして無害化できるが、マナコストの違いから、先に出せることは多くは無い。基本的には[[転覆/Capsize]]や[[解呪/Disenchant]]で除去することになる。
 +
*MoMa対策以外は[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]や[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]などのアンチMoMa筆頭であった[[ウィニー]]への対策カードが入っている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[MoMa]]
 
*[[MoMa]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
 +
[[Category:赤単色デッキ|あかちやたんあかてみい]]
 +
[[Category:アーティファクトデッキ|あかちやたんあかてみい]]
 +
[[Category:コントロールデッキ|あかちやたんあかてみい]]
 +
[[Category:赤単コントロールデッキ|あかちやたんあかてみい]]
 +
[[Category:テンペスト・ブロックを含むスタンダードデッキ|あかちやたんあかてみい]]
 +
[[Category:ウルザ・ブロックを含むスタンダードデッキ|あかちやたんあかてみい]]

2024年3月13日 (水) 20:30時点における最新版

赤茶単アカデミー(Artifact Red Academy)は、MoMaの冬の真っ直中であった1998年末に作られたアンチMoMaデッキの1つ。The Finals98石田格が使用した。

[編集] 概要


Tolarian Academy / トレイリアのアカデミー
伝説の土地

(T):あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき(青)を加える。



Fireball / 火の玉 (X)(赤)
ソーサリー

この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(1)多くなる。
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち望む数を対象とする。火の玉はそれらにそれぞれ、X点を端数を切り捨てて均等に割った点数のダメージを与える。


当時のデッキには、対戦相手トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyを封じるためだけにトレイリアのアカデミーを4枚積みするものも多かったが、このデッキは軽いマナ・アーティファクトを並べてMoMaと同じようにトレイリアのアカデミーを利用している。そうして生み出された大量のマナからさらにアーティファクトを並べ、最終的には火の玉/FireballなどのX火力で勝負を決める。

上記の説明や下記のデッキリストを見てもらえればわかるが、後に世界選手権99を征した赤茶単とはかなり異なる。

また、同じ時期に作られた同じ茶単のアンチMoMaデッキとして、デレロー/Derelor陰極器/Cathodion愚鈍な自動人形/Mindless Automatonを主力とした「黒茶単アカデミー」が存在する。こちらはThe Finals98で中村聡が使用した。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (4)
4 陶片のフェニックス/Shard Phoenix
インスタント・ソーサリー (15)
3 地震/Earthquake
4 火の玉/Fireball
4 火葬/Incinerate
4 ショック/Shock
エンチャント・アーティファクト (18)
4 魔力の櫃/Mana Vault
4 呪われた巻物/Cursed Scroll
4 無のブローチ/Null Brooch
2 ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor
4 通電式キー/Voltaic Key
土地 (23)
15 山/Mountain
4 不毛の大地/Wasteland
4 トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
サイドボード
1 地震/Earthquake
4 紅蓮破/Pyroblast
2 破壊的脈動/Shattering Pulse
4 溶融/Meltdown
4 ボトルのノーム/Bottle Gnomes

[編集] 参考

QR Code.gif