芸術的な拒絶/Artistic Refusal
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2023年6月7日 (水) 20:41時点における最新版
インスタント
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱える段階であなたがタップした各クリーチャーはそれぞれ(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
以下から1つまたは両方を選ぶ。
・呪文1つを対象とする。それを打ち消す。
・カード2枚を引く。その後、カード1枚を捨てる。
取り消し/Cancelと目録/Catalogを1枚に纏め、召集をつけたインスタント。
1枚で過去のインスタント2枚分の働きをするが、そのままでは非常に重い。積極的に召集を使いたいところだが、打ち消しもドローも採用率の高いコントロールデッキで多数のクリーチャーが並ぶことは稀。かといって青絡みのウィニーに搭載すると、今度は召集の短所、攻撃クリーチャーの数を減らしがちな点が足を引っ張る。微妙に噛み合いが悪いため、構築で採用されるにはデッキをかなり選ぶだろう。
召集を持つ呪文全般に言えることではあるが、マナ総量を参照するカードとは相性が良い。機械兵団の進軍の範囲であれば、碑出告と開璃/Hidetsugu and Kairiは色が噛み合う上に死亡誘発で6点のライフロス。更にETBで戻したカードは踏み倒したこちらで引き切ることが可能。あちらのETBで手札のこれをライブラリーに戻せるので、ライブラリー操作でこれを仕込む必要も(能動的に死亡させられるなら)無い。
リミテッドでは構築に比べてクリーチャーの睨み合いになりやすく、必然的にアンタップ状態のクリーチャーが残りやすい。ただし対戦相手の戦闘フェイズ前に打ち消しが欲しい場合、召集を使うとブロッカーが減る羽目になる等のリスクもあり、無条件に使いやすい呪文という訳では無い。ピックする場合はそのまま唱えることを想定して1、2枚程度に収めておき、状況に応じて召集も使う、という程度にしておくのがよいか。
- 片方だけ選ぶことも可能だが、目録を使わないのはライブラリーアウト寸前の場合ぐらいだろう。
- イラストはニューカペナ/New Capennaでエラント/Errant達が光素/Halo入りのペイント弾で刻印の徒党/Etched Hostを攻撃している様子が描かれている。