湿地帯の血唱え/Marshland Bloodcaster
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− | + | [[呪文]]の[[マナ・コスト]]を[[ライフ]]での[[支払う|支払い]]に変える[[吸血鬼]]・[[邪術師]]。元手2[[マナ]]からライフの限り[[重い]]呪文でも[[唱える|唱え]]られるので、やっている事はかの[[チャネル/Channel]]に近い。 | |
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+ | [[タップ能力]]なので1度に1つの呪文にしか使えない上に、肝心の[[X]]呪文に対応していない点の使い勝手ではチャネルには大分劣る。それでもゲーム[[開始時のライフの総量]]が40点与えられている統率者戦では、[[起動]]にさえ漕ぎ付ければ強烈な威力を発揮する。[[起動コスト]]に2マナかかるので完全にタダにはならないとは言え、この程度のマナ負担ならば残したマナを[[踏み倒し]]たカードの後続サポートに回すには充分。例えば唱えた[[ファッティ]]に[[速攻]]を付与して一気に勝負を決めにかかったり、[[無限への突入/Enter the Infinite]]などが通った後に繋げる定番である[[大地の刃/Land's Edge]]の類や[[燃焼/Conflagrate]]の[[フラッシュバック]]を撃ち込めるだけの最低限のマナなどを確保しやすい。 | ||
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+ | [[クリーチャー]]である事は欠点でもあり利点にもなる。[[召喚酔い]]することや[[除去]]されやすいことは[[コンボパーツ]]としては欠点であるものの、[[システムクリーチャー]]の割に頑健な3/5[[飛行]]という性能は踏み倒しに費やしたいライフを守る役にも立つ。また、吸血鬼でもあるので、これ自体すらも[[傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord]]で踏み倒して[[コンボ]]を速攻で始動する様な芸当もできる。 | ||
*[[フレイバー・テキスト]]は、「more art than science(科学というよりは芸術だ)」と「artery(動脈)」を掛けたシャレ。 | *[[フレイバー・テキスト]]は、「more art than science(科学というよりは芸術だ)」と「artery(動脈)」を掛けたシャレ。 | ||
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{{フレイバーテキスト|Blood magic is more artery than science.}} | {{フレイバーテキスト|Blood magic is more artery than science.}} | ||
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+ | ==[[ルール]]== | ||
+ | *「マナ・コストではなくライフで支払う」効果は、[[代替コスト]]を定める効果である({{CR|118.9}})。 | ||
+ | **他の代替コストを適用して唱えることはできない。 | ||
+ | **その呪文の[[マナ・コスト]]に[[X]]が含まれる場合は、X=0でしか唱えられない。 | ||
+ | **ライフをコストとして支払えるのは、支払う量以上のライフ総量を持っている場合のみである({{CR|119.4}})。ライフが負の値になるような呪文は唱えることはできない。 | ||
+ | **代替されるのはマナ・コストのみである。[[追加コスト]]が要求されるならそれは支払わなければならない。また、[[コスト増加カード|コスト増加]]で要求されるマナをライフで支払うことはできないし、[[コスト減少カード|コスト減少]]効果では支払うライフが減ったりはしない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[コスト変更カード]] | ||
*[[カード個別評価:統率者2021]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:統率者2021]] - [[レア]] |
2022年4月11日 (月) 15:32時点における最新版
Marshland Bloodcaster / 湿地帯の血唱え (4)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 邪術師(Warlock)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 邪術師(Warlock)
飛行
(1)(黒),(T):あなたはこのターン、次に唱える呪文のマナ・コストを支払うのではなく、その呪文のマナ総量に等しい点数のライフを支払ってもよい。
呪文のマナ・コストをライフでの支払いに変える吸血鬼・邪術師。元手2マナからライフの限り重い呪文でも唱えられるので、やっている事はかのチャネル/Channelに近い。
タップ能力なので1度に1つの呪文にしか使えない上に、肝心のX呪文に対応していない点の使い勝手ではチャネルには大分劣る。それでもゲーム開始時のライフの総量が40点与えられている統率者戦では、起動にさえ漕ぎ付ければ強烈な威力を発揮する。起動コストに2マナかかるので完全にタダにはならないとは言え、この程度のマナ負担ならば残したマナを踏み倒したカードの後続サポートに回すには充分。例えば唱えたファッティに速攻を付与して一気に勝負を決めにかかったり、無限への突入/Enter the Infiniteなどが通った後に繋げる定番である大地の刃/Land's Edgeの類や燃焼/Conflagrateのフラッシュバックを撃ち込めるだけの最低限のマナなどを確保しやすい。
クリーチャーである事は欠点でもあり利点にもなる。召喚酔いすることや除去されやすいことはコンボパーツとしては欠点であるものの、システムクリーチャーの割に頑健な3/5飛行という性能は踏み倒しに費やしたいライフを守る役にも立つ。また、吸血鬼でもあるので、これ自体すらも傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlordで踏み倒してコンボを速攻で始動する様な芸当もできる。
- フレイバー・テキストは、「more art than science(科学というよりは芸術だ)」と「artery(動脈)」を掛けたシャレ。
Blood magic is more artery than science.
血の魔法は術というよりも脈である。