Goblin Wizard
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 (→参考) |
(126.75.186.153(トーク)による第336866版を取り消し) |
||
(9人の利用者による、間の9版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Goblin Wizard}} | {{#card:Goblin Wizard}} | ||
− | [[ゴブリン]]を[[マナ]] | + | [[手札]]の[[ゴブリン]]を[[マナ]]なしで[[戦場に出す]][[タップ能力]]と、ゴブリンに[[プロテクション]]([[白]])を付与する[[起動型能力]]を持つゴブリン・[[ウィザード]]。 |
− | ゴブリンは基本的に[[軽い|軽く]]、これ自体がゴブリンとしては[[重い]]ほうなので、 | + | ゴブリンは基本的に[[軽い|軽く]]、これ自体がゴブリンとしては[[重い]]ほうなので、[[コスト]]を踏み倒して出すメリットはあまり大きくない。だが、[[ゴブリンの突然変異/Goblin Mutant]]や[[ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon]]などの化け物もいるし、[[手札]]補充さえ間に合えば[[展開]]ペースは倍化する。何より[[対戦相手]]の[[ターン]]中に呼び出せば奇襲的[[ブロッカー]]に使える上に、擬似的[[速攻]]になる。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | また、ゴブリンにプロテクションを付加する能力が強力。[[ザ・ダーク]]当時の[[除去]]と言えば[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]であり、それを無効化できるのは価値が高かった。白のクリーチャーに[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されなくなったり、[[ハルマゲドン/Armageddon]]を撃たれてもゴブリンを展開できることから、特に[[セラマゲドン]]に強いカードと言える。出てしまえばかなり脅威度は高い。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ただ、通常のゴブリンデッキなら、のちに登場した[[ゴブリンの従僕/Goblin Lackey]]の方が優先されるだろう。いっそのこと、ゴブリンの従僕からこれを出すか。 | |
− | + | ||
+ | *[[Masters Edition]][[再録]]に伴う[[2007年]]9月7日の[[オラクル]]更新で[[ウィザード]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。これにより、[[カード名とクリーチャー・タイプが同じカード]]となった。 | ||
+ | *[[2021年]]11月の[[総合ルール]]更新まで、[[ゴブリンの魔術/Goblin Wizardry]]によって[[生成]]されるゴブリン・ウィザード・[[トークン]]は、このカードと[[カード名|同名]]であった。そのため[[撲滅/Eradicate]]などのカード名を参照する各種[[効果]]と相互作用を起こしていた。 | ||
+ | **現在のルールでは名前が定義されていないトークンの名前は「(サブタイプの単語を繋げたもの)・トークン」であるため、相互作用は起こらなくなった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | *[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | ||
− | *[[カード個別評価:ザ・ダーク]] - [[アンコモン]] | + | *[[カード名とクリーチャー・タイプが同じカード]] |
+ | *[[カード個別評価:ザ・ダーク]] - [[アンコモン]]1 | ||
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]] | ||
+ | |||
+ | [[Category:ザ・ダークの再録禁止カード]] |
2023年8月23日 (水) 18:11時点における最新版
Goblin Wizard (2)(赤)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) ウィザード(Wizard)
(T):あなたは、あなたの手札にあるゴブリン(Goblin)・パーマネント・カードを1枚戦場に出してもよい。
(赤):ゴブリン1つを対象とする。それはターン終了時までプロテクション(白)を得る。
手札のゴブリンをマナなしで戦場に出すタップ能力と、ゴブリンにプロテクション(白)を付与する起動型能力を持つゴブリン・ウィザード。
ゴブリンは基本的に軽く、これ自体がゴブリンとしては重いほうなので、コストを踏み倒して出すメリットはあまり大きくない。だが、ゴブリンの突然変異/Goblin Mutantやゴブリンのうすのろ/Goblin Goonなどの化け物もいるし、手札補充さえ間に合えば展開ペースは倍化する。何より対戦相手のターン中に呼び出せば奇襲的ブロッカーに使える上に、擬似的速攻になる。
また、ゴブリンにプロテクションを付加する能力が強力。ザ・ダーク当時の除去と言えば剣を鍬に/Swords to Plowsharesであり、それを無効化できるのは価値が高かった。白のクリーチャーにブロックされなくなったり、ハルマゲドン/Armageddonを撃たれてもゴブリンを展開できることから、特にセラマゲドンに強いカードと言える。出てしまえばかなり脅威度は高い。
ただ、通常のゴブリンデッキなら、のちに登場したゴブリンの従僕/Goblin Lackeyの方が優先されるだろう。いっそのこと、ゴブリンの従僕からこれを出すか。
- Masters Edition再録に伴う2007年9月7日のオラクル更新でウィザードのクリーチャー・タイプを獲得した。これにより、カード名とクリーチャー・タイプが同じカードとなった。
- 2021年11月の総合ルール更新まで、ゴブリンの魔術/Goblin Wizardryによって生成されるゴブリン・ウィザード・トークンは、このカードと同名であった。そのため撲滅/Eradicateなどのカード名を参照する各種効果と相互作用を起こしていた。
- 現在のルールでは名前が定義されていないトークンの名前は「(サブタイプの単語を繋げたもの)・トークン」であるため、相互作用は起こらなくなった。