相殺/Counterbalance
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[[パーミッション]][[デッキ]]に対しても高い効果が期待できる。呪文ではなく能力なので、ほとんどの打ち消し呪文では打ち消されない。[[カード・アドバンテージ]]を失わずに打ち消し合戦を制することができる。 | [[パーミッション]][[デッキ]]に対しても高い効果が期待できる。呪文ではなく能力なので、ほとんどの打ち消し呪文では打ち消されない。[[カード・アドバンテージ]]を失わずに打ち消し合戦を制することができる。 | ||
− | [[神河ブロック]]の[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]が最高の相棒。ライブラリーを操作しつつ、低[[マナ]]の呪文に対するソフト[[ロック]]状態を作り出すことができる。[[コールドスナップ]]の発売時期の問題で、相殺と師範の占い独楽の両カードの、[[スタンダード]]での共闘期間が短かったことが残念であったが、引き続いて、師範の占い独楽が[[禁止カード]]に指定されるまで[[エクステンデッド]] | + | [[神河ブロック]]の[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]が最高の相棒。ライブラリーを操作しつつ、低[[マナ]]の呪文に対するソフト[[ロック]]状態を作り出すことができる。[[コールドスナップ]]の発売時期の問題で、相殺と師範の占い独楽の両カードの、[[スタンダード]]での共闘期間が短かったことが残念であったが、引き続いて、師範の占い独楽が[[禁止カード]]に指定されるまで[[エクステンデッド]]で活躍し続けた。 |
− | *公開したカードはそのままライブラリーの一番上に残り続ける。次のカードがばれると共に、同じ[[ | + | [[レガシー]]でも[[相殺コントロール]]から変形した[[青白奇跡コントロール#レガシー|青白奇跡コントロール]]に上述のコンボが採用され長らく[[環境]]を支配していたが、2017年4月24日付けで師範の占い独楽が禁止カードに指定。その後[[先触れ/Portent]]採用型にシフトした奇跡コントロールにおいて、単体では機能しづらいこのカードは一時期ほぼ姿を消してしまった。それでも[[コンボデッキ]]などに対しては依然として強力であることから、現在は枚数を減らしながらも同デッキでたびたび見かけるカードになっている。 |
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+ | *公開したカードはそのままライブラリーの一番上に残り続ける。次のカードがばれると共に、同じ[[マナ総量]]の呪文を打ち消し続ける。 | ||
*[[能力]]が[[誘発]]するのは呪文が唱えられた時だが、カードを公開するのは能力の[[解決]]時であることに注意。つまり、対戦相手が唱えた呪文(のマナ・コスト)を見てから、ライブラリーの一番上のカードを合わせることが可能。 | *[[能力]]が[[誘発]]するのは呪文が唱えられた時だが、カードを公開するのは能力の[[解決]]時であることに注意。つまり、対戦相手が唱えた呪文(のマナ・コスト)を見てから、ライブラリーの一番上のカードを合わせることが可能。 | ||
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− | *[[ヴィンテージ]] | + | *[[ヴィンテージ]]ではお互いに0マナ・1マナの呪文が大量に含まれるケースが多いので、置くだけでもいい仕事をすることも。 |
*これによって何度も打ち消されるとまさに[[やる気デストラクション]]。いくらライブラリー操作などで打ち消しのしやすいデッキ構成になっているとしても、対戦相手からすればただライブラリーの上を見せられただけで自分の呪文が打ち消されてはたまらない。 | *これによって何度も打ち消されるとまさに[[やる気デストラクション]]。いくらライブラリー操作などで打ち消しのしやすいデッキ構成になっているとしても、対戦相手からすればただライブラリーの上を見せられただけで自分の呪文が打ち消されてはたまらない。 | ||
*「相殺」という名前の割りに、打ち消されるのは[[対戦相手]]だけであり、公開したカードも[[墓地]]へ置かれたりはしない。 | *「相殺」という名前の割りに、打ち消されるのは[[対戦相手]]だけであり、公開したカードも[[墓地]]へ置かれたりはしない。 | ||
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*[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[アンコモン]] | ||
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*[[Amonkhet Invocations]] | *[[Amonkhet Invocations]] |
2023年1月31日 (火) 19:09時点における最新版
エンチャント
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文のマナ総量が公開されたカードのマナ総量と等しいならば、その呪文を打ち消す。
ちょっと特殊な自動打ち消し。恒久的に使え、対戦相手のみに影響し、かつ呪文の種類を問わないのは他にエラヨウの本質/Erayo's Essenceのみ。エラヨウに比べ手間も少なく、早いターンから出せるので使いこなせば恐ろしい威力を発揮してくれるだろう。
問題点はその打ち消し条件。最悪毎ターン自分の次に引くカードがばれるだけに終わってしまうので、普通に使ったのではあまりにも博打が過ぎる。対戦相手が呪文を唱えた時点で「ライブラリーの一番上を公開する」能力がスタックに乗るので、ライブラリーの一番上を操作できるカードと組み合わせるのが一番だろう。
パーミッションデッキに対しても高い効果が期待できる。呪文ではなく能力なので、ほとんどの打ち消し呪文では打ち消されない。カード・アドバンテージを失わずに打ち消し合戦を制することができる。
神河ブロックの師範の占い独楽/Sensei's Divining Topが最高の相棒。ライブラリーを操作しつつ、低マナの呪文に対するソフトロック状態を作り出すことができる。コールドスナップの発売時期の問題で、相殺と師範の占い独楽の両カードの、スタンダードでの共闘期間が短かったことが残念であったが、引き続いて、師範の占い独楽が禁止カードに指定されるまでエクステンデッドで活躍し続けた。
レガシーでも相殺コントロールから変形した青白奇跡コントロールに上述のコンボが採用され長らく環境を支配していたが、2017年4月24日付けで師範の占い独楽が禁止カードに指定。その後先触れ/Portent採用型にシフトした奇跡コントロールにおいて、単体では機能しづらいこのカードは一時期ほぼ姿を消してしまった。それでもコンボデッキなどに対しては依然として強力であることから、現在は枚数を減らしながらも同デッキでたびたび見かけるカードになっている。
- 公開したカードはそのままライブラリーの一番上に残り続ける。次のカードがばれると共に、同じマナ総量の呪文を打ち消し続ける。
- 能力が誘発するのは呪文が唱えられた時だが、カードを公開するのは能力の解決時であることに注意。つまり、対戦相手が唱えた呪文(のマナ・コスト)を見てから、ライブラリーの一番上のカードを合わせることが可能。
- 土地や分割カードのマナ総量の扱いに注意。当該項目も参照。
- ヴィンテージではお互いに0マナ・1マナの呪文が大量に含まれるケースが多いので、置くだけでもいい仕事をすることも。
- これによって何度も打ち消されるとまさにやる気デストラクション。いくらライブラリー操作などで打ち消しのしやすいデッキ構成になっているとしても、対戦相手からすればただライブラリーの上を見せられただけで自分の呪文が打ち消されてはたまらない。
- 「相殺」という名前の割りに、打ち消されるのは対戦相手だけであり、公開したカードも墓地へ置かれたりはしない。
- 刹那持ちの呪文を打ち消す数少ない対抗策の1つである。これでクローサの掌握/Krosan Gripなんかを打ち消されたりすると泣くに泣けない。