意志を砕く者/Willbreaker
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+ | ただし[[除去耐性]]のない[[タフネス]]3のクリーチャーである[[本体]]は脆く、これ自身が除去されると奪った全てのクリーチャーのコントロールが元に戻ってしまうため、決して信頼性の高い[[フィニッシャー]]とは言えない。特に[[強化]][[オーラ]]を[[つける]]ことでコントロールを奪うのはハイリスクハイリターンな戦術になる。[[青]]得意の[[打ち消す|打ち消し]]呪文で守り切るか、はじめから除去されるものと考えて[[生け贄に捧げる]]手段を用意しておければなお良い。 | ||
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+ | *類似の方式のコントロール奪取能力を持つ[[オブジェクト]]として、[[ダク・フェイデン/Dack Fayden]]の-6[[忠誠度能力]]による[[紋章]]がある。あちらはすべての種類の[[パーマネント]]に対して[[誘発]]するが、[[誘発条件]]になっているのは呪文のみ。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[レア]] |
2020年12月31日 (木) 03:46時点における最新版
Willbreaker / 意志を砕く者 (3)(青)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
対戦相手がコントロールするクリーチャー1体があなたのコントロールする呪文や能力の対象になるたび、あなたが意志を砕く者をコントロールし続けているかぎり、それのコントロールを得る。
2/3呪文や能力の対象にとったクリーチャーのコントロールを奪う、一風変わった誘発型能力を持つウィザード。
複数のクリーチャーをコントロール奪取できれば非常に大きなボード・アドバンテージとなる。破壊による除去やバウンスとは噛み合わないが、タッパー、強化、能力付加、ダメージの低い火力などクリーチャーを生き残らせつつ対象にとる効果は多い。特に繰り返し使えるパーマネントの能力と組み合わせると対戦相手のクリーチャーを根こそぎ奪うことも夢ではない。同セットのアンコモン以下にもギラプールの霊気格子/Ghirapur Aether Gridやつむじ風のならず者/Whirler Rogue、アクロスの看守/Akroan Jailerが存在し、このコンボはリミテッドでも十分狙っていける。
ただし除去耐性のないタフネス3のクリーチャーである本体は脆く、これ自身が除去されると奪った全てのクリーチャーのコントロールが元に戻ってしまうため、決して信頼性の高いフィニッシャーとは言えない。特に強化オーラをつけることでコントロールを奪うのはハイリスクハイリターンな戦術になる。青得意の打ち消し呪文で守り切るか、はじめから除去されるものと考えて生け贄に捧げる手段を用意しておければなお良い。
- 類似の方式のコントロール奪取能力を持つオブジェクトとして、ダク・フェイデン/Dack Faydenの-6忠誠度能力による紋章がある。あちらはすべての種類のパーマネントに対して誘発するが、誘発条件になっているのは呪文のみ。