リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul's Vault

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[[手札]]こそ増えないが、ライフによる検索続行が非常に魅力的。3、4点のライフを支払えば[[デッキ]]の半分くらいは[[サーチ]]できる。最終的に選んだ5枚の内容によっては、事実上数枚分の[[教示者]]を使ったのとほとんど変わらない。
 
[[手札]]こそ増えないが、ライフによる検索続行が非常に魅力的。3、4点のライフを支払えば[[デッキ]]の半分くらいは[[サーチ]]できる。最終的に選んだ5枚の内容によっては、事実上数枚分の[[教示者]]を使ったのとほとんど変わらない。
  
これによって自滅するようなことはないが、教示者と違って1枚[[挿す|挿し]]のカードをサーチすることは当然向かない。多くの枚数を割いているコンボパーツを同時に揃えたいときなどに特に力を発揮するカードである。
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これによって自滅するようなことはないが、教示者と違って1枚[[挿す|挿し]]の[[カード]]をサーチすることは当然向かない。多くの枚数を割いている[[コンボパーツ]]を同時に揃えたいときなどに特に力を発揮するカードである。
  
 
当時の[[トーナメント]]である程度使用されていた他、[[コンボデッキ]]では[[キーカード]]を引っ張ってくるのに役立つため、[[ヴィンテージ]]等でも長く使われ続けている。
 
当時の[[トーナメント]]である程度使用されていた他、[[コンボデッキ]]では[[キーカード]]を引っ張ってくるのに役立つため、[[ヴィンテージ]]等でも長く使われ続けている。
  
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*5枚をキープするまでは[[ライブラリーの一番下]]に望む順番で置けるのもポイント。[[ライブラリー]]が5の倍数でなければ、大量のライフを支払う事で2周目以降に突入して望む5枚の組み合わせにすることも可能。
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**その場合でも、積み込むまでの間に膨大な時間が掛かるので[[遅いプレイ]]に引っかかりかねない。
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*実際の英語[[カード名]]は曲折アクセント記号付きの《Lim-Dûl's Vault》。
 
*[[アライアンス]]には日本語版が存在しないが、[[統率者2013]]に収録された際に日本語名と{{Gatherer|id=377823|新規イラスト}}が与えられた。
 
*[[アライアンス]]には日本語版が存在しないが、[[統率者2013]]に収録された際に日本語名と{{Gatherer|id=377823|新規イラスト}}が与えられた。
 
==[[ライブラリー]]を一周させる==
 
ライブラリーの枚数が5の倍数でないなら大量のライフを支払うことになるがサーチを1周させることでカードの周期がずれるので強引に欲しいカードの組み合わせを作ることができる。特に2枚のキーカードならライブラリーの枚数が5の倍数でないならライブラリーの枚数に関わらず2組の中にそれぞれ1枚あればいいので探しやすい。ライフが1点でも残ればコンボで勝てるときは戻す際の順番にも気を使おう。ただし、次の組の内容は(最後の組でないなら)不確定であることを留意する必要がある。
 
 
ライブラリーを5で割ったときの余りの数を次の5枚のペアに送れるので2枚コンボなら5枚の中にキーカードが1枚きたなら次のペアに混ざれる位置に並び替えて底に置くと次の5枚の中にコンボパーツの残りがあった場合1週することで揃えることができる。
 
 
ただしライブラリーの剰余が1枚か4枚のときは3枚のコンボパーツを1週させてでも探すときには事故が剰余が2,3枚のときと違いうまくいかない場合があるので注意。
 
*剰余1枚でコンボパーツ3枚が直前の5枚(の最後の1枚)と合わせてもそろわず、5枚の中にコンボパーツが2枚以上来たときにその5枚の中から1枚、次の5枚の中から4枚という組み合わせになり、当然次の5枚は確定してないのでどちらかを切らねばならない。
 
*剰余が4のときも同様に5枚の組の中から4枚+次の5枚の中から1枚なので、コンボパーツが1枚足りない組+その足りないパーツが次の組にある、という配列でないかぎり揃えることができない。
 
*剰余が2枚か3枚なら前後の組の中から欲しいカードがそれぞれ2枚あっても組み合わせを作れるので柔軟性が高い。
 
*[[無限ライフ]]がありライブラリーが5の倍数でないならば好きな5枚の組み合わせを作ることができる。
 
  
 
==オラクルの変遷==
 
==オラクルの変遷==
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==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''リム=ドゥールの櫃/Lim-Dûl's Vault'''はその名の通り[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]の蔵書蔵({{Gatherer|id=3223|イラスト1}},{{Gatherer|id=377823|2}}})。小説[[The Eternal Ice]]によると、リム=ドゥールの居城、[[トレッサーホーン/Tresserhorn]]にはこのように貴重な書物が収められている。
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'''リム=ドゥールの櫃/Lim-Dûl's Vault'''はその名の通り[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]の蔵書蔵({{Gatherer|id=3223|イラスト1}},{{Gatherer|id=377823|2}})。小説[[The Eternal Ice]]によると、リム=ドゥールの居城、[[トレッサーホーン/Tresserhorn]]にはこのように貴重な書物が収められている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アライアンス]] - [[アンコモン]]2
 
*[[カード個別評価:アライアンス]] - [[アンコモン]]2
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[アンコモン]]
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*[[Secret Lair 30th Anniversary Countdown Kit]]
 
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2023年1月3日 (火) 15:58時点における最新版


2マナライブラリー操作ができるインスタントライブラリーの一番上から5枚の順番を入れ替えることができるが、その5枚が気に入らなければライフ支払って交換できる。

手札こそ増えないが、ライフによる検索続行が非常に魅力的。3、4点のライフを支払えばデッキの半分くらいはサーチできる。最終的に選んだ5枚の内容によっては、事実上数枚分の教示者を使ったのとほとんど変わらない。

これによって自滅するようなことはないが、教示者と違って1枚挿しカードをサーチすることは当然向かない。多くの枚数を割いているコンボパーツを同時に揃えたいときなどに特に力を発揮するカードである。

当時のトーナメントである程度使用されていた他、コンボデッキではキーカードを引っ張ってくるのに役立つため、ヴィンテージ等でも長く使われ続けている。

  • 5枚をキープするまではライブラリーの一番下に望む順番で置けるのもポイント。ライブラリーが5の倍数でなければ、大量のライフを支払う事で2周目以降に突入して望む5枚の組み合わせにすることも可能。
    • その場合でも、積み込むまでの間に膨大な時間が掛かるので遅いプレイに引っかかりかねない。
  • 実際の英語カード名は曲折アクセント記号付きの《Lim-Dûl's Vault》。
  • アライアンスには日本語版が存在しないが、統率者2013に収録された際に日本語名と新規イラストが与えられた。

[編集] オラクルの変遷

一時期、「最後に見たカードを一旦ゲームから取り除き切り直した後に取り除いたカードをライブラリーの一番上に置く」ようにするエラッタが出されていたが、Masters Edition再録に伴う2007年9月7日のオラクル更新で、ゲーム外領域を用いないように戻された。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

アライアンスアンコモン2の多色カードサイクル。いずれも友好色2色の組み合わせである。

[編集] ストーリー

リム=ドゥールの櫃/Lim-Dûl's Vaultはその名の通りリム=ドゥール/Lim-Dulの蔵書蔵(イラスト1,2)。小説The Eternal Iceによると、リム=ドゥールの居城、トレッサーホーン/Tresserhornにはこのように貴重な書物が収められている。

[編集] 参考

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