Contagion
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*[[-2/-1カウンター]]という非常に珍しいカウンターを用いる。 昨今、このようなカードは[[+1/+1カウンター]]との混同を避けるために[[テキスト]]を修正される方向にあるのだが、カードの特性上修正できないままにある。 | *[[-2/-1カウンター]]という非常に珍しいカウンターを用いる。 昨今、このようなカードは[[+1/+1カウンター]]との混同を避けるために[[テキスト]]を修正される方向にあるのだが、カードの特性上修正できないままにある。 | ||
− | ** | + | **[[的盧馬/Riding the Dilu Horse]]のような記述にすることでカウンターを使わない形にはできるが、今以上に混乱の元になる上機能が変わってしまう。 |
*[[猫]]が少なかった当時、その強さと{{Gatherer|id=3069}}から一部の猫ファンから密かな人気があった。「クロネコ」の愛称で呼ばれていたことも。 | *[[猫]]が少なかった当時、その強さと{{Gatherer|id=3069}}から一部の猫ファンから密かな人気があった。「クロネコ」の愛称で呼ばれていたことも。 | ||
− | *[[サイクル]]中、これと[[Force of Will]]だけ[[代替コスト]]に[[ライフ]]を要する。つまりそれだけ効果が強力だと考えられていた訳だが、[[トーナメント]]における使用頻度を見るに、ライフ1点では足りなかったようである。 | + | *[[サイクル]]中、これと[[意志の力/Force of Will]]だけ[[代替コスト]]に[[ライフ]]を要する。つまりそれだけ効果が強力だと考えられていた訳だが、[[トーナメント]]における使用頻度を見るに、ライフ1点では足りなかったようである。 |
*'''Contagion'''とは伝染病のこと。この{{Gatherer|id=3069}}は伝染病で死んだ人間と生き残った猫だと思われる。黒猫が死を象徴するものとして描かれているのが印象的。 | *'''Contagion'''とは伝染病のこと。この{{Gatherer|id=3069}}は伝染病で死んだ人間と生き残った猫だと思われる。黒猫が死を象徴するものとして描かれているのが印象的。 | ||
− | *[[タイムシフト]]での再録が検討されていたが、[[コールドスナップ]]の開発が決定された際に[[アイスエイジ・ブロック]]のメカニズムを持つカードはタイムシフト枠から外され、[[コールドスナップ]]用に新たにデザインされることとなった。 Contagionもその例から漏れることはなく、その役割は[[魂の撃ち込み/Soul Spike]]として、コールドスナップに加えられた(→[http:// | + | *[[タイムシフト]]での再録が検討されていたが、[[コールドスナップ]]の開発が決定された際に[[アイスエイジ・ブロック]]のメカニズムを持つカードはタイムシフト枠から外され、[[コールドスナップ]]用に新たにデザインされることとなった。 Contagionもその例から漏れることはなく、その役割は[[魂の撃ち込み/Soul Spike]]として、コールドスナップに加えられた(→[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/not-their-time-2006-10-06 Not Their Time]参照)。 |
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2016年8月25日 (木) 22:05時点における最新版
Contagion (3)(黒)(黒)
インスタント
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたは1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある黒のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
1体か2体のクリーチャーを対象とする。それらの上に-2/-1カウンターを2個、望むように割り振って置く。
アライアンスを代表するメカニズム、ピッチスペルの1つ。当時の妨害用オーラ、衰弱/Weakness2枚分の効果をたたき出す、優秀な除去・弱体化呪文として作られていた。後世のカードでみれば、インスタント・タイミングで使える面も含めて虚弱/Feebleness2枚分、というのがより適切だろうか。インスタントなので、虚弱同様コンバット・トリックにも使える。
カウンターはターン終了後も残るため大型クリーチャーに対しても抑止力になる。マイナス修整なので軽減できず、再生も破壊不能も意味を成さないのも強み。また、虚弱のように帰化/Naturalizeや解呪/Disenchantなどで破壊されることはないのもメリットである。
ネクロポーテンス/Necropotenceとの相性は抜群で、手札1枚という代替コストはネクロではライフ1点に過ぎない。ネクロディスクなどのデッキでは必須カードだった。
また旧エクステンデッド環境でも黒系コントロールデッキによく入っていた。ウィニーの出鼻をくじくのに特に有効だったのである。
- -2/-1カウンターという非常に珍しいカウンターを用いる。 昨今、このようなカードは+1/+1カウンターとの混同を避けるためにテキストを修正される方向にあるのだが、カードの特性上修正できないままにある。
- 的盧馬/Riding the Dilu Horseのような記述にすることでカウンターを使わない形にはできるが、今以上に混乱の元になる上機能が変わってしまう。
- 猫が少なかった当時、その強さとイラストから一部の猫ファンから密かな人気があった。「クロネコ」の愛称で呼ばれていたことも。
- サイクル中、これと意志の力/Force of Willだけ代替コストにライフを要する。つまりそれだけ効果が強力だと考えられていた訳だが、トーナメントにおける使用頻度を見るに、ライフ1点では足りなかったようである。
- Contagionとは伝染病のこと。このイラストは伝染病で死んだ人間と生き残った猫だと思われる。黒猫が死を象徴するものとして描かれているのが印象的。
- タイムシフトでの再録が検討されていたが、コールドスナップの開発が決定された際にアイスエイジ・ブロックのメカニズムを持つカードはタイムシフト枠から外され、コールドスナップ用に新たにデザインされることとなった。 Contagionもその例から漏れることはなく、その役割は魂の撃ち込み/Soul Spikeとして、コールドスナップに加えられた(→Not Their Time参照)。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
アライアンスのピッチスペル。手札から同じ色のカードを追放することで、マナ・コストを支払わずに唱えることができる(意志の力/Force of WillとContagionは1点のライフも要求する)。