ホラー

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'''ホラー'''/''Horror''は[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。その名の通りの、恐ろしく禍々しい存在である。
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'''ホラー'''/''Horror''は[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。その名の通りの、恐ろしく禍々しい形容しがたい存在である。
  
 
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[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/stf/17 Insights from the Inbox]によると、ホラーは身の毛のよだつ、[[黒]]に属した、ありうべからざる種々雑多な存在のことである。ホラーは、おどろおどろしい様々な発生源から誕生する可能性を持つとされる(発生源の例:狂人の[[催眠魔/Hypnox|悪夢]]。正邪の区別なき[[ルーデヴィックの実験材料/Ludevic's Test Subject|魔法研究実験]]。深く考えると狂気に陥る[[地獄の番人/Hell's Caretaker|地獄界の深淵]]を探究する。物体と肉体の不浄な組み合わせによって生まれた下僕であり[[エーテリウムの嫌悪者/Etherium Abomination|常識外れの構造物]])。
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初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[星界からの恐怖/Cosmic Horror]]。当時は他に類の無いような[[クリーチャー]]は[[カード名]]=クリーチャー・タイプである事が多く、ホラーはこれと[[アライアンス]]の[[Krovikan Horror]]ぐらいしかいなかった。[[ウルザズ・サーガ]]から異形のクリーチャーはホラーに纏められるようになり、[[第6版]]の[[隠された恐怖/Hidden Horror]]など[[再録]]でホラーに変更されたものもいる。[[オデッセイ・ブロック]]では[[黒]][[ナイトメア]]や「[[取り憑かれたエイヴン/Possessed Aven|取り憑かれたクリーチャー]]」などで数を増やした。[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]では[[カテラン組合の首領/Cateran Overlord|カテラン組合]][[傭兵]]の多くがホラーの仲間となった。[[異界月]]では[[エムラクール/Emrakul]]の影響を受けて変質したクリーチャーが本来の[[種族]]に加えてこのタイプを併せ持ち、また[[人間]]が[[エルドラージ]]化したクリーチャーはエルドラージ・ホラーとなるようだ。[[種族]]寄りのタイプではあるが、[[ゾンビ]]のように他の種族タイプと併記されることも多いタイプ(ゾンビ・ホラーも存在する)。[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ]]では[[精神剥ぎ/Mind Flayarrrs]]([[青黒]])のテーマに選ばれ、[[タイプ的カード]]もいくつか追加された。[[ダスクモーン:戦慄の館]]では[[ダスクモーン/Duskmourn]]の館が生み出す[[館底種/Cellarspawn]]としてセットの象徴的クリーチャーの1つとして扱われた。
  
姿形を見ると、[[隠された恐怖/Hidden Horror]]のようにおぞましいものから、[[疫病吐き/Plague Spitter]]のようにかわいらしいものまでさまざま。そのほとんどが黒であるが、[[トーメント]]の「取り憑かれた」[[サイクル]]など、他の[[色]]にも若干存在する。黒の特徴である、[[スーサイド|自虐的な]][[能力]]を持つ[[クリーチャー]]が多い。能力がリスキーな反面、凶悪なものも数多く存在し、[[プレイヤー]]の使い方が非常に問われる種族である。
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大半が黒のクリーチャーであるが、全[[色]][[無色]][[アーティファクト・クリーチャー]]にも存在する。
  
[[大型クリーチャー|大型]]から[[小型クリーチャー|小型]]まで一通り[[サイズ]]は揃っており、主に[[レア]]や[[アンコモン]][[カード]]が多い。一世を風靡したメジャーどころからマイナーなものまで、使ってみてなかなか楽しい種族である。
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形容できない存在が属するタイプであるため、共通するようなカードデザインは無い。[[サイズ]][[小型クリーチャー|小型]]から[[大型クリーチャー|大型]]までバラバラ。強いて言えば[[ペナルティ能力]]や[[プレイヤー]]自身に何かを要求する[[スーサイド]]式のクリーチャーが多い。ダスクモーン:戦慄の館及び[[ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ]]ではすべて[[クリーチャー・エンチャント]]であり、[[兆候]]を持つ[[サイクル]]が登場した。
  
[[伝説のクリーチャー]][[ガロウブレイド/Gallowbraid]][[モリンフェン/Morinfen]][[心を削るものグリール/Greel, Mind Raker]][[サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc]]の4体。この4体はもともとホラーではなかったが、2007年4月の[[オラクル]]変更でガロウブレイドとモリンフェンが、[[2007年9月サブタイプ変更]]でグリールが、2008年1月にサーボ・タヴォークがホラーとなった。
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[[タイプ的カード]]の多くは統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキのものであり、それ以外で収録されたものにはホラー以外のクリーチャーを[[手札]]に戻す[[目覚めた恐怖/Awoken Horror]]、ホラー以外のクリーチャーの[[能力]]を失わせ2/2にする[[ヘドロの怪物/Sludge Monster]]、ホラーか[[ナイトメア]]が出ると[[ライブラリー破壊]]を行う[[恐怖の顕現、ウンブリス/Umbris, Fear Manifest]]、ホラー、ナイトメア、[[デーモン]][[コスト]]を軽くする[[古の館底種/Ancient Cellarspawn]]が存在する。
  
*ホラー・[[トークン]]を出す[[カード]][[狩り立てられたラマスー/Hunted Lammasu]]、[[ファイレクシアの再誕/Phyrexian Rebirth]]、[[夜翼の呼び声/Call of the Nightwing]]の3枚。
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[[伝説の]]ホラーは[[ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ]]現在41体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Horror 「伝説の(Legendary)・ホラー(Horror)」でWHISPER検索]<ref group="注釈">Whisperデータベースでは[[Mind Flayer, the Shadow]]はユニバースウィズイン版である[[精神のフレイル、アルヴィノクス/Arvinox, the Mind Flail]]で登録されています。</ref>)が、これらに加え[[魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation]]から[[生成]]される[[トークン]]である'''アトロパル'''/''Atropal''や、[[フェンリックの呪い/The Curse of Fenric]]によりクリーチャーが変化させられる'''フェンリック'''/''Fenric''も存在する。
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ホラー・[[トークン]]を[[生成]]する[[カード]]も多数存在する({{WHISPER検索/カードテキスト|Horror トークン|ホラー(Horror) トークン}})。また、[[Delight in the Hunt]]など[[計略]]カードにも4枚存在する。異界月に収録されたものは共通して3/2の[[無色]]の[[エルドラージ]]・ホラー・トークンを生成するが、それ以外のカードでは色やサイズはまちまち。(→[[トークン一覧]])
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ホラーに変化したりさせたりするカードは[[隠れ潜む邪悪/Lurking Evil]]、[[森の悪霊の堕落者/Woodwraith Corrupter]]、[[ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem]]、[[ディミーアの魔鍵/Dimir Keyrune]]、[[イリシッドの収穫者/Illithid Harvester]]、[[眠らずの小屋/Restless Cottage]]、[[フェンリックの呪い/The Curse of Fenric]]、[[ジャンプスケア/Jump Scare]]が存在する。
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==ストーリー==
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[https://web.archive.org/web/20220821103730/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/insights-inbox-2008-12-17 Insights from the Inbox(Internet Archive)]によると、ホラーは身の毛のよだつ、黒に属した、ありうべからざる種々雑多な存在のことである。ホラーは、おどろおどろしい様々な発生源から誕生する可能性を持つとされる(発生源の例:狂人の[[催眠魔/Hypnox|悪夢]]。正邪の区別なき[[ルーデヴィックの実験材料/Ludevic's Test Subject|魔法研究実験]]。深く考えると狂気に陥る[[地獄の番人/Hell's Caretaker|地獄界の深淵]]を探究する。物体と肉体の不浄な組み合わせによって生まれた下僕であり[[エーテリウムの嫌悪者/Etherium Abomination|常識外れの構造物]])。
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姿形を見ると、[[隠された恐怖/Hidden Horror]]({{Gatherer|id=4460}})のようにおぞましいものから、[[疫病吐き/Plague Spitter]]({{Gatherer|id=23021}})のようにかわいらしいものまでさまざま。
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==脚注==
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===注釈===
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==参考==
 
==参考==
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Horror|ホラー}}
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Horror|ホラー(Horror)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Horror}|ホラー(Horror)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|ほらー]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|ほらー]]
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2024年9月26日 (木) 11:17時点における最新版

ホラー/Horrorクリーチャー・タイプの1つ。その名の通りの、恐ろしく禍々しい形容しがたい存在である。


Phyrexian Negator / ファイレクシアの抹殺者 (2)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)

トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。

5/5


Emrakul's Evangel / エムラクールの福音者 (2)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ホラー(Horror)

(T),エムラクールの福音者と、望む数の他のエルドラージ(Eldrazi)でないクリーチャーを生け贄に捧げる:これにより生け贄に捧げられたクリーチャー1体につき、無色の3/2のエルドラージ・ホラー(Horror)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

3/2


Atraxa, Praetors' Voice / 法務官の声、アトラクサ (緑)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 天使(Angel) ホラー(Horror)

飛行、警戒、接死、絆魂
あなたの終了ステップの開始時に、増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)

4/4

初出はレジェンド星界からの恐怖/Cosmic Horror。当時は他に類の無いようなクリーチャーカード名=クリーチャー・タイプである事が多く、ホラーはこれとアライアンスKrovikan Horrorぐらいしかいなかった。ウルザズ・サーガから異形のクリーチャーはホラーに纏められるようになり、第6版隠された恐怖/Hidden Horrorなど再録でホラーに変更されたものもいる。オデッセイ・ブロックではナイトメアや「取り憑かれたクリーチャー」などで数を増やした。クリーチャー・タイプ大再編ではカテラン組合傭兵の多くがホラーの仲間となった。異界月ではエムラクール/Emrakulの影響を受けて変質したクリーチャーが本来の種族に加えてこのタイプを併せ持ち、また人間エルドラージ化したクリーチャーはエルドラージ・ホラーとなるようだ。種族寄りのタイプではあるが、ゾンビのように他の種族タイプと併記されることも多いタイプ(ゾンビ・ホラーも存在する)。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキでは精神剥ぎ/Mind Flayarrrs青黒)のテーマに選ばれ、タイプ的カードもいくつか追加された。ダスクモーン:戦慄の館ではダスクモーン/Duskmournの館が生み出す館底種/Cellarspawnとしてセットの象徴的クリーチャーの1つとして扱われた。

大半が黒のクリーチャーであるが、全無色アーティファクト・クリーチャーにも存在する。

形容できない存在が属するタイプであるため、共通するようなカードデザインは無い。サイズ小型から大型までバラバラ。強いて言えばペナルティ能力プレイヤー自身に何かを要求するスーサイド式のクリーチャーが多い。ダスクモーン:戦慄の館及びダスクモーン:戦慄の館統率者デッキではすべてクリーチャー・エンチャントであり、兆候を持つサイクルが登場した。

タイプ的カードの多くは統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキのものであり、それ以外で収録されたものにはホラー以外のクリーチャーを手札に戻す目覚めた恐怖/Awoken Horror、ホラー以外のクリーチャーの能力を失わせ2/2にするヘドロの怪物/Sludge Monster、ホラーかナイトメアが出るとライブラリー破壊を行う恐怖の顕現、ウンブリス/Umbris, Fear Manifest、ホラー、ナイトメア、デーモンコストを軽くする古の館底種/Ancient Cellarspawnが存在する。

伝説のホラーはダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ現在41体存在する(「伝説の(Legendary)・ホラー(Horror)」でWHISPER検索[注釈 1])が、これらに加え魂を喰らう墓/Tomb of Annihilationから生成されるトークンであるアトロパル/Atropalや、フェンリックの呪い/The Curse of Fenricによりクリーチャーが変化させられるフェンリック/Fenricも存在する。

ホラー・トークン生成するカードも多数存在する(「ホラー(Horror) トークン」でテキスト検索)。また、Delight in the Huntなど計略カードにも4枚存在する。異界月に収録されたものは共通して3/2の無色エルドラージ・ホラー・トークンを生成するが、それ以外のカードでは色やサイズはまちまち。(→トークン一覧

ホラーに変化したりさせたりするカードは隠れ潜む邪悪/Lurking Evil森の悪霊の堕落者/Woodwraith Corrupterファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totemディミーアの魔鍵/Dimir Keyruneイリシッドの収穫者/Illithid Harvester眠らずの小屋/Restless Cottageフェンリックの呪い/The Curse of Fenricジャンプスケア/Jump Scareが存在する。

[編集] ストーリー

Insights from the Inbox(Internet Archive)によると、ホラーは身の毛のよだつ、黒に属した、ありうべからざる種々雑多な存在のことである。ホラーは、おどろおどろしい様々な発生源から誕生する可能性を持つとされる(発生源の例:狂人の悪夢。正邪の区別なき魔法研究実験。深く考えると狂気に陥る地獄界の深淵を探究する。物体と肉体の不浄な組み合わせによって生まれた下僕であり常識外れの構造物)。

姿形を見ると、隠された恐怖/Hidden Horrorイラスト)のようにおぞましいものから、疫病吐き/Plague Spitterイラスト)のようにかわいらしいものまでさまざま。

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. WhisperデータベースではMind Flayer, the Shadowはユニバースウィズイン版である精神のフレイル、アルヴィノクス/Arvinox, the Mind Flailで登録されています。

[編集] 参考

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