側面攻撃

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(スタックルールそのものが存在しなかったので側面攻撃に限定した事では無い、血の渇きの挙動が特殊な事から特筆する記述ではないと思うため削除)
 
(4人の利用者による、間の4版が非表示)
3行: 3行:
 
|英名=Flanking
 
|英名=Flanking
 
|種別=[[誘発型能力]]
 
|種別=[[誘発型能力]]
|登場セット=[[ミラージュ・ブロック]]<br />[[時のらせんブロック]]
+
|登場セット=[[ミラージュ・ブロック]]<br/>[[時のらせんブロック]]<br/>[[統率者2016]]
 
|リーガル=legal
 
|リーガル=legal
|CR=702.22
 
 
}}
 
}}
'''側面攻撃'''(そくめんこうげき)/''Flanking''は、[[ミラージュ・ブロック]]に登場し、[[時のらせんブロック]]で復活した[[キーワード能力]]。[[クリーチャー]]が持つ、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の間に[[誘発]]する[[誘発型能力]]である。
+
'''側面攻撃'''(そくめんこうげき)/''Flanking''は、[[ミラージュ・ブロック]]で初登場し、[[時のらせんブロック]]および[[統率者2016]]で再登場した[[キーワード能力]]。[[クリーチャー]]が持つ、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の間に[[誘発]]する[[誘発型能力]]である。
  
 
{{#card:Benalish Cavalry}}
 
{{#card:Benalish Cavalry}}
25行: 24行:
 
===その他===
 
===その他===
 
*「'''側面攻撃を持つ相手には効かない'''」という点を忘れやすいので注意。
 
*「'''側面攻撃を持つ相手には効かない'''」という点を忘れやすいので注意。
 +
**[[Mark Rosewater]]は、この点が直観的ではなく間違いやすいことを、デザイン的視点から見たときの側面攻撃最大の欠点としている。([https://web.archive.org/web/20130522010607/http://wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/114a 参考]/[https://web.archive.org/web/20130403201836/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010422/mm114a.cgi 翻訳] 設問44、解答と解説は前者でのみ表示可能)
 
*ダメージではなくマイナス修整を与えるため、序盤の防御を[[タフネス]]1の[[再生]]クリーチャー([[リバー・ボア/River Boa]]など)に頼っている場合には手痛い能力といえる。
 
*ダメージではなくマイナス修整を与えるため、序盤の防御を[[タフネス]]1の[[再生]]クリーチャー([[リバー・ボア/River Boa]]など)に頼っている場合には手痛い能力といえる。
 
*「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。
 
*「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。

2024年5月20日 (月) 14:10時点における最新版

側面攻撃/Flanking
種別 誘発型能力
登場セット ミラージュ・ブロック
時のらせんブロック
統率者2016
CR CR:702.25

側面攻撃(そくめんこうげき)/Flankingは、ミラージュ・ブロックで初登場し、時のらせんブロックおよび統率者2016で再登場したキーワード能力クリーチャーが持つ、ブロック・クリーチャー指定ステップの間に誘発する誘発型能力である。


Benalish Cavalry / ベナリアの騎兵 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)

側面攻撃(側面攻撃を持たないクリーチャーがこのクリーチャーをブロックするたび、ターン終了時まで、ブロックしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。)

2/2

[編集] 定義

側面攻撃/Flankingは、「このクリーチャーが側面攻撃を持たないクリーチャーにブロックされるたび、そのブロック・クリーチャーターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。」を意味する。

[編集] 解説

騎士の機動力を表現した能力である。これを持つクリーチャーは主に騎士(またはそれに類似するもの)で、その多くが3マナ2/2、側面攻撃の他にもう1つ能力を持っている。側面攻撃を持つクリーチャーはに多い。

[編集] ルール

  • 側面攻撃はブロックされることで誘発するため、これがスタックに乗り解決されるのはブロック・クリーチャー指定ステップ、つまり先制攻撃を持つクリーチャーがダメージを与えるより先である。
  • 側面攻撃を複数持っていればそれぞれが誘発し、修整を与える。例えば側面攻撃を3つ持っているクリーチャーがいた場合、それをブロックしたクリーチャーは都合-3/-3の修整を受ける事になる。
    • 相手クリーチャーがいくつ側面攻撃を持っていようと、側面攻撃を1つ持っていればそれらはすべて誘発しない。
  • 対象をとらないので、(ブロック関係が成立すれば)相手がプロテクションを持っていてもマイナス修整は有効。

[編集] その他

  • 側面攻撃を持つ相手には効かない」という点を忘れやすいので注意。
    • Mark Rosewaterは、この点が直観的ではなく間違いやすいことを、デザイン的視点から見たときの側面攻撃最大の欠点としている。(参考/翻訳 設問44、解答と解説は前者でのみ表示可能)
  • ダメージではなくマイナス修整を与えるため、序盤の防御をタフネス1の再生クリーチャー(リバー・ボア/River Boaなど)に頼っている場合には手痛い能力といえる。
  • 「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。
  • ブロックされたときに誘発する、パワータフネスに関係するキーワード能力には、他にランページ武士道がある。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif