霊気の薬瓶/Aether Vial

（版間での差分）

2009年10月31日 (土) 09:17時点における版

AEther Vial / 霊気の薬瓶 (１)
アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを１個置いてもよい。
(Ｔ)：あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード１枚を戦場に出してもよい。

強力な擬似マナ加速カード。実際に使えるマナが増えるわけではないが、1マナの元手で大量のクリーチャーをコストを支払わずに出せるのだから、実質的にマナ加速のようなものである。

1ターン目にカウンターをすり抜けて場に出すことができるため、コントロールデッキ全般に強い。

主にゴブリンや親和（薬瓶親和）に投入された。また、187クリーチャーとの相性も良い。CIP 能力をインスタント・タイミングで使用できるからである（→ヴィリジアン・ラッツ）。マナを使わずにフィニッシャーを出せるため、一部ではパーミッション系デッキに採用されることも。

現在の主戦場はレガシーであり、ゴブリンをメタの中核たらしめているのみならず、カウンタースリヴァーやフィッシュなどの部族デッキで幅広く使用されている。

この能力で、クリーチャーを裏向きに出すことはできないので注意。変異はそのカードをプレイする時に意味を持つ能力だが、これはクリーチャーをただ場に出すだけであってプレイではないからである。
ひどいカード（弱すぎ）だったメルカディアの昇降機/Mercadian Lift、三畳紀の卵/Triassic Eggの調整版ではあるが、逆の意味でひどいカードになってしまった気も。
「してもよい」なので、能力をプレイしておいてクリーチャーを出さない事も適正である。

2005年9月20日よりエクステンデッドで禁止カードに指定される。さらに2006年3月20日よりミラディン・ブロック構築で禁止。

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 [[点数で見たマナ・コスト]]が揃った[[クリーチャー]]を大量に使う[[デッキ]]、例えば[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]デッキや[[ずべら]]デッキなどで特に有効。
+現在の主戦場は[[レガシー]]であり、[[ゴブリン (デッキ)#レガシー|ゴブリン]]を[[メタ]]の中核たらしめているのみならず、[[カウンタースリヴァー]]や[[フィッシュ#エターナル（マーフォーク型）|フィッシュ]]などの[[部族 (俗称)|部族]]デッキで幅広く使用されている。
 *この能力で、クリーチャーを[[裏向き]]に出すことはできないので注意。[[変異]]はその[[カード]]を[[プレイ]]する時に意味を持つ能力だが、これは[[クリーチャー]]をただ場に出すだけであって[[プレイ]]ではないからである。