狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon
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2009年10月5日 (月) 00:16時点における版
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
狩り立てられたドラゴンが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、先制攻撃を持つ白の2/2の騎士(Knight)クリーチャー・トークンを3体生成する。
5マナ6/6飛行・速攻と、刃の翼ロリックス/Rorix Bladewingを超えるハイスペックを持つ。ただし、デメリットとして対戦相手に2/2の先制攻撃持ち騎士トークン3体を与えてしまう。
飛行持ちなので基本的にトークンにブロックされる事は無いが、パワーの合計は6と同等なので、相手に飛行持ちのブロッカーが別にいた場合、不利になってしまいやすい。こちらは6/6なのでブロックされても死ぬことは滅多に無いが、2/2先制攻撃をブロックして殺すのも容易ではない。お互いにチャンプブロックをし合う状況になると、数が多くブロッカーを用意するのに手間がかかるトークンの方が有利になってしまう訳だ。
しかし、そもそも赤は火力の色。トークンはプロテクション(赤)を持っていないので、赤ならば紅蓮地獄/Pyroclasmや地震/Earthquakeなどでたやすく焼き払える。土地破壊デッキなどのフィニッシャーにふさわしいだろう。燎原の火/Wildfireのお供にぜひ。
それでなくとも飛行・速攻持ち。相手に出たトークンに邪魔されず、そのトークンより先に殴れるのはかなり便利。要するに殴られる前に勝ってしまえば良い、ということでドラゴンストームにも採用されている。
- 英語版のテキストでのこのトークンに関する記述は「three 2/2 white Knight creature tokens with first strike」となっており、白騎士/White Knightと紛らわしい。そのため、FAQでもわざわざそれについて言及されている。日本語版ならこのような勘違いの恐れは無いだろう。
- 相手に不可思議/Wonderがあると一方的にやられてしまうのはご愛嬌。
- 第10版を選ぼう第7週に登場。様々なエキスパンションから選出された大勢のドラゴン達と再録を争うが、シヴのヘルカイト/Shivan Hellkiteに敗れ再録を逃す。
- 基本セット2010でトークンのオーナーに関するのルールが変更される以前は、刻印/Brandとのコンボが有名だった。特にこれは色が合っている分、使いやすかった。
関連カード
サイクル
ラヴニカ:ギルドの都の「狩り立てられた」クリーチャーサイクル。戦場に出たとき、対戦相手にクリーチャー・トークンを与える。狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpusが元となっている。
- 狩り立てられたラマスー/Hunted Lammasu
- 狩り立てられた幻/Hunted Phantasm
- 狩り立てられた恐怖/Hunted Horror
- 狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon
- 狩り立てられたトロール/Hunted Troll
対戦相手が象牙の仮面/Ivory Maskなどで能力の対象にならないのなら、トークンは出ない。もちろん、その場合でも普通に唱えて戦場に出せる。