ビースト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(5人の利用者による、間の13版が非表示)
7行: 7行:
 
{{#card:Thragtusk}}
 
{{#card:Thragtusk}}
  
初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan]]。特にモチーフを持たない[[クリーチャー]]はカード名がほぼそのままタイプとなるのが通例だったが、[[テンペスト]]からビーストに統一されるようになる。[[オンスロート・ブロック]]では[[赤緑]][[部族 (俗称)|部族]]として取り上げられ、部族[[デッキ]]が成立した。その後もコンスタントに登場し、[[アラーラの断片ブロック]]でも[[ナヤ/Naya]]の主要クリーチャーとして隆盛した。
+
初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan]]。特にモチーフを持たない[[クリーチャー]]はカード名がほぼそのままタイプとなるのが通例だったが、[[テンペスト]]からビーストに統一されるようになる。[[オンスロート・ブロック]]では[[赤緑]]の主要[[クリーチャー・タイプ]]として取り上げられ、[[タイプ的デッキ]]が成立した。その後もコンスタントに登場しており、[[アラーラの断片ブロック]]では[[ナヤ/Naya]][[赤緑白]])の、[[イコリア:巨獣の棲処]][[統率者2020]]では[[ゼイゴス/Zagoth]][[黒緑青]])の主要クリーチャーとして登場した。
*オデッセイ以降、[[]][[カニ]]などマイナー動物のタイプはすべてビーストに統合される風潮があったが、[[クリーチャー・タイプ #ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]で多くの動物のタイプが生存しさらに新規に追加され、ビーストのみであった既存のクリーチャーに与えられた。[[テーロス]][[青銅の黒貂/Bronze Sable]]のためだけに[[黒貂]]というタイプが追加された事を見るに、実存の動物をモチーフにしたクリーチャーには出来るだけそのタイプを与えるのがローウィン以降の方針のようである。
+
  
野生の生き物が多いからなのか、[[]][[緑]]に多い。中には[[]][[]]のよく分からない[[クリーチャー]]もいる。[[白]][[単色]]のものは、[[銀枠]]まで含めてもかなり少ない。
+
全色および[[無色]]に存在するが、野生の生き物が多いためか[[緑]]が飛び抜けて多く、次いで[[]]が多い。[[多色]]も赤か緑を含むものがほとんどである。3番手は[[]]で、水棲生物系のタイプを併せ持つことが多い。主に4~6マナ域に多く分布しており、[[大型クリーチャー]]のイメージが定着している。
  
主に4~6マナ域に多く分布しており、[[大型クリーチャー]]のイメージが定着している。
+
[[タイプ的カード]]は一時的な[[全体強化]]の[[血沸く咆哮獣/Bloodstoke Howler]]、[[コスト]]を減らす[[クローサの戦長/Krosan Warchief]]と[[棘持つ暴走者、スリンザ/Slinza, the Spiked Stampede]]、デメリットを与える対抗カードである[[熱狂の猛禽/Frenetic Raptor]]、[[土地]]の[[争乱の崖地/Contested Cliffs]]など。[[基本セット2014]]では[[獣の代言者/Advocate of the Beast]]が新規に登場した。ビーストを含む、[[イコリア:巨獣の棲処]]の怪物の主要5[[種族]]を参照し、また[[強化]]する[[カード]]として[[孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard]]が存在する。[[兄弟戦争]]の[[玩具職人、タウノス/Tawnos, the Toymaker]]はビースト[[呪文]]を[[コピー]]する。
  
[[部族カード]]はほぼ[[オンスロート・ブロック]]にのみ存在している。一時的な[[全体強化]][[血沸く咆哮獣/Bloodstoke Howler]][[コスト]]を減らす[[クローサの戦長/Krosan Warchief]]、デメリットを与える対抗カードである[[熱狂の猛禽/Frenetic Raptor]]、[[土地]]の[[争乱の崖地/Contested Cliffs]]など。[[基本セット2014]]では[[獣の代言者/Advocate of the Beast]]が新規に登場した。
+
ビースト・[[トークン]][[生成]]するカードは複数あり、[[]][[サイズ]]もさまざま。[[神祖/Godsire]]など大型サイズのトークンを生成するカードもある。(→[[トークン一覧]]
  
ビースト・[[トークン]]を出すカードは複数あり、特性は緑ではあるが3/3であったり4/4であったりする。[[神祖/Godsire]]など大型サイズのトークンを出すカードもある。
+
[[伝説の]]ビーストは[[ファウンデーションズ・ジャンプスタート]]現在22枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Beast 「伝説の(Legendary)・ビースト(Beast)」でWHISPER検索]<ref group="注釈">Whisperデータベース未登録により、検索結果には[[Blanka, Ferocious Friend]]が表示されません。</ref>)。
  
[[伝説の]]ビーストは[[霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker]]、[[野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild]]、[[名誉ある者、ガイージー/Gahiji, Honored One]]の3体が存在する([[統率者2013]]現在)。
+
ビーストに変化したり変化させるカードは、[[隠れたる獣群/Hidden Herd]][[隠れたる捕食者/Hidden Predators]]、[[隠れたる雄ジカ/Hidden Stag]]、[[ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute]][[破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon]]、[[グルールの魔鍵/Gruul Keyrune]]がある。
  
*ビーストに変化したり変化させるカードは、[[隠れたる獣群/Hidden Herd]]、[[隠れたる捕食者/Hidden Predators]]、[[隠れたる雄ジカ/Hidden Stag]]、[[ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute]]、[[破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon]]、[[グルールの魔鍵/Gruul Keyrune]]がある。
 
 
*[[アクアミーバ/Aquamoeba]]や[[星界の幼生/Cosmic Larva]]など意外なクリーチャーがビーストだったりする。
 
*[[アクアミーバ/Aquamoeba]]や[[星界の幼生/Cosmic Larva]]など意外なクリーチャーがビーストだったりする。
 
**これの最も顕著な例は[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]だろう。中期型[[アルーレン]]において、定番とも言える[[ワイアウッドの野人/Wirewood Savage]]が使われ始めたのはオンスロート登場後少し経ってからであるが、これはそれまで[[コンボパーツ]]だった[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]がビーストであるという事実が認知されていなかったためである。
 
**これの最も顕著な例は[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]だろう。中期型[[アルーレン]]において、定番とも言える[[ワイアウッドの野人/Wirewood Savage]]が使われ始めたのはオンスロート登場後少し経ってからであるが、これはそれまで[[コンボパーツ]]だった[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]がビーストであるという事実が認知されていなかったためである。
*[[カード名|名前]]が固有名詞で、日本語版でもカタカナというクリーチャーが多い([[スクラーグノス/Scragnoth]]、[[ブラストダーム/Blastoderm]]、[[アヴァラックス/Avarax]]など、ほか多数)。誤読に注意しよう。
+
*[[名前]]が固有名詞で、日本語版でもカタカナというクリーチャーが多い([[スクラーグノス/Scragnoth]]、[[ブラストダーム/Blastoderm]]、[[アヴァラックス/Avarax]]など、ほか多数)。誤読に注意しよう。
 
+
*オデッセイ以降、[[猪]]や[[カニ]]などマイナー動物のタイプはすべてビーストに統合される風潮があったが、[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]で多くの動物のタイプが生存しさらに新規に追加され、ビーストのみであった既存のクリーチャーに与えられた。[[テーロス]]で[[青銅の黒貂/Bronze Sable]]のためだけに[[黒貂]]というタイプが追加された事を見るに、実存の動物をモチーフにしたクリーチャーには出来るだけそのタイプを与えるのがローウィン以降の方針のようである。[[クリーチャー・タイプ#クリーチャー・タイプの再編]]も参照。
 +
*[[ダスクモーン:戦慄の館]]では[[けだもの/Beastie]]として登場した。
 +
==脚注==
 +
===注釈===
 +
<references group="注釈"/>
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Beast|ビースト(Beast)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Beast|ビースト(Beast)}}
 +
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Beast}|ビースト(Beast)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|ひーすと]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|ひーすと]]

2024年11月22日 (金) 13:23時点における最新版

ビースト/Beastは、クリーチャー・タイプの1つ。他のタイプに分類されない(できない)生物全般がこのタイプに属する。


Blastoderm / ブラストダーム (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)

5/5


Ravenous Baloth / 貪欲なるベイロス (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

ビースト(Beast)を1体生け贄に捧げる:あなたは4点のライフを得る。

4/4


Thragtusk / スラーグ牙 (4)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

スラーグ牙が戦場に出たとき、あなたは5点のライフを得る。
スラーグ牙が戦場を離れたとき、緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

5/3

初出はレジェンドボガーダンの獣/Beasts of Bogardan。特にモチーフを持たないクリーチャーはカード名がほぼそのままタイプとなるのが通例だったが、テンペストからビーストに統一されるようになる。オンスロート・ブロックでは赤緑の主要クリーチャー・タイプとして取り上げられ、タイプ的デッキが成立した。その後もコンスタントに登場しており、アラーラの断片ブロックではナヤ/Naya赤緑白)の、イコリア:巨獣の棲処統率者2020ではゼイゴス/Zagoth黒緑青)の主要クリーチャーとして登場した。

全色および無色に存在するが、野生の生き物が多いためかが飛び抜けて多く、次いでが多い。多色も赤か緑を含むものがほとんどである。3番手はで、水棲生物系のタイプを併せ持つことが多い。主に4~6マナ域に多く分布しており、大型クリーチャーのイメージが定着している。

タイプ的カードは一時的な全体強化血沸く咆哮獣/Bloodstoke Howlerコストを減らすクローサの戦長/Krosan Warchief棘持つ暴走者、スリンザ/Slinza, the Spiked Stampede、デメリットを与える対抗カードである熱狂の猛禽/Frenetic Raptor土地争乱の崖地/Contested Cliffsなど。基本セット2014では獣の代言者/Advocate of the Beastが新規に登場した。ビーストを含む、イコリア:巨獣の棲処の怪物の主要5種族を参照し、また強化するカードとして孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguardが存在する。兄弟戦争玩具職人、タウノス/Tawnos, the Toymakerはビースト呪文コピーする。

ビースト・トークン生成するカードは複数あり、サイズもさまざま。神祖/Godsireなど大型サイズのトークンを生成するカードもある。(→トークン一覧

伝説のビーストはファウンデーションズ・ジャンプスタート現在22枚存在する(「伝説の(Legendary)・ビースト(Beast)」でWHISPER検索[注釈 1])。

ビーストに変化したり変化させるカードは、隠れたる獣群/Hidden Herd隠れたる捕食者/Hidden Predators隠れたる雄ジカ/Hidden Stagダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikonグルールの魔鍵/Gruul Keyruneがある。

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. Whisperデータベース未登録により、検索結果にはBlanka, Ferocious Friendが表示されません。

[編集] 参考

QR Code.gif