イコリア/Ikoria

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===登場作品・登場記事===
 
===登場作品・登場記事===
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-ikoria-2020-04-02 Planeswalker's Guide to Ikoria]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033910/ プレインズウォーカーのためのイコリア案内](Feature [[2020年]]4月2日 [[Chris Mooney]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-ikoria-2020-04-02 Planeswalker's Guide to Ikoria]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033910/ プレインズウォーカーのためのイコリア案内](Feature [[2020年]]4月2日 [[Chris Mooney]]著)
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ikoria-lair-behemoths-story-cards-2020-04-10 The Ikoria: Lair of Behemoths Story on Cards](Feature 2020年4月3日 [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|Wizards of the Coast]]著)
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*その他の作品・記事については[[背景世界/読み物/イコリア:巨獣の棲処]]を参照。
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/worldbuilding-ikoria-2020-04-07 Worldbuilding Ikoria]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033927/ イコリアの世界構築](Feature 2020年4月7日 [[Meris Mullaley]]著)
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*[[Ikoria: Lair of Behemoths – Sundered Bond]](小説 2020年4月7日 [[Django Wexler]]著)
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*[https://www.youtube.com/watch?v=eenQmGKtWto C20 Lore with Emily Teng](YouTube 2020年4月15日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033981/ 『イコリア:巨獣の棲処』物語ダイジェスト:第1回 銅纏いののけ者、ルーカ](マジック日本公式サイト 2020年5月11日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033993/ 『イコリア:巨獣の棲処』物語ダイジェスト:第2回 怪物の代言者、ビビアン](マジック日本公式サイト 2020年5月15日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/special/0034007/ 『イコリア:巨獣の棲処』物語ダイジェスト:第3回 オゾリス](マジック日本公式サイト 2020年5月21日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/special/0034020/ 『イコリア:巨獣の棲処』物語ダイジェスト:第4回(終) 心を一つに](マジック日本公式サイト 2020年5月28日)
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==参考==
 
==参考==

2021年12月26日 (日) 22:35時点における版

イコリア/Ikoriaは、多元宇宙/Multiverseに存在する次元/Planeの一つ。イコリア:巨獣の棲処の舞台となった。

目次

世界観

怪物

イコリアは怪物の世界だ。この次元の怪物には、都市をも踏み潰せる恐ろしい巨獣から、人の肩に乗れるほどのずる賢い小動物まで、あらゆる姿形と大きさのものが存在する。のし歩くゴリアク/Goriakの群れの上を空鮫が舞い、有翼のが水晶の森を飛び回り、不気味なナイトメアが影から現れて不注意な者を狩る。

これは教訓だが、イコリアの怪物には敬意を払うべきだ。怪物は一目見れば理解できると思うかもしれないが、いずれも外見から連想されるより遥かに大きな力と美を有している。そのうえ、目の前で全く異なる姿に変容することもあるのだ。慎重に足を進め、距離を取って観察し、想定外が起きることも想定していれば、この驚異の生物たちの秘密を目撃することができるだろう。だが怪物を侮り、安全を当たり前のものと考えたり、あるいは勝てるなどと思い込んだりするならば、彼らは躊躇いなくその過ちを証明するだろう。

人間

人間は、イコリアで生き残ってきた種族のうち唯一「文明的」と言えるもので、怪物じみた食物連鎖の不安定な中間層を占めている。生存するのが容易ではないこの次元で、その弾力性のおかげで様々な戦略を使うことのできる人間は、何世代にもわたって絶滅を免れてきた。

イコリアの人間は肉体的には怪物に敵わないことを熟知しており、そのためほとんどの者は守りを固めた聖域の中で暮らすことを選んでいる。そのような共同体は荒野の小さな前哨地から巨大な城塞都市まで多岐にわたり、いずれも複数の技術を組み合わせて怪物の襲撃を防いでいる。ほとんどの聖域は物理的な防御(高い壁、堀、棘)と魔法的な防御(見張りの護法印、警報の水晶)の両方を有する。人間の自然主義者や賢者や狩人は近くの怪物から身を守るためにその振舞いを学ぶ、あるいは少なくともその通り道から離れるようにしている。

人間には創意工夫と意志の強さがあるとはいえ、イコリアは飼い馴らせる世界ではない。人間は苦労しながら学んできた、怪物の襲撃に対する「解決策」などないと。とりわけ自分に襲い掛かってくる怪物が、次の瞬間には変容するかもしれないのだから。つまるところ、イコリアでは怪物に敵うのは怪物だけなのだ。

眷者/Bonder

ほとんどの人間は世界のあり方と戦っているが、それを受け入れている者もいる。眷者(けんじゃ)/Bonderとは、怪物と魔法的な繋がりを作る特別な少数の人間のことである(イラスト)。このような絆はエルーダ/Eludhaと呼ばれており、単なる信頼や友情といった関係よりもずっと大きなもの――人間と怪物の魂を一つに結ぶ、神秘的で永続的な繋がりだ。怪物との繋がりは、都市に住む人間のものを遥かに超えた知恵と洞察を眷者にもたらす。

眷者によってエルーダの形は異なる。一目見ただけで即座に怪物と繋がる者もいれば、荒野で将来の相棒と何年も過ごして絆を結ぶ者もいる。眷者は自分の怪物のことを、ペットとも所有物とも考えていない。「彼らの」怪物は、同時に「彼らの」親友であり、「彼らの」信頼する生涯の相棒なのだ。

怪物は人語を話すことはできないが、眷者と怪物は言葉を用いない様々な方法で意思疎通を行っている。身振り手振りや声の抑揚に加えて、エルーダが互いの間に感情的な繋がりをもたらすのだ。眷者によれば、この繋がりは潜在意識のレベルで働いており、眷者も怪物も真の感情を相手に隠すことはできないのだそうだ。

眷者はよく、自分の怪物の外見に似せた衣服や装備を身に着けている(イラスト)。怪物の複雑な枝角を模した手作りの頭飾りを被った者もいれば、怪物の毛の模様と同じ柄に自分の髪を染めた者もいる。小動物と繋がる眷者は手掛かりが多数付いた服を着て、相棒が自分の体を容易に登れるようにしており、逆に大きな怪物と繋がる眷者は鎧に支柱や取っ手を付け、相棒が自分を容易に掴んで運べるようにしている。

眷者と都市に住む人間は同じ適応力と創造的精神を有しているが、両者は友好的と言うには程遠い。聖域の社会は怪物のことを危険な脅威と見なしており、如何なる関係も厳しく禁じられている。新たに眷者となった者は怪物との繋がりを諦めるか、故郷と人間の家族から追放されるかを選ばなければならない。

狩人

最も向こう見ずで、頑固で、自暴自棄で、残忍な者だけが怪物を狙う狩人としての人生を選び、比較的安全な聖域の都市から遠く離れ、獲物を求めて放浪する。ある者はスリルとスポーツのために狩り、ある者は特定の怪物に対する個人的な復讐心を抱き、ある者は怪物の部位を興味を持った人々へ売る。

狩人が都市へ入るのを拒否されることは滅多にないが、歓迎もされない傾向にある。逆に狩人の方も、ほとんどは文明とその規則を息苦しく感じている。狩人の中にはどこかの聖域で歓迎されなくなった追放者や、壊滅した聖域の生き残りである者もいる。

狩人は獲物を捕らえるために、ありふれた罠と魔法的な罠の両方を設置する。捕らえた怪物を生きたまま逃がすという行為は滅多になく、そもそも賢明でないことも多いが、最も熟達した狩人たちになら全くない話ではない。

狩人はその装備で狩人であると判別できる。ほとんどは兜やゴーグルやその他の頭装備を、防御や威嚇のために身に着けている。狩人の武器は大抵、巨大な獲物と戦うために同じように巨大で、それを振るう狩人自身より大きいことすらある(イラスト)。最も嗜虐的な狩人は逆棘や鋸歯の付いた武器を携行する。たとえ標的を殺せなかったとしても、生涯残るほどの傷を負わせるために。

水晶

自然発生した水晶はイコリア全土で見られる光景で、ケトリア/Ketriaと呼ばれる地域では特に豊富だ(イラスト)。この生え並ぶ水晶については都市生活者も眷者も多くを知らないが、水晶が怪物の成長と進化の原動力となることはよく知られている。怪物は生き続けるかぎりずっと、成長し、歪み、新たな姿に変化することができる。ある怪物は単純に大きくなったり、より強くなったりする。あるいは、全く新しい特質を得ることもある。翼や、追加の足や、全身を覆う羽毛や、さらには追加の頭すら生えることがあるのだ。また怪物の中には、複数の怪物相の特徴を併せ持つ混種へと変容するものもいる。

イコリアの水晶の多くは、怪物が接近すると揺らめき輝く。都市に住まう人間は、この性質を優秀な警報装置として活かすことを学んできた。建物ほどの大きさの水晶は、多くの人間の聖域で建造物に取り込まれている(イラスト)。小さな水晶はよく軍隊の制服に組み込まれており、怪物探知装置として働くと同時に、階級や専門性を示している。軍隊の魔道士が用いる魔法は、聖域内あるいは聖域近くで見られる水晶の形や、光の屈折による色を反映していることが多い。

トライオーム/Triome

イコリアにはトライオーム/Triomeと呼ばれる、五つの大きな地理的区域がある――すなわちサヴァイ/Savaiケトリア/Ketriaインダサ/Indathaラウグリン/Raugrinゼイゴス/Zagothだ。各トライオームは独自の地勢と、支配的な怪物相、恐るべき頂点の怪物を擁する。

トライオームの成因はこの次元の大地を流れる特有の魔力流であり、それぞれの地域は三つの異なるマナが混ざり合って生まれたものである。イコリア人がそのような事実をどこまで理解しているのかは判然としない――彼らは普段、もっと大きな懸念事項に気を取られているのだから。

  • 語源はbiome(バイオーム)の捩りか。この語はbio-(生物の)という接頭辞を含むが、これをbi-(2)と読み、3つの基本土地タイプを含むのでtri-(3)に代えている。

サヴァイ/Savai

赤白黒のトライオーム。支配的な怪物相はで、頂点の怪物はスナップダックス/Snapdax

乾燥した草原と、地下に広がる洞窟網から成る。イコリア最大の人間の聖域ドラニス/Drannithを擁する。

詳細はサヴァイ/Savaiを参照。

ケトリア/Ketria

緑青赤のトライオーム。支配的な怪物相はエレメンタルで、頂点の怪物はイルーナ/Illuna

生え並ぶ水晶で満ちた温帯林。樹木の生い茂る崖から流れ落ちる滝が、いくつもの川や湖に注いでいる。

詳細はケトリア/Ketriaを参照。

インダサ/Indatha

白黒緑のトライオーム。支配的な怪物相はナイトメアで、頂点の怪物はネスロイ/Nethroi

不気味な発光生物とらせん樹が特徴的な低地帯。何十もの気球船から成る空中聖域スカイセイル/Skysailを擁する。

詳細はインダサ/Indathaを参照。

ラウグリン/Raugrin

青赤白のトライオーム。支配的な怪物相は恐竜で、頂点の怪物はヴァドロック/Vadrok

火山と砂浜と海沿いの崖から成る。溶岩のカーテンに守られた崖下の聖域ラバブリンク/Lavabrinkを擁する。

詳細はラウグリン/Raugrinを参照。

ゼイゴス/Zagoth

黒緑青のトライオーム。支配的な怪物相はビーストで、頂点の怪物はブロコス/Brokkos

茸のような樹木と湿潤な沼地から成る雨林。巨大な睡蓮が水上の移動を助ける。怪物を狙う狩人の活動が盛ん。

詳細はゼイゴス/Zagothを参照。

種族

  • 人間/Human - 人型種族。多くは怪物に脅かされているが、怪物と絆を結ぶ者や、怪物を狩る者もいる(イラスト)。
  • /Cat - 肉食哺乳類のような怪物。草食獣や人間を捕食し、狩りを楽しむ。有翼のものも多い(イラスト)。
  • エレメンタル/Elemental - 自然の力の顕現たる怪物。動物の姿をしているが、鮮やかな色や希薄な輪郭を持つ(イラスト)。
  • ナイトメア/Nightmare - 原始的恐怖に訴える怪物。多くは余剰の眼や手足を持つ。夜の闇に紛れて狩りを行う(イラスト)。
  • 恐竜/Dinosaur - 爬虫類のような怪物。好戦的で、動くものは何でも喰らう。棘や角、硬い板に覆われていることが多い(イラスト)。
  • ビースト/Beast - 主に草食哺乳類に似た怪物。角や牙や蹄を持つ。多くは巨大だが、小型であっても縄張り意識は強く危険(イラスト)。

キャラクター

プレインズウォーカー/Planeswalker
イコリアの住人

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

イコリア:巨獣の棲処
中和/Neutralize本質共生体/Essence Symbiote大いなるサンドワーム/Greater Sandwurmキヅタの精霊/Ivy Elementalケトリアのトライオーム/Ketria Triome

登場作品・登場記事

参考

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