ヴァドロック/Vadrok
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ヴァドロック/Vadrokはイコリア:巨獣の棲処のキャラクター。カードとしてはイコリア:巨獣の棲処の雷の頂点、ヴァドロック/Vadrok, Apex of Thunderが初出。
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[編集] 解説
イコリア/Ikoriaのトライオーム/Triomeの一つ、ラウグリン/Raugrinの頂点の怪物。エレメンタルと恐竜と猫の性質を併せ持つ(イラスト)。二つ名は雷猛竜/The Thunder-Raptor。
ヴァドロックの名は、それが空を切って飛ぶ際に発する恐ろしい雷鳴のような音の響きに由来する。ラウグリンの空を統べるヴァドロックは、空における最大最速の怪物ではないかもしれないが、凶暴さでは他の追随を許さない。ヴァドロックは飛びながら魔法のエネルギーを生み出し、それを青い炎のブレスとして解き放つ。賢者曰く、ヴァドロックの炎にはあらゆる種類の破壊的効果を引き起こす魔法の成分が含まれているが、歴史的に見て最後の結果はいつも同じものになるとされる――すなわち死だ。ヴァドロックの支配力と機動性は並ぶものがなく、それはつまりラウグリンのほとんどどこにでも現れる可能性があるということを意味する。他のトライオームの都市で暮らす多くの者が、ラウグリンのことを嘲りを込めて「ヴァドロックの庭/Vadrok Turf」と呼ぶ。
賢者リエール/Rielleの伝える昔話によれば、かつてヴァドロックが人間の聖域を灰と化したとき、その魔法の炎は都市を滅ぼしただけでなく、都市の存在自体を人々の記憶から消し去ってしまったのだという(イラスト)。
[編集] 経歴
[編集] 機械兵団の進軍
新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵攻時、ドラニス/Drannithの生き残りを追い詰めたつもりが、ヴァドロックの巣穴に誘い込まれたルーカ/Lukkaに襲い掛かる。怪物と融合したルーカはヴァドロックを空から引きずり落とそうとするが、雷のブレスによって焼き払われ、本体を引きずり出され無残な最期を迎える。ヴァドロックは生き残った人間達にも牙を向けるが、ビビアン・リード/Vivien Reidの決死の嘆願を受けると、大空に飛び去って行った。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] イラストに登場
- イコリア:巨獣の棲処
- 雷猛竜の襲撃/Blitz of the Thunder-Raptor、ヴァドロックの神話/Mythos of Vadrok(画)
- 機械兵団の進軍
- 二人組の叩き伏せ/Tandem Takedown
[編集] 登場作品・登場記事
- Planeswalker's Guide to Ikoria/プレインズウォーカーのためのイコリア案内(Feature 2020年4月2日 Chris Mooney著)
- The Ikoria: Lair of Behemoths Story on Cards(Feature 2020年4月3日 Wizards of the Coast著)
- March of the Machine | Ikoria: Survival of the Fittest/サイドストーリー・イコリア編 適者生存(Daily MTG 2023年3月20日)