調査官の日誌/Investigator's Journal
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2021年11月19日 (金) 02:12時点における版
アーティファクト — 手掛かり(Clue)
調査官の日誌は、プレイヤー1人がコントロールしているクリーチャーの数のうち最も多い数に等しい個数の容疑(suspect)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
(2),(T),調査官の日誌の上から容疑カウンター1個を取り除く:カード1枚を引く。
(2),調査官の日誌を生け贄に捧げる:カード1枚を引く。
2マナ払って1枚ドローする文字通りの手掛かり。コストが軽い代わりに使用回数に制限のある、ジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeの亜種でもある。
引ける枚数は生け贄に捧げる時のものも合計して、最大で戦場に出た際にプレイヤーがコントロールしているクリーチャーの数のうち、最大のもの+1枚。対戦相手に依存すると不安定なため、採用する場合は自力で一定数のカウンターが置けるビートダウンになるだろう。生け贄にする場合はタップが必要ないので、アンタップ手段を併用しない場合も1ターンに最大2枚引ける。
少々悠長、かつテンポ・アドバンテージを失いやすいのは気になるが、ビートダウンで気がかりな息切れを防げるのは優秀。コストも重すぎる訳ではなく、自分のターンに起動して引いたカードをそのままプレイするのも難しくは無い。
とはいえ、効率がいいという訳でも無く、青ならばドロー呪文の選択肢は豊富、同時期のスタンダードだと他の色にも手札を増やす手段は存在しており、それらに比べるとやや不安定、またこの手の使い回しのきくドロー手段は本来コントロール向きで噛み合いは微妙。採用するかどうかは並ぶクリーチャーの数、別のドロー手段との比較を行い慎重に選びたいところ。
リミテッドではクリーチャーが横に並びやすく、他のドロー手段が制限されるため選択肢として悪くない。無色アーティファクトなのも嬉しく、2パック目以降など、デッキカラーが既に定まっている状況で見つけても問題無くピックできる。