リス
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Karimenrider (トーク | 投稿記録) (アメリカでのリスの扱いを追記。) |
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*[[ウルザズ・レガシー]]版の[[樫の力/Might of Oaks]]の{{Gatherer|id=8822}}に描かれたリスは人気が高く、クローサの獣の能力もそれを元にしていると思われる。 | *[[ウルザズ・レガシー]]版の[[樫の力/Might of Oaks]]の{{Gatherer|id=8822}}に描かれたリスは人気が高く、クローサの獣の能力もそれを元にしていると思われる。 | ||
*[[トークン]]として大量生産しやすいため、よく[[対立/Opposition]]と共に使われる。→ [[リス対立]] | *[[トークン]]として大量生産しやすいため、よく[[対立/Opposition]]と共に使われる。→ [[リス対立]] | ||
− | * | + | *日本では、リスは可愛い生物であるが、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]におけるリスはクローサの獣や[[リスの巣/Squirrel Nest]]の[[フレイバー・テキスト]]などに表されるように注意すべき獣として描かれている。 |
+ | **アメリカでは、野生化したものが人工物をかじったり人に襲いかかったりすることから、害獣扱いもされている。 | ||
**リス・トークンが[[熱心な士官候補生/Eager Cadet|新兵]]1人に匹敵するあたり、マジックのリスは我々の知るリスとは文字通り次元が違う存在なのかもしれない。 | **リス・トークンが[[熱心な士官候補生/Eager Cadet|新兵]]1人に匹敵するあたり、マジックのリスは我々の知るリスとは文字通り次元が違う存在なのかもしれない。 | ||
*もともと[[草陰の待ち伏せ/Waiting in the Weeds]]がリス・トークンを[[生成]]する最初のカードになる予定であったが、[[イラスト]]に猫が描かれていたため[[猫]]・トークンを生成する効果に変更されてしまった。それを不満に思った[[Mark Rosewater]]によってリスがたびたび推されることになった。 | *もともと[[草陰の待ち伏せ/Waiting in the Weeds]]がリス・トークンを[[生成]]する最初のカードになる予定であったが、[[イラスト]]に猫が描かれていたため[[猫]]・トークンを生成する効果に変更されてしまった。それを不満に思った[[Mark Rosewater]]によってリスがたびたび推されることになった。 |
2021年5月25日 (火) 01:49時点における版
リス/Squirrelは、クリーチャー・タイプの1つ。カードとしての登場よりもクリーチャー・トークンが持つタイプとして登場する事が多い。
クリーチャー — リス(Squirrel)
リスの群れは、戦場に出ている他のリス(Squirrel)1つにつき+1/+1の修整を受ける。
2/2クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) リス(Squirrel)
らせん樹の滑空獣は、飛行カウンター1個か先制攻撃カウンター1個のうちあなたが選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。
2/2伝説のクリーチャー — リス(Squirrel)
この呪文は打ち消されない。
破壊不能
各戦闘で、秘密を知るもの、トスキは可能なら攻撃する。
あなたがコントロールしているクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カード1枚を引く。
初出はウェザーライトのうろの下僕/Liege of the Hollowsが生成するクリーチャー・トークンが持つタイプ。アングルードではSquirrel Farmと共にトークン・カード、Squirrelが収録された。オデッセイ・ブロックで隆盛し、多くのトークン生産カードと共にクローサの獣/Krosan Beast、リスの群れ/Squirrel Mobと初めてトークン以外のリスが登場した。時のらせんでは部族カードの群がりの庭/Swarmyardが収録されたがリスを出すカードは登場しなかった。以降は統率者やモダンホライゾンといった特殊セットでリスを扱う新規カードが登場することが多い。また、銀枠セットでの登場機会も多く、リス関連のカードも複数登場している。オデッセイ以降、長らくスタンダード向けカード・セットでの登場は見られなかったが、イコリア:巨獣の棲処にておよそ20年ぶりとなるスタンダードリーガルのリス・カード、らせん樹の滑空獣/Helica Gliderが登場した。初の白いリスでもある。さらに、カルドハイムでは黒枠では初の伝説のリスとなる秘密を知るもの、トスキ/Toski, Bearer of Secretsが登場した。
カードであるリスは緑と白に存在し、銀枠も含めれば黒とアーティファクトにも存在する。
部族カードは複数存在する。ロードには錯乱した隠遁者/Deranged Hermit、木の実拾い/Nut Collector、深き森の隠遁者/Deep Forest Hermit、リス伯爵/Earl of Squirrel(銀枠)、リスの数だけ強化されるリスの群れ/Squirrel Mob、一時全体強化のリス番/Squirrel Wrangler、昆虫・ネズミ・蜘蛛と兼用で再生させる土地、群がりの庭/Swarmyard、リスおよびリスのアートを参照するAcornelia, Fashionable Filcher(銀枠)が存在する。
リス・トークンはすべて緑の1/1であり、リス・トークンを生成するカードもほぼ緑である。(→トークン一覧)
伝説のリスは秘密を知るもの、トスキ/Toski, Bearer of Secretsと、銀枠のAcornelia, Fashionable Filcherの2枚。
- ウルザズ・レガシー版の樫の力/Might of Oaksのイラストに描かれたリスは人気が高く、クローサの獣の能力もそれを元にしていると思われる。
- トークンとして大量生産しやすいため、よく対立/Oppositionと共に使われる。→ リス対立
- 日本では、リスは可愛い生物であるが、マジックにおけるリスはクローサの獣やリスの巣/Squirrel Nestのフレイバー・テキストなどに表されるように注意すべき獣として描かれている。
- アメリカでは、野生化したものが人工物をかじったり人に襲いかかったりすることから、害獣扱いもされている。
- リス・トークンが新兵1人に匹敵するあたり、マジックのリスは我々の知るリスとは文字通り次元が違う存在なのかもしれない。
- もともと草陰の待ち伏せ/Waiting in the Weedsがリス・トークンを生成する最初のカードになる予定であったが、イラストに猫が描かれていたため猫・トークンを生成する効果に変更されてしまった。それを不満に思ったMark Rosewaterによってリスがたびたび推されることになった。
- 当初はそれほど注目されていなかったクリーチャー・タイプだったが、錯乱した隠遁者/Deranged Hermitがトーナメントで活躍したことに加え、リスの大ファンであるMark Rosewater自身がオデッセイ・ブロックでリスを推しすぎたことが合わさり、プレイヤーはもとより、ウィザーズ社内でもリスが注目を集めることになった。これによりブランド・チームは「リスはマジックで扱うにはいささか馬鹿げすぎている」と判断し、開発部に黒枠でリスを扱うことをやめさせた。しかし、これに納得していなかったMark Rosewaterは銀枠や特殊セットで徐々にリスを収録させてリスファンの数を増やしていき、最終的にはおよそ20年ぶりとなる黒枠のリス(らせん樹の滑空獣/Helica Glider)を世に放つことに成功した[1]。
- リスをテーマにした特殊セットとして、Secret Lair Drop Series: We Hope You Like Squirrelsが存在する。
脚注
参考
- Squirrel Of My Dreams(Making Magic 2002年7月22日 Mark Rosewater著)
- Join P.E.S.T.!(Feature 2002年7月24日 Ben Bleiweiss著)
- サブタイプ「リス(Squirrel)」で検索
- 「リス(Squirrel)」でテキスト検索
- クリーチャー・タイプ解説