リス
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初出は[[ウェザーライト]]の[[うろの下僕/Liege of the Hollows]]が[[生成]]するクリーチャー・トークンが持つタイプ。[[アングルード]]では[[Squirrel Farm]]と共に[[トークン・カード]]、[[Squirrel]]が収録された。[[オデッセイ・ブロック]]で隆盛し、多くのトークン生産カードと共に[[クローサの獣/Krosan Beast]]、[[リスの群れ/Squirrel Mob]]と初めてトークン以外のリスが登場した。[[時のらせん]]では[[部族カード]]の[[群がりの庭/Swarmyard]]が収録されたがリスを出すカードは登場しなかった。以降は[[統率者 (カードセット)|統率者]]や[[モダンホライゾン]]といった[[特殊セット]]でリスを扱う新規カードが登場することが多い。また、[[銀枠]]セットでの登場機会も多く、リス関連のカードも複数登場している。[[オデッセイ]]以降、長らく[[スタンダード]]向け[[カード・セット]]での登場は見られなかったが、[[イコリア:巨獣の棲処]]にておよそ20年ぶりとなるスタンダード[[リーガル]]のリス・カード、[[らせん樹の滑空獣/Helica Glider]]が登場した。初の[[白]]いリスでもある。 | 初出は[[ウェザーライト]]の[[うろの下僕/Liege of the Hollows]]が[[生成]]するクリーチャー・トークンが持つタイプ。[[アングルード]]では[[Squirrel Farm]]と共に[[トークン・カード]]、[[Squirrel]]が収録された。[[オデッセイ・ブロック]]で隆盛し、多くのトークン生産カードと共に[[クローサの獣/Krosan Beast]]、[[リスの群れ/Squirrel Mob]]と初めてトークン以外のリスが登場した。[[時のらせん]]では[[部族カード]]の[[群がりの庭/Swarmyard]]が収録されたがリスを出すカードは登場しなかった。以降は[[統率者 (カードセット)|統率者]]や[[モダンホライゾン]]といった[[特殊セット]]でリスを扱う新規カードが登場することが多い。また、[[銀枠]]セットでの登場機会も多く、リス関連のカードも複数登場している。[[オデッセイ]]以降、長らく[[スタンダード]]向け[[カード・セット]]での登場は見られなかったが、[[イコリア:巨獣の棲処]]にておよそ20年ぶりとなるスタンダード[[リーガル]]のリス・カード、[[らせん樹の滑空獣/Helica Glider]]が登場した。初の[[白]]いリスでもある。 | ||
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+ | 開発部でのリス推進派である[[Mark Rosewater]]によると、それほど注目されていなかったクリーチャータイプだったが、[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]が世界大会で活躍して、ブランディングチームに目をつけられてしまった。さらにマロー自身がオデッセイで強力にリスを推しすぎたせいで『リスは馬鹿げている』と考えていたブランディングチームからストップがかかり、その後公式に禁止になった。しかし不服に思っていたマローによってや銀枠や特殊セットで徐々にリスを収録させて社内のリス嫌悪派を減らしていった。黒枠セットのリスの再登場は19年越しのマローの宿願だったという。 | ||
カードであるリスは[[緑]]と[[白]]に存在し、銀枠も含めれば[[黒]]と[[アーティファクト]]にも存在する。 | カードであるリスは[[緑]]と[[白]]に存在し、銀枠も含めれば[[黒]]と[[アーティファクト]]にも存在する。 | ||
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/squirrel-my-dreams-2002-07-22 Squirrel Of My Dreams]([[Making Magic]] [[2002年]]7月22日 [[Mark Rosewater]]著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/squirrel-my-dreams-2002-07-22 Squirrel Of My Dreams]([[Making Magic]] [[2002年]]7月22日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/join-pest-2002-07-24 Join P.E.S.T.!](Feature 2002年7月24日 [[Ben Bleiweiss]]著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/join-pest-2002-07-24 Join P.E.S.T.!](Feature 2002年7月24日 [[Ben Bleiweiss]]著) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033957/ 『イコリア』の目 その1] | ||
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2020年4月28日 (火) 20:22時点における版
リス/Squirrelは、クリーチャー・タイプの1つ。カードとしての登場よりもクリーチャー・トークンが持つタイプとして登場する事が多い。
クリーチャー — リス(Squirrel) ビースト(Beast)
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、クローサの獣は+7/+7の修整を受ける。
1/1クリーチャー — リス(Squirrel)
リスの群れは、戦場に出ている他のリス(Squirrel)1つにつき+1/+1の修整を受ける。
2/2クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) リス(Squirrel)
らせん樹の滑空獣は、飛行カウンター1個か先制攻撃カウンター1個のうちあなたが選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。
2/2初出はウェザーライトのうろの下僕/Liege of the Hollowsが生成するクリーチャー・トークンが持つタイプ。アングルードではSquirrel Farmと共にトークン・カード、Squirrelが収録された。オデッセイ・ブロックで隆盛し、多くのトークン生産カードと共にクローサの獣/Krosan Beast、リスの群れ/Squirrel Mobと初めてトークン以外のリスが登場した。時のらせんでは部族カードの群がりの庭/Swarmyardが収録されたがリスを出すカードは登場しなかった。以降は統率者やモダンホライゾンといった特殊セットでリスを扱う新規カードが登場することが多い。また、銀枠セットでの登場機会も多く、リス関連のカードも複数登場している。オデッセイ以降、長らくスタンダード向けカード・セットでの登場は見られなかったが、イコリア:巨獣の棲処にておよそ20年ぶりとなるスタンダードリーガルのリス・カード、らせん樹の滑空獣/Helica Gliderが登場した。初の白いリスでもある。
開発部でのリス推進派であるMark Rosewaterによると、それほど注目されていなかったクリーチャータイプだったが、錯乱した隠遁者/Deranged Hermitが世界大会で活躍して、ブランディングチームに目をつけられてしまった。さらにマロー自身がオデッセイで強力にリスを推しすぎたせいで『リスは馬鹿げている』と考えていたブランディングチームからストップがかかり、その後公式に禁止になった。しかし不服に思っていたマローによってや銀枠や特殊セットで徐々にリスを収録させて社内のリス嫌悪派を減らしていった。黒枠セットのリスの再登場は19年越しのマローの宿願だったという。
カードであるリスは緑と白に存在し、銀枠も含めれば黒とアーティファクトにも存在する。
部族カードは複数存在する。ロードには錯乱した隠遁者/Deranged Hermit、木の実拾い/Nut Collector、深き森の隠遁者/Deep Forest Hermit、リス伯爵/Earl of Squirrel(銀枠)、リスの数だけ強化されるリスの群れ/Squirrel Mob、一時全体強化のリス番/Squirrel Wrangler、昆虫・ネズミ・蜘蛛と兼用で再生させる土地、群がりの庭/Swarmyard、リスおよびリスのアートを参照するAcornelia, Fashionable Filcher(銀枠)が存在する。
リス・トークンはすべて緑の1/1であり、リス・トークンを生成するカードもほぼ緑である。(→トークン一覧)
伝説のリスは銀枠のAcornelia, Fashionable Filcherのみ。
- ウルザズ・レガシー版の樫の力/Might of Oaksのイラストに描かれたリスは人気が高く、クローサの獣の能力もそれを元にしていると思われる。
- トークンとして大量生産しやすいため、よく対立/Oppositionと共に使われる。→ リス対立
- 一般にリスは可愛い生物であるが、マジックにおけるリスはクローサの獣やリスの巣/Squirrel Nestのフレイバー・テキストなどに表されるように注意すべき獣として描かれている。
- リス・トークンが新兵1人に匹敵するあたり、マジックのリスは我々の知るリスとは文字通り次元が違う存在なのかもしれない。
- もともと草陰の待ち伏せ/Waiting in the Weedsがリス・トークンを生成する最初のカードになる予定であったが、イラストに猫が描かれていたため猫・トークンを生成する効果に変更されてしまった。それを不満に思ったMark Rosewaterによってリスがたびたび推されることになった。
参考
- Squirrel Of My Dreams(Making Magic 2002年7月22日 Mark Rosewater著)
- Join P.E.S.T.!(Feature 2002年7月24日 Ben Bleiweiss著)
- 『イコリア』の目 その1
- サブタイプ「リス(Squirrel)」で検索
- 「リス(Squirrel)」でテキスト検索
- クリーチャー・タイプ解説