粗暴な協力/Savage Alliance

提供：MTG Wiki

2016年7月23日 (土) 23:13時点における版 (編集) ブラー (トーク | 投稿記録) 細 (ページの作成：「{{#card:Savage Alliance}} {{未評価|異界月}} ==参考== *カード個別評価：異界月 - アンコモン Category:未評価カード」)		2020年4月27日 (月) 22:23時点における最新版 (編集) (取り消し) 60.116.172.28 (トーク) - whois
（3人の利用者による、間の3版が非表示）
1行：		1行：
	{{#card:Savage Alliance}}		{{#card:Savage Alliance}}
−	{{未評価|異界月}}	+	[[赤]]の[[アンコモン]]の[[増呪]]持ち[[呪文]]。[[白]]の[[神聖な協力/Blessed Alliance]]と対になっている。モードは、全体[[トランプル]]付与、単体[[クリーチャー]]への2点[[ダメージ]]、[[対戦相手]]の各クリーチャーへの1点ダメージ。
		+
		+	トランプルの付与は使う場面を選ぶが、最後のひと押しに役立つため侮れない。単体への2点ダメージはマナ効率は悪いものの実用範囲内で、単体[[除去]]の枠を減らすことなく他の役割を持たせることができる。3つ目のモードは[[サイムーン/Simoon]]相当で、単独でも[[トークン]]や[[システムクリーチャー]]を一掃可能で、ギリギリ生き残るように[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]してきたクリーチャーにトドメを刺すように使う、あるいはブロックを躊躇わせることもできる。
		+
		+	増呪コストが安く、3～5[[マナ]]で使い分けしやすい。基本的には2番目と3番目のモードがメインで、必要に応じて4マナで[[タフネス]]3までのクリーチャーを[[焼く]]ように使ったり、トランプル付与のモードを選ぶことになる。対戦相手がクリーチャーを並べて戦う[[デッキ]]ならどの局面で引いても役に立つだろう。一方、対戦相手がノンクリーチャーデッキや小数の[[大型クリーチャー]]に頼るデッキだと[[腐る|腐り]]やすく、[[プレイヤー]]に直接ダメージを与えられない欠点もあり、手放しで4枚[[積む]]ようなカードではない。[[メタ]]に合わせての採用になるだろう。
		+
		+	[[スタンダード]]では[[カラデシュ]]参入後、[[つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso]]を1枚で[[トークン]]ごと処理できることが評価され[[サイドボード]]に採用される。
		+
		+	[[リミテッド]]ではクリーチャーを使わないデッキはほぼ存在せず、同[[ブロック (総称)|ブロック]]にはトークンを含めてタフネス1クリーチャーも多いため、焼く[[対象]]には困らない。また[[ダメージレース]]を競う場面ではトランプルの有無が戦局を左右することも多い。[[色拘束]]も緩いので、赤が絡むデッキ全般で役立つだろう。
		+
		+	*トランプルの付与は[[緑]]に次いで赤も[[色の役割|得意とする役割]]だが、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャー全体にトランプルを付与できる赤単色の非[[パーマネント]]呪文は意外にもこれが初登場。
		+	**単体へ付与する呪文ならいくつか存在し、パーマネントでは[[攻撃の元型/Archetype of Aggression]]などが存在していた。
	==参考==		==参考==
	*[[カード個別評価：異界月]] - [[アンコモン]]		*[[カード個別評価：異界月]] - [[アンコモン]]
−
−	[[Category:未評価カード]]

---

2020年4月27日 (月) 22:23時点における最新版

赤のアンコモンの増呪持ち呪文。白の神聖な協力/Blessed Allianceと対になっている。モードは、全体トランプル付与、単体クリーチャーへの2点ダメージ、対戦相手の各クリーチャーへの1点ダメージ。

トランプルの付与は使う場面を選ぶが、最後のひと押しに役立つため侮れない。単体への2点ダメージはマナ効率は悪いものの実用範囲内で、単体除去の枠を減らすことなく他の役割を持たせることができる。3つ目のモードはサイムーン/Simoon相当で、単独でもトークンやシステムクリーチャーを一掃可能で、ギリギリ生き残るようにブロックしてきたクリーチャーにトドメを刺すように使う、あるいはブロックを躊躇わせることもできる。

増呪コストが安く、3～5マナで使い分けしやすい。基本的には2番目と3番目のモードがメインで、必要に応じて4マナでタフネス3までのクリーチャーを焼くように使ったり、トランプル付与のモードを選ぶことになる。対戦相手がクリーチャーを並べて戦うデッキならどの局面で引いても役に立つだろう。一方、対戦相手がノンクリーチャーデッキや小数の大型クリーチャーに頼るデッキだと腐りやすく、プレイヤーに直接ダメージを与えられない欠点もあり、手放しで4枚積むようなカードではない。メタに合わせての採用になるだろう。

スタンダードではカラデシュ参入後、つむじ風の巨匠/Whirler Virtuosoを1枚でトークンごと処理できることが評価されサイドボードに採用される。

リミテッドではクリーチャーを使わないデッキはほぼ存在せず、同ブロックにはトークンを含めてタフネス1クリーチャーも多いため、焼く対象には困らない。またダメージレースを競う場面ではトランプルの有無が戦局を左右することも多い。色拘束も緩いので、赤が絡むデッキ全般で役立つだろう。

• トランプルの付与は緑に次いで赤も得意とする役割だが、コントロールするクリーチャー全体にトランプルを付与できる赤単色の非パーマネント呪文は意外にもこれが初登場。
  • 単体へ付与する呪文ならいくつか存在し、パーマネントでは攻撃の元型/Archetype of Aggressionなどが存在していた。

[編集] 参考

• カード個別評価：異界月 - アンコモン