巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast

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3[[色]]4[[マナ]]で2/2[[飛行]]とクリーチャーとしての性能は低いので、[[誘発型能力]]を目当てに採用することになる。3つの[[クリーチャー・タイプ]]はいずれも[[フィニッシャー]]級のクリーチャーが多いため、[[マナ・コスト]]を踏み倒しながら、なおかつ擬似[[速攻]]のように攻撃している状態でそれらを直接戦場に出せるのは強力。[[黒]]なので[[恐怖/Terror]]系[[除去]]への[[除去耐性]]を備えているのもポイント。早い段階で[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]のような[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]力の高い[[大型クリーチャー]]を出すことを狙いたい。
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*攻撃している状態で戦場に出るクリーチャーに関するルールは「[[攻撃している状態で戦場に出る‎]]」を参照。
 
*攻撃している状態で戦場に出るクリーチャーに関するルールは「[[攻撃している状態で戦場に出る‎]]」を参照。
 
*[[光の心/Heart of Light]]で[[戦闘ダメージ]]に耐性を付けると、気軽に攻撃が可能となる。
 
*[[光の心/Heart of Light]]で[[戦闘ダメージ]]に耐性を付けると、気軽に攻撃が可能となる。
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==関連カード==
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==ストーリー==
 
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*[[カード個別評価:統率者]] - [[神話レア]]
 
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*[[Commander's Arsenal]]
 
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2019年7月5日 (金) 00:39時点における版


Kaalia of the Vast / 巨大なるカーリア (1)(赤)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

飛行
巨大なるカーリアが対戦相手1人に攻撃するたび、あなたはあなたの手札にある天使(Angel)クリーチャー・カード1枚かデーモン(Demon)・クリーチャー・カード1枚かドラゴン(Dragon)・クリーチャー・カード1枚を、タップ状態で、その対戦相手を攻撃している状態で戦場に出してもよい。

2/2

攻撃するたびに、手札から天使デーモンドラゴンのいずれかのクリーチャーカード攻撃している状態で戦場に出せる伝説のクリーチャー

34マナで2/2飛行とクリーチャーとしての性能は低いので、誘発型能力を目当てに採用することになる。3つのクリーチャー・タイプはいずれもフィニッシャー級のクリーチャーが多いため、マナ・コストを踏み倒しながら、なおかつ擬似速攻のように攻撃している状態でそれらを直接戦場に出せるのは強力。なので恐怖/Terror除去への除去耐性を備えているのもポイント。早い段階でエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaのようなコントロール力の高い大型クリーチャーを出すことを狙いたい。

関連カード

ストーリー

カーリアの本名はリア/Liaである。ナヤ/Nayaナカティル/Nacatlの言葉で「力」を意味するカー/kaaをつけた名前を与えられることによってカーリアとなった。

衝合/Conflux後のアラーラ/Alaraにて、バント/Bantだった地域のある村の少女リアは幼い頃から石を壊す事のできる力を持っていた。彼女は鉤爪のように曲がった指を持っていたために他の子供達から仲間はずれにされており、その指は癒し手である母ですら治す事も出来なかった。ある日、リアは猫の頭を持つ不思議な人物を目撃した。その頃、村からは狩人が二人も行方不明にあっており、リアの父や兄も捜索隊に加わっていた。その狩人の一人の妻セレ/Celeと母が話している時、リアが猫頭の人物の話をするとセレは顔色を変えた。次の日、リアが一人遊びをしてる所に再び猫の頭を持つ人物を見かけるが、彼らは少女に袋を被せてそのまま攫っていってしまった。

彼女を攫った猫人の一人はナカティルの陽光弾手/Sunstrikerのナイラ/Niraと名乗った。彼女達の群れは偉大なる指導者アジャニ/Ajaniに忠実に従い、彼の領土を守っていた。そして悪魔による恐ろしい儀式の計画を阻止しようとしており、そのためにはリアの石殺し/Stonekillerの力が必要だと語った。更に、彼女の村は儀式に必要な骨を集めるために悪魔に襲われ、村人たちは連れて行かれてしまったと。ナイラはナカティルの慣例として、初めての戦いに向かう戦士となるリアへと新しい名前「カーリア」を与える。

ナヤのマトカ/Matcaの闘技場にたどり着いたカーリアと一行は、闘技場を屋根のように覆う巨大なヘルカイト/Hellkiteの骸骨の下で儀式を行うボロボロの毛皮を纏った男とその下僕たちを目撃する。その男はかつてはエスパー/Esperエーテリウム/Etheriumから身体を削りだしていた彫刻家だったが、今では悪魔に仕えていた。ヘルカイトの脊椎と翼を接合するキーストーンを破壊すれば儀式は頓挫する……カーリアはなんとか破壊に成功するも、ナイラは儀式を行なっていた男から彼女を守って犠牲となってしまった。

後には残骸のみが残され、悪魔は既に逃れ去っていた。カーリアの胸には虚しさのみが残った。彼女は悪魔への復讐を誓い、広大な荒野を去った。今では彼女は山の礼拝堂に腰掛け、正義の怒りと邪悪な報復への飢えに衝き動かされながら力を蓄え、目の前の敵に破滅をもたらそうとしている。

  • 日本語版フレイバー・テキストでは「above and below」を「天界と下界」と訳しているがこれは誤り。この場合の「below」は設定情報から「地獄や冥界」を表していることは明らかで、「下界」とは「この世、人間の世界」の意味である。また、if節は「Aをするくらいなら、Bをしよう(=天使も悪魔も竜も呼ぶくらいなら、自分で復讐を成し遂げよう)」と訳しているが、ここは譲歩(たとえ…でも)の方がカードメカニズムとも合致する(=天使でも悪魔でも竜でも呼び出して、復讐してやろう)。素直に訳せば「天界と冥界のあらゆる軍を求めねばならぬとしても、私は復讐を果たそう。」くらいか。
"I'll have my revenge if I have to call on every force from above and below."
「天界と下界のあらゆる軍を求めねばならぬぐらいなら、私は自らの復讐を果たそう。」

登場作品

参考

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