モミール・ベーシック
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:1マナのクリーチャーに、盤面に大きな影響を与えるものは少ないため、カード消費を抑えてマナを伸ばす方が良い(マナ・クリーチャーの確率は概ね低い)。 | :1マナのクリーチャーに、盤面に大きな影響を与えるものは少ないため、カード消費を抑えてマナを伸ばす方が良い(マナ・クリーチャーの確率は概ね低い)。 | ||
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:*以前はX=2から起動する(X=3では起動しない)ことが多かったが、現在では、比較的高確率かつ圧倒的な支配力を持つ[[真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth|エルドラージ・クリーチャー]]のマナ域に繋げるため、X=5程度まで手札を保持することも多い。 | :*以前はX=2から起動する(X=3では起動しない)ことが多かったが、現在では、比較的高確率かつ圧倒的な支配力を持つ[[真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth|エルドラージ・クリーチャー]]のマナ域に繋げるため、X=5程度まで手札を保持することも多い。 | ||
;[[基本土地]]は全種類投入 | ;[[基本土地]]は全種類投入 | ||
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:**逆に[[土地渡り]]を考慮して序盤は沼などを置かないプレイングが重要になる。 | :**逆に[[土地渡り]]を考慮して序盤は沼などを置かないプレイングが重要になる。 | ||
:*[[島]]も生息条件に関わるカードが多く比重は重く、逆に[[平地]]・[[森]]は起動型能力(必要マナが少ない)を使うことが少ないので数枚しか入れない事が多い。 | :*[[島]]も生息条件に関わるカードが多く比重は重く、逆に[[平地]]・[[森]]は起動型能力(必要マナが少ない)を使うことが少ないので数枚しか入れない事が多い。 | ||
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==その他== | ==その他== | ||
強烈なデメリットを持つなど、単純に使うようにデザインされていないクリーチャーを引き当てると、即死または大幅に不利になることも多い。 | 強烈なデメリットを持つなど、単純に使うようにデザインされていないクリーチャーを引き当てると、即死または大幅に不利になることも多い。 |
2012年5月20日 (日) 04:04時点における版
モミール・ベーシック/Momir BASICとは、Magic Online認定フォーマットの1つ。Magic Online VanguardのMomir Vig, Simic Visionary Avatarと基本土地のみが使用可能なフォーマット。
要するにMomir Vig, Simic Visionary Avatarから出てきたトークンのみで戦うわけで、その性質から、構築やリミテッドなどに比べ、運の要素が極めて強い。
Momir Vig, Simic Visionary Avatarが使用可能になって以来、主にカジュアル・ルームでプレイされていた物が正式にサポートされた。
目次 |
構築ルール
- 使用可能カードは基本土地(基本氷雪土地も使用可能)のみ。種類は問わないので、各基本土地12枚でも沼/Swamp60枚でもかまわない。
- デッキは60枚の基本土地とMomir Vig, Simic Visionary Avatarのデッキでなくてはならない。
戦略
運の要素が大きいのは言うまでもないが、それでも基本となる戦略は存在する。ただし、それら基本とされていることでも、決して正確な計算に基づいたものではなく、また新しいセットがサポートされるたびに変わっていくことに注意。また、諸説存在する。
- 能力をX=1から起動しない
- まず前提として、「土地のプレイ」「Momir Vigの能力を起動」の両方を行えるのは、手札が2枚以上残っているのが条件である。当然、より大きなマナ域でその状態を保持したいが、そのためには序盤は土地のプレイのみを行い、手札の消費を抑える必要がある。つまりその間は一方的にクリーチャーを展開されるリスクを犯すことになり、その兼ね合いがプレイングの大半と言っても良い。
- そのことから、マナ・クリーチャーやハンド・アドバンテージを得られるクリーチャーは有効性が高い。
- 1マナのクリーチャーに、盤面に大きな影響を与えるものは少ないため、カード消費を抑えてマナを伸ばす方が良い(マナ・クリーチャーの確率は概ね低い)。
- 参考までに1マナ域のクリーチャーがマナ・クリーチャーである確率はほぼ1/19(5%程度)。2マナ域も同程度である。3マナ域では2.6%程度。
- 以前はX=2から起動する(X=3では起動しない)ことが多かったが、現在では、比較的高確率かつ圧倒的な支配力を持つエルドラージ・クリーチャーのマナ域に繋げるため、X=5程度まで手札を保持することも多い。
- 基本土地は全種類投入
- このフォーマットでは一切呪文を唱えることができないため、クリーチャーのサイズと能力だけで戦うことになる。
- 有用な起動型能力を持つクリーチャーは各色に存在するため、それぞれの色のマナを使えるようにしておく方が、戦場に出たクリーチャーが腐りにくい。
その他
強烈なデメリットを持つなど、単純に使うようにデザインされていないクリーチャーを引き当てると、即死または大幅に不利になることも多い。
それらのマナ域で、能力を一切起動しないわけにはいかないだろうから、基本的に対処の方法は皆無である。
X | 出たクリーチャー | 結果 |
---|---|---|
3 | 田舎の破壊者/Countryside Crusher | 次の自分のアップキープにライブラリーがすべて削られる。 |
4 | 荒廃の巨人/Desolation Giant | 自分の他のクリーチャーが壊滅する(再生可能)。 |
5 | 地ならし屋/Leveler | ライブラリーがすべて削られる。 |
荒廃の天使/Desolation Angel | 自分の土地が壊滅する。 | |
空を飲み込むもの/Sky Swallower | 自分の他のパーマネントが全て対戦相手のものになる。 | |
6 | 世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon | 自分のパーマネントがこれだけになる。クリーチャーは状況起因処理で消滅。 |
7 | 触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable | 誘発型能力で即死。 |
8 | 深海の生息者/Denizen of the Deep | 自分の他のクリーチャーが壊滅する。 |
参考
- Magic Online Momir Vig Basic Event Deck
- 第28回:《山》メイン5色(高橋優太の「このデッキを使え!」から)
- 第45回:《山》メイン5色 Part2 ~勝つためのモミール講座~/モミールベーシック(高橋優太の「このデッキを使え!」から)
- 第10回:Master of Momir Basic~モミールの達人~(高橋優太の「このフォーマットを極めろ!」から)
- 行弘賢の「MOを遊びつくせ!」第2回:モミール・ベーシック