包括
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包括/Batchingとは開発部用語の一つ。複数のオブジェクトをまとめ、それらを一括してメカニズムとして扱う手法のことである。
解説
[編集]意識して使われるようになったのはドミナリアの歴史的から[1]。
以降たびたびこの手法を用いており、実際に使用されなかった没案も含め、開発部のコラム等において話題に登ることもある。基本的には「歴史的」のような固有の名前(ルール用語)が付いた場合を指すようだが、各要素がそのまま列記される場合も包括と呼ぶ[2]。例えば神河:輝ける世界では、侍と戦士を参照するカード(永岩城の模範/Eiganjo Exemplarなど)や、忍者とならず者を参照するカード(魁渡の追跡/Kaito's Pursuitなど)がこれに該当する[3]。
- 覚えやすさの観点から、包括でまとめるのに適したオブジェクトの数は最大でも5個とされる[4]。
- 最初にこの手法を使ったのは時のらせんの群がりの庭/Swarmyardとされる[5]。
- Mark Rosewaterは、クリーチャー・タイプをフレイバー的にまとめることについて積極的になることには不安があると語っている。該当するクリーチャー・タイプが網羅できない可能性があること、仮に現時点で網羅できても将来的に追加されるクリーチャー・タイプをどう扱うか、などの理由が挙げられている[6]。
名前付き包括一覧
[編集]名前は付けられていない包括
[編集]- スピリット、秘儀
- クラーケン、タコ、リバイアサン、海蛇
- ウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Temple以来たびたび散発的に登場する、巨大な海棲生物4タイプ参照。
- 侍、戦士 および 忍者、ならず者
- ミュータント、忍者、海亀
- ミュータント タートルズではセット名にちなんで、この3種クリーチャー・タイプをまとめて参照するカードが多い。(流石にティーンエイジ/Teenageだけは無かった)
開発中の案としてはあったものの、実現しなかったもの
[編集]- フェアリーフォーク/fairyfolk[10]
- 神秘的/mystical[11]
- 動物/animal[8]
- 恐れ/Afraid[12]
- ダスクモーン:戦慄の館の展望デザインで、セットに散らばるパーツをまとめ上げる接着剤デザインとして「このターン、あなたがコントロールしているエンチャントやホラーやナイトメアが戦場に出るか攻撃したなら、すべての対戦相手は恐れを抱く。」があった。このセット内のホラーやナイトメアは元からクリーチャー・エンチャントなので表記が取り除かれ、星座と差別化するため部屋の開放が追加され、最終的に違和感になった。
- Mystery Booster 2では、このメカニズムがR&D Playtest CardのCreepy Crawler (Playtest)として先行公開されていた。そちらは裏向きのクリーチャーも参照している。
- スピーディ/Speedy[13]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ 歴史的な話(Making Magic 2018年4月9日 Mark Rosewater著)
- ↑ Kaldheim Storytime, Part 1/『カルドハイム』の物語 その1(Making Magic 2021年1月25日 Mark Rosewater著)
- ↑ State of Design 2022/デザイン演説2022(Making Magic 2022年8月5日 Mark Rosewater著)
- ↑ 4.0 4.1 Outlaws of the Land, Part 1/この地の『無法者』 その1(Making Magic 2024年3月26日 Mark Rosewater著)
- ↑ Typal Through the Years, Part 2/継承されるタイプ その2 (Making Magic 2025年6月9日 Mark Rosewater著)
- ↑ Odds & Ends Kaldheim, Part 1/こぼれ話:『カルドハイム』 その1(Making Magic 2021年2月8日 Mark Rosewater著)
- ↑ 『ゼンディカーの夜明け』の挑戦(Making Magic 2020年9月1日 Mark Rosewater著)
- ↑ 8.0 8.1 『ブルームバロウ』展望デザイン提出文書 その1(Making Magic 2024年7月22日 Mark Rosewater著)
- ↑ 『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スーパー・ヒーローズ』のメカニズム(Daily MTG 2026年6月3日)
- ↑ エルドレインに唄えば(Making Magic 2019年9月16日 Mark Rosewater著)
- ↑ Eldraine Check, Part 2/エルドレイン・チェック その2(Making Magic 2019年9月30日 Mark Rosewater著)
- ↑ Duskmourn: House of Horror Vision Design Handoff, Part 2『ダスクモーン:戦慄の館』展望デザイン提出文書 その2(Making Magic) 2024年9月23日 Mark Rosewater, Annie Sardelis著
- ↑ Aetherdrift Vision Design Handoff, Part 2/『霊気走破』展望デザイン提出文書 その2(Making Magic 2025年2月10日 Mark Rosewater著)