死すべき定め/Bonds of Mortality
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Bonds of Mortality / 死すべき定め (1)(緑)
エンチャント
エンチャント
死すべき定めが戦場に出たとき、カードを1枚引く。
(緑):ターン終了時まで、対戦相手がコントロールするクリーチャーは呪禁と破壊不能を失う。
対戦相手の除去耐性持ちクリーチャーに対する妨害を目的とした起動型能力ということになるが、影響する能力の範囲がいささか狭すぎる。2マナと軽くキャントリップも付いているため腐りにくいとは言え、積極的に採用するべきかはやや疑問が残る。
後に登場した影槍/Shadowspearの存在はかなりの逆風であり、あちらは1マナのアーティファクトゆえにサーチしやすく、装備品として用いても強力である。あえてこちらを採用するならば、エンチャントであることやETBでカードを引けることなどを活かしたい。
[編集] ストーリー
このカードは、ニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneがウラモグ/Ulamogとコジレック/Kozilekを力線によってゼンディカー/Zendikarに引きずり込む瞬間を描いている。傍らにはニッサをサポートしながら、テレパシーで仲間たちに指示を送るジェイス・ベレレン/Jace Belerenの姿がある(イラスト)。
久遠の闇/Blind Eternitiesに住むエルドラージ/Eldraziにとって、巨人/Titanとは物理的空間に映し出された影のようなものに過ぎず、それを破壊しても本体を破壊したことにはならない。しかし力線を使って次元/Planeの中にエルドラージの全身を引きずり込むことができれば、彼らは物理的に滅ぼせる存在になるのではないかとジェイスは考えた。
ジェイスが発見したウラモグとコジレックを現実世界に繋ぎとめる力線を、ニッサが辿って現実のものとした。
- 巨人の陥落/Fall of the Titansはこの直後のシーンを描いたものであり、イラストには同じ巨人の絵が使われている。
- ゼンディカー・ブロックおよび戦乱のゼンディカー・ブロックに呪禁を持つエルドラージは存在しない。破壊不能だけでないのは、フレイバー上の厳密さよりも実用性を取った結果であるとのこと(参考)。
[編集] 参考
- Fall of the Titans(Internet Archive)(Daily MTG、My Favorite Flavor、2016年1月5日、文:Chas Andres)
- カード個別評価:ゲートウォッチの誓い - アンコモン