大釜への給餌/Feed the Cauldron

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Feed the Cauldron / 大釜への給餌 (2)(黒)
インスタント

マナ総量が3以下であるクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。あなたのターンであるなら、食物(Food)トークン1つを生成する。(それは、「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)


1マナ重くなった燻し/Smotherインスタントだが、あなたターンに使うと食物トークン生成できる。

あなたのターンでさえあれば、インスタント・タイミングで使っても食物は出る。複数のブロッカーファッティが討ち取られそうな時などに使うと、大きめのアドバンテージを獲得できるし、シングルシンボルということでリミテッドでは便利。ライフ・アドバンテージの価値も構築よりも高く、協約のタネにすることも可能。

構築では対戦相手攻撃終了ステップに隙を小さく唱える除去としても、あなたのターンに食物をついでに生成できる除去としても、条件も考えると少々重い。元々低マナ域に優秀な除去呪文が豊富に存在する環境というのもあり、余程軽いクリーチャーが跋扈した上で、食物を有効活用できるようなデッキが登場しない限りは出番はあるまい。

[編集] ストーリー

エルドレインの森注目のストーリーの1枚。

魔女の下僕より辛くも逃れ、魔女アガサ/Agathaのいる小屋にたどり着いたケラン/Kellanルビー/Ruby。窓の中ではアガサが大釜をかき混ぜており、今にも騎士が煮られようとしていた。さらに下僕が再びルビーの方に接近しており、急がなければルビーも騎士も命はない。魔女を倒せば騎士が共に戦ってくれるかもしれないし、魔法の下僕も消えるかもしれない。ケランはその可能性に賭け、勇気を振り絞って突進すると、魔女を大釜に突き落とした(イラスト[1]

ケランは叫ぶアガサに体当たりして、大釜の中に落ち行く彼女の悲鳴を聞いた。しかし、彼にはそれがどんな結果を引き起こすのかを考える余裕はなかった。

[編集] 脚注

  1. Wilds of Eldraine | Episode 2: Wandering Knight, Budding Hero/第2話 流浪の騎士、新米英雄(Magic Story 2023年8月9日 K. Arsenault Rivera著)

[編集] 参考

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