協議
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協議(きょうぎ)/Parleyは、コンスピラシーで登場した能力語。
Rousing of Souls / 魂の目覚め (2)(白)
ソーサリー
ソーサリー
協議 ― 各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。これにより公開された土地でないカード1枚につき、あなたは飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体生成する。その後、各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。
Phabine, Boss's Confidant / 首領の腹心、ファビーン (3)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) アドバイザー(Advisor)
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) アドバイザー(Advisor)
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー・トークンは速攻を持つ。
協議 ― あなたのターンの戦闘の開始時に、各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上にあるカード1枚を公開する。あなたは、これにより公開された土地カード1枚につき1体の、緑白の1/1の市民(Citizen)クリーチャー・トークンを生成する。その後、ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは、これにより公開して土地でないカード1枚につき+1/+1の修整を受ける。その後、各プレイヤーはそれぞれカード1枚を引く。
[編集] 解説
各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードを公開し、それが土地か否かで効果量が変動し、その後で各プレイヤーにカードを引かせる能力を表す。ニューカペナの街角統率者デッキ、機械兵団の進軍統率者デッキ、イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ、カルロフ邸殺人事件統率者デッキで再登場した。
コンスピラシーで登場したカードにおいて土地は純粋な「ハズレ」扱いであったが、ニューカペナの街角統率者デッキで登場した首領の腹心、ファビーン/Phabine, Boss's Confidantは土地であった場合も別のボーナスが得られるようになっている。
[編集] ルール
- 公開する順序に特に指定はないが、間に割り込んで何らかの処理をすることはないので、どんな順で公開しても挙動に変化はない。同時公開かAPNAP順公開がベターだろう。
- 公開が開始してから、各ボーナスの処理、ドローまでが合わせて一連の効果であり、その間に割り込むことはできない。
- ライブラリー操作などを行いたい場合は、公開を始める前にする必要がある。
- ボーナスを得るのは、協議カードを使ったプレイヤーのみである。カードを公開したプレイヤーが全員ボーナスを得るわけではない。
- 公開したカードが土地か否かに関わらず、全員がカードを引く。土地以外を公開したプレイヤーだけが引くわけではない。
- 通常、公開したカードをそのまま引くことになる。
[編集] その他
- 他のプレイヤーにカードを引かせてしまう性質上、カード・アドバンテージは失いやすい。コンスピラシー・ドラフトでは多人数戦で行うことが推奨されているため、特にその傾向は強い。
- 構築にせよリミテッドにせよ、一般的なデッキでは土地の割合がデッキ全体の4割前後になるのがよいとされている。これを基準にすれば、多少のズレや例外はあるが、ほとんどの場合で「プレイヤー1人につき約6割の確率で土地以外でのボーナスが得られる」と考えてよいだろう。
- ここから大雑把に計算して、2人対戦であれば土地以外が2回公開される確率が36%、1回が48%、0回が16%となる。
- 4人対戦の場合、4回が13%、3回が35%、2回が35%、1回が15%、0回が3%となる。3回以上の確率は合わせて約48%、2回以上なら83%となり、ほとんどの場合で2回以上は期待できる計算になる。