ブービートラップ/Booby Trap
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対戦相手に対して罠を張るアーティファクト。当たるまで対戦相手のドローを監視し続け、当たれば10点と大きなダメージが発生する。ドロー監視の能力のため、当たるまでの間も無駄になりにくい。ただ、さすがに対戦相手のライブラリーに無いカードを指定してしまってはしょうがない。ちゃんと相手のデッキ構成を予測して使うべきだろう。
対戦相手のライブラリーの一番上のカードを知ることができれば、もしくはそれを既知のカードにすることができれば、即10点ダメージを出すことも可能となる。このようなカードはエイヴンの風読み/Aven Windreader、前知/Precognition、記憶の欠落/Memory Lapse、時の引き潮/Time Ebbなど青に多く、コントロール向きである重いマナ・コストやドロー監視能力があることからも、全体的に青と非常に相性が良いカードである。記憶の欠落、時の引き潮はブービートラップが初登場時のスタンダードに存在したため、これらを用いたブービートラップデッキが登場した。
- 工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigyを使って一度に20点ダメージ、というのもいいだろう。ミシュラのガラクタ/Mishra's Baubleもご一緒に。
- 生け贄に捧げることは強制である。また、生け贄は誘発型能力の解決時に行う。
- 指定されたカードを引いた場合でもダメージが発生するだけであり、その引いたカードに影響はない。また能力誘発後、解決までに戦場を離れてしまうと、生け贄に捧げることができないため、ダメージも発生しない。したがって、解呪/Disenchant等を指定しても、ほぼ無意味である。
- このアーティファクトのコントローラーが変化しても、選ばれたプレイヤーは変化しない。よってこのカードの効果には全く影響がない。ただし、能力誘発後にコントロールが移動した場合は生け贄に捧げることができなくなるので、ダメージが発生することなく次の誘発の機会を待つことになる。
- これのジョーク版がLetter Bomb。元々テンペストにはこれではなくLetter Bombの方が収録される予定だった。詳細はLetter Bombの項を参照。
- 「マジカル・トラベラー美由紀」では、ロボトミー/Lobotomyでライブラリーを確認してから、引かれると厄介なカードを指定して10点ダメージを与える描写があった。