ケイオス・ディファイラー/Chaos Defiler
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Chaos Defiler / ケイオス・ディファイラー (3)(黒)(赤)
アーティファクト クリーチャー — デーモン(Demon) 構築物(Construct)
アーティファクト クリーチャー — デーモン(Demon) 構築物(Construct)
トランプル
バトルキャノン ― ケイオス・ディファイラーが戦場に出たか死亡したとき、各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーがコントロールしていて土地でないパーマネント1つを選ぶ。それらのうち無作為に選んだ1つを破壊する。
ETBとPIGで対戦相手の中から無作為に選んだ相手へのパーマネント破壊を行うアーティファクト・クリーチャーのデーモン・構築物。
5/4という無視し難いサイズに回避能力と除去がついた強さは往年の灰燼の乗り手/Ashen Riderが示した通り。2人対戦では深く考えずとも1:2交換を狙える強力な効果である一方、多人数戦になると誰に損害を与えるかわからなくなるのが特徴。すでに押されているプレイヤーをさらに追い込んでしまうケースもある。
もっとも対象は絞り込めて自分も巻き込まないため最低限の効力は保証されており、誘発の条件が緩くクリプテック/Cryptekを始めとした様々な手段で使い回しを狙え、色と速度が合うデッキタイプなら採用の優先順位は非常に高いだろう。
レガシーではゴブリンの溶接工/Goblin Welderのリアニメイト先として採用されることがある。やはり赤単では対処困難なパーマネントに触れられるのが魅力的。PIGも溶接工で誘発させられるため、出し入れしているだけで面白いようにパーマネントが破壊されていく。
- 土地以外のパーマネントを自由に破壊できるという従来の黒赤では在り得ないカード。黒の色の役割にエンチャント破壊が追加されたとはいえ豪快である。
- 黒のエンチャント除去が登場して間もない2020年時点ですでにMark Rosewaterは「黒赤が対戦相手のランダムなパーマネントを除去することは考えられる」と述べていた[1]。2人対戦では狙ったパーマネントを除去できてしまうものの、このカードで概ねそれが実現したことになる。
[編集] ルール
- この能力は対象を取らない。また、呪禁を持つパーマネントも選ぶことができる。破壊する候補のパーマネントの選択は解決時に行うので、解決され始めるまで何を選ぶかを宣言する必要はない。
- 各対戦相手につき、そのプレイヤーが土地でないパーマネントを1つ以上コントロールしているのならば、どれかを選ぶ必要がある。何も選ばないことはできない。
- 能力が解決され始めて、パーマネントが無作為に選ばれてから破壊されるまでの間には、どのプレイヤーも何か対応して処理を行うことはできない。
- 選ばれたパーマネントの中に破壊不能を持つものがある場合、それは無作為に破壊するパーマネントの抽選からは除外される。(CR:608.2d)