イオナの大司祭/Archpriest of Iona
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クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
イオナの大司祭のパワーはあなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数に等しい。(あなたのパーティーは、ウィザード(Wizard)とクレリック(Cleric)とならず者(Rogue)と戦士(Warrior)それぞれ最大1体から構成される。)
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたのパーティーが全員そろっている場合、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受け飛行を得る。
パーティーの構成に応じたパワーを持ち、パーティーが全員そろっているならあなたのターンの戦闘開始時に飛行と+1/+1修整を与える人間・クレリック。
このカードが入るデッキであれば戦場が更地であることは少ないので、序盤であっても概ね1マナ2/2相当で戦うことができ、かの今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Kondaに匹敵するコスト・パフォーマンスを発揮してくれる。そしてパーティーが全員揃えば本領を発揮し、+1/+1修整と飛行付与の能力によって地上ブロッカーを躱してとどめを刺しに行ける。序盤は高性能ウィニーとして攻撃し、攻撃が通りにくくなった頃には大型フライヤーとして振る舞える、高機能な一枚である。
当然ながら、パーティー中心のデッキで扱ってこそ光るカード。最短でパーティーが揃えば3ターン目に5/3飛行で攻めることも可能。1マナでパーティーの役職を一つ埋めることができる点も重要であり、収得の熟練者/Acquisitions Expertや団結の標、タズリ/Tazri, Beacon of Unityなどにとっても嬉しい1枚となる。また、2/2~3/2程度でも1マナとしては十分強力なので、パーティーシナジーを重視しない白ウィニー系のデッキに準バニラ扱いで投入することも考えられる。
リミテッドでは素の性能が悪くなく3マナ域との相打ちも狙え、パーティーが揃えばフィニッシャーになれるため優秀なカード。
- パワーを決める能力は特性定義能力である。戦場以外の領域にある間も、あなたのパーティーの構成によってパワーは変化する。
- 誘発型能力はif節ルールを使用している。誘発時と解決時の両方でパーティーが全員そろってないなら、能力は誘発せず解決に際して何もしない。ただし誘発時と解決時でパーティーを構成しているクリーチャーが同じである必要はない。