鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni

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[[黒]]の[[ネズミ]][[忍者]]。[[闇の末裔/Scion of Darkness]]同様に、[[サボタージュ能力]]で[[対戦相手]]の[[墓地]]から[[リアニメイト]]が可能。
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[[黒]]の[[伝説の]][[ネズミ]][[忍者]]。[[闇の末裔/Scion of Darkness]]同様に、[[サボタージュ能力]]で[[対戦相手]]の[[墓地]]から[[リアニメイト]]が可能。
  
[[再生]]もできるのでそのまま[[唱える|唱え]]ても十分。[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]しても再生、ブロックしないと[[墓地]]から[[リアニメイト|釣られる]]、といずれにせよ数で負けるのは時間の問題。
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[[P/T]]が高い上に[[再生]]できるため[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されても大抵一方的に倒せ、[[ブロッカー]]を倒しきったら今度はそれらをリアニメイトして戦力にできるため、[[対戦相手]]からしたら非常にしぶとく厄介な存在。無理に忍術を狙わずとも、[[素出し]]でも十分な性能である。
  
[[夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star]]とどちらが有効かは相手次第。[[リミテッド]][[スタンダード]][[神河ブロック構築]]ではかなり使えるが、さすがに[[エクステンデッド]]では活躍の場はなかった。
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[[凧エンジンコントロール]][[Vipies]][[ヤソコン/スタンダード/神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期|ヤソコン]]など、[[神河ブロック構築]]や[[スタンダード]]の様々な黒系[[デッキ]]で採用された。
  
*これに[[トランプル]]などを与え、[[ブロック・クリーチャー]]に[[致死ダメージ]]を与えると共に[[対戦相手]]に[[戦闘ダメージ]]を与えた場合、その時破壊した[[クリーチャー]]を[[誘発型能力]]の[[対象]]にすることが可能である。なぜなら、[[能力]]が[[スタック]]に乗る前に[[状況起因処理]]によって、致死ダメージを[[負う|負った]]クリーチャーが墓地に置かれるためである。
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*これに[[トランプル]]などを与え、[[ブロック・クリーチャー]]に[[致死ダメージ]]を与えると共に[[対戦相手]]に[[戦闘ダメージ]]を与えた場合、その時破壊した[[クリーチャー]]を[[誘発型能力]]の[[対象]]にすることが可能である。なぜなら、[[能力]]が[[スタック]]に乗る前に[[状況起因処理]]によって、致死ダメージを負ったクリーチャーが墓地に置かれるためである。
*[[デーモン|鬼]]の下僕とあるが、その鬼とは[[奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord]]のこと。
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*[[神河謀叛]]の[[プレリリース・トーナメント]]では、このカードの絵違い版[[プレミアム・カード]]が配布された。(→[[プレリリース・カード]])
*設定上、彼女は美しくも悲しきネズミの少女ということである。
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==ストーリー==
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'''墨目'''/''Ink-Eyes''は[[神河/Kamigawa]]の大牙/''Okiba''衆出身の[[ネズミ#ストーリー|鼠人]]。女性({{Gatherer|id=94152|イラスト1}}、{{Gatherer|id=479365|イラスト2}})。瞑想により神/''Kami''の歌を聞くことができ、彼女の[[忍術]]の腕前と驚異的な身体能力はその声に導かれるまま無意識の鍛錬を繰り返した結果である。
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[[竹沼/Takenuma Swamp]]に暮らす[[デーモン/Demon#神河|鬼/Oni]]の信奉者、[[オーガ#ストーリー|大峨]]の無慙/''Muzan''に拾われる。虐げられながらも彼と彼の主のために働くが、鬼との取り引きのため無慙を暗殺。無慙の血を捧げると主の鬼、[[奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord|苦弄/Kuro]]はその裏切りを評し、墨目に死者を操る術を与える。以後彼女は鬼の下僕となった。
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===登場作品===
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*[https://web.archive.org/web/20050204233051/http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/bok/inkeyes A Servant’s Mission]/[https://web.archive.org/web/20050106025919/http://www.wizards.com:80/default.asp?x=magic/bok/inkeyes,,ja 僕(しもべ)の使命]([[WotC]]公式 [[Jay M. Salazar]]著、ページ消失のためInternet Archive)
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/730 壁紙]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/wallpaper-week-ink-eyes-servant-oni-2005-01-07 壁紙]
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mf25 Hi-Yah] ([[WotC]]、文:[[Mike Flores]])
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/hi-yah-2005-01-19 Hi-Yah] (Feature [[2005年]]1月19日 [[Mike Flores]])
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/bok/inkeyes 僕(しもべ)の使命]([[WotC]]公式)
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*[[墨目/Ink-Eyes]]([[背景世界/ストーリー用語]])
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*[[Ink-Eyes, Servant of Oni Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]])
 
*[[Ink-Eyes, Servant of Oni Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]])
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*[[リアニメイトカード]]
 
*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]]
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*[[From the Vault:Twenty]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2020年#Year of the Rat|Secret Lair Drop Series: Year of the Rat]]

2022年9月24日 (土) 16:51時点における最新版


Ink-Eyes, Servant of Oni / 鬼の下僕、墨目 (4)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ネズミ(Rat) 忍者(Ninja)

忍術(3)(黒)(黒)((3)(黒)(黒),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
鬼の下僕、墨目がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのプレイヤーの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。
(1)(黒):鬼の下僕、墨目を再生する。

5/4

伝説のネズミ忍者闇の末裔/Scion of Darkness同様に、サボタージュ能力対戦相手墓地からリアニメイトが可能。

P/Tが高い上に再生できるためブロックされても大抵一方的に倒せ、ブロッカーを倒しきったら今度はそれらをリアニメイトして戦力にできるため、対戦相手からしたら非常にしぶとく厄介な存在。無理に忍術を狙わずとも、素出しでも十分な性能である。

凧エンジンコントロールVipiesヤソコンなど、神河ブロック構築スタンダードの様々な黒系デッキで採用された。

[編集] ストーリー

墨目/Ink-Eyes神河/Kamigawaの大牙/Okiba衆出身の鼠人。女性(イラスト1イラスト2)。瞑想により神/Kamiの歌を聞くことができ、彼女の忍術の腕前と驚異的な身体能力はその声に導かれるまま無意識の鍛錬を繰り返した結果である。

竹沼/Takenuma Swampに暮らす鬼/Oniの信奉者、大峨の無慙/Muzanに拾われる。虐げられながらも彼と彼の主のために働くが、鬼との取り引きのため無慙を暗殺。無慙の血を捧げると主の鬼、苦弄/Kuroはその裏切りを評し、墨目に死者を操る術を与える。以後彼女は鬼の下僕となった。

[編集] 登場作品

[編集] 参考

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