腹音鳴らし/Borborygmos

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[[血まなこのサイクロプス/Bloodshot Cyclops]]以来出番が無かった[[サイクロプス]][[ギルドパクト]]で久しぶりに登場した。
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[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール一族]]の長を務める[[伝説の]][[サイクロプス]]
  
[[ファングレンの初仔/Fangren Firstborn]]に見られるように、全体強化能力は[[緑]]の得意技。
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[[ファングレンの初仔/Fangren Firstborn]]に見られるように、[[全体強化]][[能力]]は[[緑]]の得意技。[[対戦相手]]に[[ダメージ]]を[[与える]][[+1/+1カウンター]]が置かれる、と[[狂喜]]を体現しているともいえる。
[[スリス]]能力の強化版、対戦相手にダメージを与える、[[+1/+1カウンター]]が乗る、と[[狂喜]]を体現しているともいえる。
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[[トランプル]]を持っている上に、[[パワー]]が6もあるので大抵は[[対戦相手]]に[[ダメージ]]が通るだろう。
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[[トランプル]]を持っている上に、[[パワー]]が6もあるので大抵は対戦相手にダメージが通るだろう。ただ、[[+1/+1カウンター]]が置かれるのは[[戦闘ダメージ]]が与えられた後なので、[[先制攻撃]]でもつけない限り一緒に[[攻撃]]した[[クリーチャー]]を「守って」やったり、ダメージを増やしたりすることはできないし、7[[マナ]]のクリーチャーが殴り始める頃にお供が膨れ上がってきても今更感は拭えない。そもそも、グルール戦略なら出す前に殴り勝てるのが当たり前。
ただ、[[+1/+1カウンター]]が乗るのは[[戦闘ダメージ]]が[[解決]]された後なので、[[先制攻撃]]でもつけない限り一緒に[[攻撃]]した[[クリーチャー]]を「守って」やったり、ダメージを増やしたりすることはできないし、7[[マナ]]のクリーチャーが殴り始める頃にお供が膨れ上がってきても今更感は拭えない。大体グルール戦略なら出す前に殴り勝てるんじゃないだろうか…。
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[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]ギルドのトップだが、[[シミック連合/The Simic Combine|+1/+1カウンター]]が乗っかるあたりは[[シミック]]との相性も良い(重さはともかく)。
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グルールのギルド指導者だが、+1/+1カウンターをばら撒く能力は[[シミック連合/The Simic Combine|シミック]]との相性もよい。
*能力的に見れば、[[緑]][[単色]]でもありそうではあるが、例えば[[赤]]っぽく[[速攻]]を付けたりすると[[ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel]]と被るなどの兼ね合いもあるのだろう。
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*[[フレイバー・テキスト]]によると、彼が出す命令は"Crush them!"と"We eat!"だけらしい。
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"Crush them!"は[[大惨事/Wreak Havoc]]のフレイバー・テキストに、"We eat!"は[[変幻の大男/Protean Hulk]]のフレイバー・テキストになっている。
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(日本語版では「ぶっつぶせ!」と「叩き潰せ!」に訳し分けられてしまっているが、英語版を見れば同じである)
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*サイクロプスは神話に登場する単眼の巨人のこと。
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顔がちょっとわかりにくいが、確かに腹音鳴らしの眼も1つしかない。
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*小さな辞書には載っていないような珍しい言葉だが、"Borborygmos"で一単語である。
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意味は腹が鳴る音のこと。
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*グルールの[[パルンズ/Paruns]]の末裔らしい。
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==[[サイクル]]==
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*[[血まなこのサイクロプス/Bloodshot Cyclops]]以降長らく新種が出ていなかった[[サイクロプス]]の新種であり、初の[[伝説の]]サイクロプスでもある。
[[ギルド/Guild|ラヴニカ・ブロック]]の、大型の[[伝説のクリーチャー]][[マナ・コスト]][[ギルド]][[]][[マナ]]を2つずつ含む。
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*能力だけを見れば、[[]][[単色]]でもよさそうではあるが、例えば[[]]っぽく[[速攻]]を付けたりすると[[ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel]]と被るなどの兼ね合いもあるのだろう。
その多くは、ギルドで指導者的な役割を担っている。
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*[[フレイバー・テキスト]]によると、彼が出す命令は"Crush them!"と"We eat!"だけらしい。"Crush them!"は[[大惨事/Wreak Havoc]]のフレイバー・テキストに、"We eat!"は[[変幻の大男/Protean Hulk]]のフレイバー・テキストに使われている(日本語版では「ぶっつぶせ!」と「叩き潰せ!」に訳し分けられてしまっているが、英語版を見れば同じである)。
<!-- (但し、[[アゾリウス評議会/Azorius Senate]][[シミック団(シミック連合)/The Simic]]は別のクリーチャーが指導者) -->
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*小さな辞書には載っていないような珍しい言葉だが、"Borborygmos"で一単語である。意味は腹が鳴る音のこと。
  
*[[ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel]]
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==関連カード==
*[[秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets]]
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{{同一の存在を表すカード/腹音鳴らし}}
*[[石の死の姉妹/Sisters of Stone Death]]
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*[[議事会の合唱者/Chorus of the Conclave]]
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<!-- -[[腹音鳴らし/Borborygmos]] -->
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===サイクル===
*[[火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind]]
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{{サイクル/ラヴニカ・ブロックの伝説のクリーチャー1}}
*[[オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhova]]
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*[[不可解なるイスペリア/Isperia the Inscrutable]]
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*[[穢すものラクドス/Rakdos the Defiler]]
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*[[クラージ実験体/Experiment Kraj]]
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==参考==
 
==参考==
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*[[グルール一族/The Gruul Clans]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]]

2023年4月21日 (金) 16:42時点における最新版


Borborygmos / 腹音鳴らし (3)(赤)(赤)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — サイクロプス(Cyclops)

トランプル
腹音鳴らしがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。

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グルール一族の長を務める伝説のサイクロプス

ファングレンの初仔/Fangren Firstbornに見られるように、全体強化能力の得意技。対戦相手ダメージ与える+1/+1カウンターが置かれる、と狂喜を体現しているともいえる。

トランプルを持っている上に、パワーが6もあるので大抵は対戦相手にダメージが通るだろう。ただ、+1/+1カウンターが置かれるのは戦闘ダメージが与えられた後なので、先制攻撃でもつけない限り一緒に攻撃したクリーチャーを「守って」やったり、ダメージを増やしたりすることはできないし、7マナのクリーチャーが殴り始める頃にお供が膨れ上がってきても今更感は拭えない。そもそも、グルール戦略なら出す前に殴り勝てるのが当たり前。

グルールのギルド指導者だが、+1/+1カウンターをばら撒く能力はシミックとの相性もよい。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ラヴニカ・ブロックの、ギルドマナを2つずつ含む伝説のクリーチャーサイクル。ギルド指導者(Guild Leader)サイクルとも呼ばれ、その多くはギルドで指導者的な役割を担っている。

[編集] 参考

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