脊髄移植/Spinal Graft

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[[邪悪なる力/Unholy Strength]]に比べて高い[[修整]]を与えるかわりに、[[タール坑の戦士/Tar Pit Warrior]]のような脆さまでを付加する[[オーラ]]。
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[[邪悪なる力/Unholy Strength]]に比べて高い[[修整]]を与えるかわりに、[[卑屈な幽霊/Skulking Ghost]]や[[タール坑の戦士/Tar Pit Warrior]]のような脆さまでを付加する[[オーラ]]。
<!-- 卑屈な幽霊の方が有名だと思うんだけど、書き直したのは何故?(飛行の有無?) -->
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[[スーサイドブラック]]では用いられることがあったが、[[カード]]2枚も使ってあっさりと打ち落とされてはたまらないため、あまり頻繁に使用されることはなかった。
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修整値そのものは大きく、[[リミテッド]]では[[つける]]タイミングを間違えなければ強力に働く。[[対戦相手]]に[[対象]]を取るタイプの[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]がいると[[腐る]]が、逆にこちらの対象を取る[[能力]]と組み合わせれば対戦相手のクリーチャーにつけることで[[除去]]として使うことも可能で、融通が利きなかなか使い勝手は良い。ただ、読みを間違えると[[アドバンテージ]]を失ってしまうので多少難しい。[[タッパー]]や[[プリベンター]]がいれば安定性の高い除去になる。
  
修正値そのものは大きく、[[リミテッド]]では付けるタイミングを間違えなければ強力に働く。
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[[スーサイドブラック]]では用いられることがあったが、[[カード]]2枚も使ってあっさりと撃ち落とされてはたまらないため、あまり頻繁に使用されることはなかった。
相手に[[腐る|対象]]を取るタイプの能力を持つ[[クリーチャー]]がいると[[腐り]]そうだが、対象を取る[[能力]]と組み合わせれば[[除去]]として使うことも可能であり、その融通性がカバーしてなかなか使い勝手の良い[[カード]]になっている。
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ただ、読みを間違えると[[アドバンテージ]]を失ってしまうので多少難しい。
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[[タッパー]]や[[プリベンター]]がいれば安定性の高い除去になる。
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*後の[[ファイレクシア/Phyrexia|脊髄支配/Spinal Embrace]]もそうだが、[[ファイレクシア]]人が[[人間]]や[[エルフ]]を「協力下」におくとき、脊髄を乗っ取るのがもっとも一般的なやり方だったようである。
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*後の[[脊髄支配/Spinal Embrace]]や[[外科的摘出/Surgical Extraction]]もそうだが、[[ファイレクシアン|ファイレクシア人]](新旧問わず)が[[人間]]や[[エルフ]]を「協力下」におくとき、脊髄を乗っ取るのがもっとも一般的なやり方だったようである。
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*{{Gatherer|id=4688}}は背中をぱっくり割られた男性に何とも不気味な脊髄を取り付けようとしているという不気味なもの。取り付けようとしているのは[[ヴォルラス/Volrath]]と思われる。
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*脊髄は脊椎を持つ生物にとって活動する上で重要な器官であり、全身の筋肉や臓器への脳からの命令を担っている。また、身体を支える背骨もここにあり一度損傷すると回復は難しいとされている。それをホイホイ抜き出して機械で作られた脊髄に移植できる[[ファイレクシア/Phyrexia|ファイレクシア]]の技術は凄まじい。
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*小説内での描写によると脊髄単体でも機械生物のような振る舞いを見せている。主に強制的な体の支配と激痛によって移植した相手を従順なファイレクシア人へと仕立てあげているようだ。支配するのには非常に便利そうである。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:テンペストブロック]]
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*[[カード個別評価:テンペスト]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Tempest Remastered]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[コモン]]

2022年1月29日 (土) 09:02時点における最新版


Spinal Graft / 脊髄移植 (1)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。
エンチャントされているクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。


邪悪なる力/Unholy Strengthに比べて高い修整を与えるかわりに、卑屈な幽霊/Skulking Ghostタール坑の戦士/Tar Pit Warriorのような脆さまでを付加するオーラ

修整値そのものは大きく、リミテッドではつけるタイミングを間違えなければ強力に働く。対戦相手対象を取るタイプの能力を持つクリーチャーがいると腐るが、逆にこちらの対象を取る能力と組み合わせれば対戦相手のクリーチャーにつけることで除去として使うことも可能で、融通が利きなかなか使い勝手は良い。ただ、読みを間違えるとアドバンテージを失ってしまうので多少難しい。タッパープリベンターがいれば安定性の高い除去になる。

スーサイドブラックでは用いられることがあったが、カード2枚も使ってあっさりと撃ち落とされてはたまらないため、あまり頻繁に使用されることはなかった。

  • イラストは背中をぱっくり割られた男性に何とも不気味な脊髄を取り付けようとしているという不気味なもの。取り付けようとしているのはヴォルラス/Volrathと思われる。
  • 脊髄は脊椎を持つ生物にとって活動する上で重要な器官であり、全身の筋肉や臓器への脳からの命令を担っている。また、身体を支える背骨もここにあり一度損傷すると回復は難しいとされている。それをホイホイ抜き出して機械で作られた脊髄に移植できるファイレクシアの技術は凄まじい。
  • 小説内での描写によると脊髄単体でも機械生物のような振る舞いを見せている。主に強制的な体の支配と激痛によって移植した相手を従順なファイレクシア人へと仕立てあげているようだ。支配するのには非常に便利そうである。

[編集] 参考

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