生皮収集家/Pelt Collector

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(5人の利用者による、間の8版が非表示)
3行: 3行:
 
自分より[[パワー]]が強い味方が[[戦場に出る]]か[[死亡]]したなら[[強化]]される[[エルフ]]・[[戦士]]。
 
自分より[[パワー]]が強い味方が[[戦場に出る]]か[[死亡]]したなら[[強化]]される[[エルフ]]・[[戦士]]。
  
[[ギルド門侵犯]]の[[進化]]に似ているが、パワーしか参照しない。[[ビートダウン]][[デッキ]]なら順当に[[トランプル]]を得るまで強化できるので頼りになる。
+
[[ギルド門侵犯]]の[[進化]]に似ているが、パワーしか参照しない。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]][[デッキ]]なら順当に[[トランプル]]を得るまで強化できるので頼りになる。
  
クリーチャーが戦場に出たときだけでなく、死亡したときにも能力を誘発させるため、戦場に出てすぐ自壊する[[想起]]持ちクリーチャーや、お互いに[[生け贄]]を要求する[[肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder]]のようなカード群と相性がいい。
+
クリーチャーが戦場に出たときだけでなく、死亡したときにも能力が[[誘発]]するため、戦場に出てすぐ自壊する[[クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner]]や[[想起]]持ちクリーチャー、お互いに[[生け贄に捧げる|生け贄]]を要求する[[疫病造り師/Plaguecrafter]]のようなカード群と相性がよい。
 +
 
 +
[[軽い|軽量]]のエルフだが横に並べて全体強化を行う部族デッキに噛み合う能力ではないため、[[スタンダード]]環境では[[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]]や[[鉄葉ストンピィ]]に採用される。
  
 
*[[カード名]]はまるで[[黒]]のクリーチャーのようだが、{{Gatherer|id=452891}}を見る限り剥いだばかりの生皮ではなくちゃんと加工した毛皮である([[誤訳/名訳]])。とはいえ、「毛皮収集家」という富豪のようなニュアンスよりも狩人のイメージを残すために生皮と訳したのかもしれない。
 
*[[カード名]]はまるで[[黒]]のクリーチャーのようだが、{{Gatherer|id=452891}}を見る限り剥いだばかりの生皮ではなくちゃんと加工した毛皮である([[誤訳/名訳]])。とはいえ、「毛皮収集家」という富豪のようなニュアンスよりも狩人のイメージを残すために生皮と訳したのかもしれない。
 +
*([[緑マナ|緑]])1/1、後続が出ると強化される性質、一定数[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれると[[能力]]が使えるようになる点など、同じく[[ラヴニカ/Ravnica]]出身の[[実験体/Experiment One]]を彷彿とさせる。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*[[クリーチャー]]が[[戦場に出た]]ことによって生皮収集家の能力が[[誘発]]するかどうかは、[[不和のトロスターニ/Trostani Discordant]]のようにそのクリーチャーの[[パワー]]を変更する[[常在型能力]]があればそれを適用した後のパワーを使用する。
+
*[[クリーチャー]]が戦場に出たことによって生皮収集家の能力が[[誘発]]するかどうかは、[[不和のトロスターニ/Trostani Discordant]]のようにそのクリーチャーの[[パワー]]を変更する[[常在型能力]]があればそれを適用した後のパワーを使用する。
 
*クリーチャーが[[死亡]]したことによって生皮収集家の能力が誘発するかどうかは、そのクリーチャーが死亡する直前の戦場でのパワーを参照する。
 
*クリーチャーが[[死亡]]したことによって生皮収集家の能力が誘発するかどうかは、そのクリーチャーが死亡する直前の戦場でのパワーを参照する。
*生皮収集家の誘発型能力は[[if節ルール]]を用いる。誘発時と[[解決]]ときの両方で「そのクリーチャーのパワーが生皮収集家よりも大きい場合」を満たしていなければ、解決時に何も起こらない。
+
*生皮収集家の誘発型能力は[[if節ルール]]を用いる。[[解決]]に際して「そのクリーチャーのパワーが生皮収集家よりも大きい場合」を満たしていなければ、何も起こらない。
**生皮収集家のパワーが1の時にパワーが2のクリーチャーが同時に戦場に出るか死亡したとき、能力はそれぞれで誘発するが、2つ目の能力の解決時には条件を満たしてないためカウンターが置かれることはない。
+
**生皮収集家のパワーが1の時にパワーが2のクリーチャー2体が同時に戦場に出るか死亡したとき、能力はそれぞれで誘発するが、最初に解決される能力によりパワーが2になり2つ目の能力の解決時には条件を満たしてないためカウンターが置かれることはない。
*クリーチャーが戦場に出たことによって生皮収集家の能力が誘発し、解決までに誘発させたクリーチャーが戦場を離れた場合、条件を満たしているかどうかは[[最後の情報]]を参照する。
+
*クリーチャーが戦場に出たことによって生皮収集家の能力が誘発し、解決までに誘発させたクリーチャーが[[戦場を離れる|戦場を離れた]]場合、条件を満たしているかどうかは[[最後の情報]]を参照する。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ラヴニカのギルド]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカのギルド]] - [[レア]]

2020年7月25日 (土) 09:21時点における最新版


Pelt Collector / 生皮収集家 (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

あなたがコントロールしている他のクリーチャーが1体戦場に出るか死亡するたび、そのクリーチャーのパワーが生皮収集家よりも大きい場合、生皮収集家の上に+1/+1カウンターを1個置く。
生皮収集家の上に+1/+1カウンターが3個以上置かれているかぎり、これはトランプルを持つ。

1/1

自分よりパワーが強い味方が戦場に出る死亡したなら強化されるエルフ戦士

ギルド門侵犯進化に似ているが、パワーしか参照しない。ビートダウンデッキなら順当にトランプルを得るまで強化できるので頼りになる。

クリーチャーが戦場に出たときだけでなく、死亡したときにも能力が誘発するため、戦場に出てすぐ自壊するクロールの銛撃ち/Kraul Harpooner想起持ちクリーチャー、お互いに生け贄を要求する疫病造り師/Plaguecrafterのようなカード群と相性がよい。

軽量のエルフだが横に並べて全体強化を行う部族デッキに噛み合う能力ではないため、スタンダード環境ではゴルガリ・ミッドレンジ鉄葉ストンピィに採用される。

  • カード名はまるでのクリーチャーのようだが、イラストを見る限り剥いだばかりの生皮ではなくちゃんと加工した毛皮である(誤訳/名訳)。とはいえ、「毛皮収集家」という富豪のようなニュアンスよりも狩人のイメージを残すために生皮と訳したのかもしれない。
  • ()1/1、後続が出ると強化される性質、一定数カウンターが置かれると能力が使えるようになる点など、同じくラヴニカ/Ravnica出身の実験体/Experiment Oneを彷彿とさせる。

[編集] ルール

  • クリーチャーが戦場に出たことによって生皮収集家の能力が誘発するかどうかは、不和のトロスターニ/Trostani Discordantのようにそのクリーチャーのパワーを変更する常在型能力があればそれを適用した後のパワーを使用する。
  • クリーチャーが死亡したことによって生皮収集家の能力が誘発するかどうかは、そのクリーチャーが死亡する直前の戦場でのパワーを参照する。
  • 生皮収集家の誘発型能力はif節ルールを用いる。解決に際して「そのクリーチャーのパワーが生皮収集家よりも大きい場合」を満たしていなければ、何も起こらない。
    • 生皮収集家のパワーが1の時にパワーが2のクリーチャー2体が同時に戦場に出るか死亡したとき、能力はそれぞれで誘発するが、最初に解決される能力によりパワーが2になり2つ目の能力の解決時には条件を満たしてないためカウンターが置かれることはない。
  • クリーチャーが戦場に出たことによって生皮収集家の能力が誘発し、解決までに誘発させたクリーチャーが戦場を離れた場合、条件を満たしているかどうかは最後の情報を参照する。

[編集] 参考

QR Code.gif