孤島の聖域/Island Sanctuary

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(8人の利用者による、間の11版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Island Sanctuary}}
 
{{#card:Island Sanctuary}}
  
一見すると[[Moat]]と似たような[[能力]]を持つ[[エンチャント]](ただしこちらの方が古い)。だがこちらは[[マナ・コスト]]がMoatの半分で、[[ドロー]]を[[飛ばす]]必要があったり、[[島]][[渡り]]が止まらなかったり、自分には影響が無かったりと、相違点も多い。
+
一見すると[[Moat]]と似たような[[能力]]を持つ[[エンチャント]](ただしこちらの方が古い)。だがこちらは[[マナ・コスト]]がMoatの半分で、[[引く|ドロー]]を[[飛ばす]]必要があったり、[[島]][[土地渡り|渡り]]が止まらなかったり、自分には影響がなかったりと、相違点も多い。
  
ドローを飛ばすのは基本的にはデメリットだが、メリットになる場合もある。[[ロック]]系の[[デッキ]]で、ロックが完了したあとにこれでドローを飛ばし続けると、相手からの[[攻撃]]を防ぎつつ自分の[[ライブラリーアウト]]を防ぐことができる。と言うより、そもそも相手次第ではこれだけでロックできてしまうこともある。
+
ドローを飛ばす行動をメリットとして扱える場合もある。[[ロック]]系の[[デッキ]]で、ロックが完了したあとにこれでドローを飛ばし続けると、[[対戦相手]]からの[[攻撃]]を防ぎつつ自分の[[ライブラリーアウト]]を防ぐことができる。というより、そもそも相手次第ではこれだけでロックできてしまうこともある。
  
*古典的[[コンボ]]として[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]との組み合わせがある。通常通り自分もカードを引ける上、相手がより多くドローする羽目になる為、上記の[[ライブラリー破壊]]戦略にもマッチする。
+
*古典的[[コンボ]]として[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]との組み合わせがある。通常通り自分もカードを引ける上、相手がより多くカードを引く羽目になるため、上記の[[ライブラリー破壊]]戦略にもマッチする。
 
*様々な[[デッキ]]で使われたが、変わった所では初期の[[ズアーロック]]にも採用された経緯を持つ。
 
*様々な[[デッキ]]で使われたが、変わった所では初期の[[ズアーロック]]にも採用された経緯を持つ。
*[[カード名]]に「Island」とあるのに、[[青]]でも[[土地]]でもない唯一のカード。
+
*[[カード名]]に「Island」とあるのに、[[青]]でも[[土地]]でもない唯一のカード([[ミラディンの傷跡]]現在、{{WHISPER検索/カード名|Island}})。(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0203 Card of the Day 02/03/2003]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200302.shtml 邦訳])参照)
*[[アルファ]]では[[テキスト]]が「飛行か島渡りを持つクリーチャーしかあなたにダメージを与えられない。」となっていた。そのため、[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]と一緒に使われたりした。
+
**土地でないカードは他に[[島魚ジャスコニアス/Island Fish Jasconius]]のみ。
 +
**[[青マナ]]に関わらない土地としては、[[Island of Wak-Wak]]が存在する。
 +
**日本語の「島」を含むカードでは、[[ナー島の領主/Shah of Naar Isle]]が該当する({{WHISPER検索/カード名|島}})。
 +
*後に登場した[[孤高の聖域/Solitary Sanctuary]]は日本語カード名の読みが1字違いだが、そちらも同じく[[白]]のエンチャント。
 +
*[[リミテッド・エディション]]では[[テキスト]]が「[[飛行]]か島渡りを持つ[[クリーチャー]]しか[[あなた]]に'''[[ダメージ]]を与えられない'''。」となっていた。そのため、[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]と一緒に使われたりした。(あなたに3点のダメージを与えるが無視される)(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/1206 Card of the Day 12/01/2006]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200612.shtml 邦訳])参照)
 +
*のちに[[次元]][[カード]]版といえる[[Celestine Reef (次元カード)]]が作られた。そちらはドローを飛ばす必要はないが、自分のクリーチャーまで攻撃を制限されてしまう。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0203 Card of the Day 02/03/2003]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200302.shtml 邦訳])
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/1206 Card of the Day 12/01/2006]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200612.shtml 邦訳])
 
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[レア]]

2023年9月22日 (金) 00:45時点における最新版


Island Sanctuary / 孤島の聖域 (1)(白)
エンチャント

あなたのドロー・ステップの間にあなたがカードを1枚引く場合、代わりにあなたはそのドローを飛ばしてもよい。そうした場合、あなたの次のターンまで、飛行か島渡りを持つクリーチャーしかあなたを攻撃できない。


一見するとMoatと似たような能力を持つエンチャント(ただしこちらの方が古い)。だがこちらはマナ・コストがMoatの半分で、ドロー飛ばす必要があったり、渡りが止まらなかったり、自分には影響がなかったりと、相違点も多い。

ドローを飛ばす行動をメリットとして扱える場合もある。ロック系のデッキで、ロックが完了したあとにこれでドローを飛ばし続けると、対戦相手からの攻撃を防ぎつつ自分のライブラリーアウトを防ぐことができる。というより、そもそも相手次第ではこれだけでロックできてしまうこともある。

[編集] 参考

QR Code.gif