余波

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ルール)
(ルール)
27行: 27行:
 
* 「それがスタックを離れるならいつでも、それを他の領域に置く代わりにそれを追放する。」という能力による挙動は、[[フラッシュバック]]の記事を参照。
 
* 「それがスタックを離れるならいつでも、それを他の領域に置く代わりにそれを追放する。」という能力による挙動は、[[フラッシュバック]]の記事を参照。
 
** 例えば、余波を持つ側を唱えてそれが[[打ち消す|打ち消された]]場合でも、そのカードは追放される。
 
** 例えば、余波を持つ側を唱えてそれが[[打ち消す|打ち消された]]場合でも、そのカードは追放される。
** 余波を持つ側を、余波そのものの効果以外により墓地から唱える(例:[[奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk]])場合であっても、この挙動は適用される。
+
** この挙動は、墓地から唱えられるという能力とは個別に与えられる。従って、余波を持つ半分を余波そのものの効果以外により墓地から唱える場合(例:[[奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk]])であっても、そのカードはスタックから離れる時点で追放される。
* 余波を持つ分割カードに、墓地以外の領域から唱えることができるようにする能力を適用したとしても(例:[[神託者の大聖堂/Oracle's Vault]])、余波を持つ側を唱えることはできない。余波のルール上、余波を持つ側は「墓地以外の領域からこの分割カードのこの半分を唱えることはできない」と定められているためである(→[[マジックの黄金律#「できない」は「できる」に勝つ|「できない」は「できる」に勝つ]])。
+
* 余波を持つ分割カードに、墓地以外の領域から唱えることができるようにする能力を適用したとしても(例:[[神託者の大聖堂/Oracle's Vault]])、余波を持つ半分を唱えることはできない。余波のルール上、余波を持つ半分は「墓地以外の領域からこの分割カードのこの半分を唱えることはできない」と定められているためである(→[[マジックの黄金律#「できない」は「できる」に勝つ|「できない」は「できる」に勝つ]])。
 
* あなたがあなたの[[ターン]]中に余波を持つ分割カードの上半分を唱えたなら、それを[[解決]]した直後にはあなたが[[優先権]]を持つことになる。あなたは、あなたの墓地から余波を持つ半分を唱えることが適正なら、他のプレイヤーが何らかの行動を行う前に唱えることができる。
 
* あなたがあなたの[[ターン]]中に余波を持つ分割カードの上半分を唱えたなら、それを[[解決]]した直後にはあなたが[[優先権]]を持つことになる。あなたは、あなたの墓地から余波を持つ半分を唱えることが適正なら、他のプレイヤーが何らかの行動を行う前に唱えることができる。
  

2017年6月19日 (月) 01:12時点における版

余波/Aftermath
種別 常在型能力
登場セット アモンケット
CR CR:702.127

余波(よは)/Aftermath は、アモンケットで登場したキーワード能力分割カードが持つ常在型能力である。


Dusk / 黄昏 (2)(白)(白)
ソーサリー

パワーが3以上のクリーチャーをすべて破壊する。

Dawn / 払暁 (3)(白)(白)
ソーサリー

余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
あなたの墓地からパワーが2以下のクリーチャー・カードをすべてあなたの手札に戻す。



Destined / 天導 (1)(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受けるとともに破壊不能を得る。

Lead / 先導 (3)(緑)
ソーサリー

余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それをブロックできるクリーチャーはすべて、それをブロックする。


定義

余波/Aftermath は以下の3つの能力からなる。

  • あなたはあなたの墓地からこの分割カードのこの半分を唱えてもよい
  • 墓地以外の領域からこの分割カードのこの半分を唱えることはできない。
  • この呪文が墓地から唱えられていたなら、それがスタックを離れるならいつでも、それを他の領域に置く代わりにそれを追放する。

解説

上半分は手札から、下半分は墓地から唱えることができる分割カードとフラッシュバックを組み合わせたようなメカニズム。

余波を持つ分割カードは、上半分は通常のカードと同じように短辺を上としたレイアウト、下半分は他の分割カードと同じように長辺を上としたレイアウトの組み合わせとなっている。つまり、手札にあるときに唱えられる方は手札で普通に読める方向になっており、墓地にあるときに唱えられる方は墓地で横倒しにして横に飛び出させたときに普通に読める方向となっている。

それぞれ別々のターンに唱えることもできるが、続けて唱えることで効果が相乗するデザインとなっている。

ルール

  • 「それがスタックを離れるならいつでも、それを他の領域に置く代わりにそれを追放する。」という能力による挙動は、フラッシュバックの記事を参照。
    • 例えば、余波を持つ側を唱えてそれが打ち消された場合でも、そのカードは追放される。
    • この挙動は、墓地から唱えられるという能力とは個別に与えられる。従って、余波を持つ半分を余波そのものの効果以外により墓地から唱える場合(例:奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk)であっても、そのカードはスタックから離れる時点で追放される。
  • 余波を持つ分割カードに、墓地以外の領域から唱えることができるようにする能力を適用したとしても(例:神託者の大聖堂/Oracle's Vault)、余波を持つ半分を唱えることはできない。余波のルール上、余波を持つ半分は「墓地以外の領域からこの分割カードのこの半分を唱えることはできない」と定められているためである(→「できない」は「できる」に勝つ)。
  • あなたがあなたのターン中に余波を持つ分割カードの上半分を唱えたなら、それを解決した直後にはあなたが優先権を持つことになる。あなたは、あなたの墓地から余波を持つ半分を唱えることが適正なら、他のプレイヤーが何らかの行動を行う前に唱えることができる。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif