プロツアー「イクサラン」

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'''プロツアー「[[イクサラン]]」'''/''Pro Tour Ixalan''は、[[2017年]]にアメリカのニューメキシコ州・アルバカーキで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
 
'''プロツアー「[[イクサラン]]」'''/''Pro Tour Ixalan''は、[[2017年]]にアメリカのニューメキシコ州・アルバカーキで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
  
スタンダード部門の初日の使用率では、[[青赤緑ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|ティムール・エネルギー]](23.6%)とその亜種である4色エネルギー(19.6%)、[[ラムナプ・レッド]](19.6%)が3強となり、4位以下を大きく引き離した。特に[[エネルギー・カウンター|エネルギー]]系の[[デッキ]]は合計で48.5%と、全体の半数近くを占める結果となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/pro-tour-ixalan-day-one-metagame-breakdown-2017-11-03 Pro Tour Ixalan Day One Metagame Breakdown]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptxln17/article/019878/ プロツアー『イクサラン』初日スタンダード・メタゲームブレイクダウン](Event Coverage [[Marc Calderaro]]著)</ref>。
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==概要==
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スタンダード部門の初日の使用率では、[[ティムール・エネルギー]](23.6%)とその亜種である4色エネルギー(19.6%)、[[ラムナプ・レッド]](19.6%)が3強となり、4位以下を大きく引き離した。特に[[エネルギー (デッキ)|エネルギー・デッキ]]という括りでは合計で48.5%と、全体の半数近くを占める結果となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/pro-tour-ixalan-day-one-metagame-breakdown-2017-11-03 Pro Tour Ixalan Day One Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptxln17/article/019878/ プロツアー『イクサラン』初日スタンダード・メタゲームブレイクダウン](Event Coverage [[Marc Calderaro]]著)</ref>。
  
Top8にはティムール・エネルギー(4色エネルギー含む)が3人を送り込んだものの、他にも[[アグロ]]から[[コントロール (デッキ)|コントロール]]まで様々なデッキが入賞。決勝は[[黒緑巻きつき蛇#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|スゥルタイ・エネルギー]]を駆る[[Seth Manfield]]と[[王神の贈り物#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|白青ギフト]]を使用する[[Pascal Maynard]]の友人同士の対決となり、これを制したSeth Manfieldが念願のプロツアー王者のタイトルを手に入れた。
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トップ8にはティムール・エネルギー(4色エネルギー含む)が3人を送り込んだものの、他にも[[アグロ]]から[[コントロール (デッキ)|コントロール]]まで様々な[[デッキ]]が入賞。決勝は[[黒緑巻きつき蛇#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|スゥルタイ・エネルギー]]を駆る[[Seth Manfield]]と[[王神の贈り物#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|白青ギフト]]を使用する[[Pascal Maynard]]の友人同士の対決となり、これを制したSeth Manfieldが念願のプロツアー王者のタイトルを手に入れた。
  
*[[プロツアー「闇の隆盛」]]以降、プロツアーは新[[カード・セット|セット]]発売の2週間後に開催されてきたが、[[世界選手権17]]がイクサラン発売の翌週に行われたため、このプロツアーは5週間後の開催となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/organized-play/ixalan-worlds-pro-tour-nationals-and-rptqs-2017-04-18 Ixalan, Worlds, Pro Tour, Nationals, and RPTQs]/[http://mtg-jp.com/publicity/0018681/ 『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ](Organized Play 2017年4月18日 [[Helene Bergeot]]著)</ref>。特にスタンダードにとっては久々の「[[メタゲーム]]がある程度固まってから行われるプロツアー」である。
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*[[プロツアー「闇の隆盛」]]以降、プロツアーは新[[カード・セット|セット]]発売の2週間後に開催されてきたが、[[世界選手権17]]がイクサラン発売の翌週に行なわれたため、このプロツアーは5週間後の開催となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/organized-play/ixalan-worlds-pro-tour-nationals-and-rptqs-2017-04-18 Ixalan, Worlds, Pro Tour, Nationals, and RPTQs]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0018681/ 『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ](Organized Play 2017年4月18日 [[Helene Bergeot]]著)</ref>。特にスタンダードにとっては久々の「[[メタゲーム]]がある程度固まってから行なわれるプロツアー」である。
 
*2017-[[2018年|18]]シーズンの[[プロツアー#プロツアー・チームシリーズ|プロツアー・チームシリーズ]]が開幕。前年度準優勝チームの「[[Genesis]]」が、Sethの優勝により1位でスタートを切った。
 
*2017-[[2018年|18]]シーズンの[[プロツアー#プロツアー・チームシリーズ|プロツアー・チームシリーズ]]が開幕。前年度準優勝チームの「[[Genesis]]」が、Sethの優勝により1位でスタートを切った。
**日本から参加したチームは、前年度優勝チームの「[[Musashi]]」、前年度の「Last Samurai」を継ぐ「Final Last Samurai」、[[中村修平]]率いる「Kusemono」の3つ。上記の3チームとは別、[[齋藤友晴]]がチーム「Connected Company」のメンバーとして参加した。
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**日本人を含む参加チームは、前年度優勝チームの「[[Musashi]]」、前年度の「Last Samurai」を継ぐ「Final Last Samurai」、[[中村修平]]率いる「Kusemono」、[[齋藤友晴]]を擁する多国籍チーム「Connected Company」の4つ<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/organized-play/2017-18-pro-tour-team-series-rosters-2017-10-30 The 2017–18 Pro Tour Team Series Rosters](Organized Play 2017年10月30日 [[Mike Rosenberg]]著)</ref>
<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/organized-play/2017-18-pro-tour-team-series-rosters-2017-10-30 The 2017–18 Pro Tour Team Series Rosters](Organized Play 2017年10月30日 [[Mike Rosenberg]]著)</ref>
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*日本人最高位は[[山本賢太郎]](Musashi所属)の第9位。[[オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ|オポネント]]差0.001<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/round-16-standings-2017-11-04 ROUND 16 STANDINGS](Event Coverage)</ref>で惜しくもトップ8入りを逃す結果となった。
*日本人最高位は[[山本賢太郎]](Musashi所属)の第9位。[[オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ|オポネント]]差0.001<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/round-16-standings-2017-11-04 ROUND 16 STANDINGS](Event Coverage)</ref>で惜しくもTop8入りを逃す結果となった。
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*[[起動コスト]]による[[エネルギー・カウンター]]の減少を正しく反映せず、[[ゲーム]]の状態を故意に偽って有利を得ようとしたとして、[[Huang Hao-Shan]](MTG Mint Card所属)が[[失格]]処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/disqualification-in-round-6-2017-11-03 Disqualification in Round 6]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptxln17/article/019889/ 第6回戦での失格処分について](同上)</ref>。
*エネルギーの個数を故意に偽ったとして、[[Huang Hao-shan]][[失格]]処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/disqualification-in-round-6-2017-11-03 Disqualification in Round 6]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptxln17/article/019889/ 第6回戦での失格処分について](同上)</ref>。
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*本来知り得ない情報である[[ライブラリーの一番上]]を参照して、[[マッチ]]の結果([[投了]]するかどうか)を決めようとしたとして、[[Yao Zile]](MTGSheep所属)が失格処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/disqualification-in-round-15-2017-11-04 Disqualification in Round 15]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptxln17/article/019923/ 第15回戦での失格処分について](同上)</ref>。
*本来知り得ない情報である[[ライブラリーの一番上]]を参照して、[[マッチ]]の結果([[投了]]するかどうか)を決めようとしたとして、[[Yao Zile]]が失格処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/disqualification-in-round-15-2017-11-04 Disqualification in Round 15]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptxln17/article/019923/ 第15回戦での失格処分について](同上)</ref>。
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==基本データ==
 
==基本データ==
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|第4位||[[Samuel Ihlenfeldt]]||Tower Games||[[マルドゥ機体#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|マルドゥ機体]]
 
|第4位||[[Samuel Ihlenfeldt]]||Tower Games||[[マルドゥ機体#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|マルドゥ機体]]
 
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|第5位||[[Mike Sigrist]]||[[Channel Fireball|ChannelFireball]]||[[青赤緑ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|4色エネルギー]]
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|第7位||[[Guillaume Matignon]]||なし||[[青白コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|ジェスカイ副陽]]
 
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|第8位||[[Piotr Glogowski]]||なし||[[青赤緑ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|4色エネルギー]]
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==脚注==
 
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==参考==
 
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*[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln Manfield Energizes Albuquerque](公式サイト、英語)
 
*[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln Manfield Energizes Albuquerque](公式サイト、英語)
*[http://coverage.mtg-jp.com/ptxln17/ プロツアー『イクサラン』 イベントカバレージ](mtg-jp.com)
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*[https://mtg-jp.com/coverage/ptxln17/ プロツアー『イクサラン』 イベントカバレージ](mtg-jp.com)
 
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2021年9月11日 (土) 07:20時点における最新版

プロツアー「イクサラン/Pro Tour Ixalanは、2017年にアメリカのニューメキシコ州・アルバカーキで開催された、スタンダードブースター・ドラフトプロツアー

目次

[編集] 概要

スタンダード部門の初日の使用率では、ティムール・エネルギー(23.6%)とその亜種である4色エネルギー(19.6%)、ラムナプ・レッド(19.6%)が3強となり、4位以下を大きく引き離した。特にエネルギー・デッキという括りでは合計で48.5%と、全体の半数近くを占める結果となった[1]

トップ8にはティムール・エネルギー(4色エネルギー含む)が3人を送り込んだものの、他にもアグロからコントロールまで様々なデッキが入賞。決勝はスゥルタイ・エネルギーを駆るSeth Manfield白青ギフトを使用するPascal Maynardの友人同士の対決となり、これを制したSeth Manfieldが念願のプロツアー王者のタイトルを手に入れた。

[編集] 基本データ

[編集] 上位入賞者

順位 プレイヤー名 チーム 構築の使用デッキ
優勝 Seth Manfield Genesis スゥルタイ・エネルギー
準優勝 Pascal Maynard Massdrop West 白青ギフト
第3位 John Rolf MetaGame Gurus Moon ラムナプ・レッド
第4位 Samuel Ihlenfeldt Tower Games マルドゥ機体
第5位 Mike Sigrist ChannelFireball 4色エネルギー
第6位 Christian Hauck Phoenix: 404 ティムール・エネルギー
第7位 Guillaume Matignon なし ジェスカイ副陽
第8位 Piotr Głogowski なし 4色エネルギー

[編集] 脚注

  1. Pro Tour Ixalan Day One Metagame Breakdown/プロツアー『イクサラン』初日スタンダード・メタゲームブレイクダウン(Event Coverage Marc Calderaro著)
  2. Ixalan, Worlds, Pro Tour, Nationals, and RPTQs/『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ(Organized Play 2017年4月18日 Helene Bergeot著)
  3. The 2017–18 Pro Tour Team Series Rosters(Organized Play 2017年10月30日 Mike Rosenberg著)
  4. ROUND 16 STANDINGS(Event Coverage)
  5. Disqualification in Round 6/第6回戦での失格処分について(同上)
  6. Disqualification in Round 15/第15回戦での失格処分について(同上)

[編集] 参考

2017シーズン
世界選手権
ワールドカップ
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ
国別選手権 日本 - イングランド - アメリカ
プロツアー プロツアー「霊気紛争」(ダブリン) - プロツアー「アモンケット」(ナッシュビル) - プロツアー「破滅の刻」(京都) - プロツアー「イクサラン」(アルバカーキ)
グランプリ
16-17シーズン ルイビル - サンノゼ - プラハ - ピッツバーグ - バンクーバー - ブリスベン - ユトレヒト - ニュージャージー春 - バルセロナ - 静岡春 - ポルトアレグレ - オーランド - サンアントニオ - メキシコシティ - リッチモンド - ボローニャ - 北京 - モントリオール - サンティアゴ - コペンハーゲン - 神戸 - オマハ - アムステルダム - マニラ - ラスベガスレガシーリミテッドモダン) - クリーブランド - シドニー - トロント - 京都
イクサラン
サイクル
ミネアポリス - バーミンガム - サンパウロ - デンバー - インディアナポリス - メッス - ワシントンDC - トリノ - プロビデンス - 静岡秋 - フェニックス - リバプール - 香港 - アトランタ - ワルシャワ - 上海
イクサランの相克
サイクル
ポートランド - リヨン - オクラホマシティ - マドリード - ニュージャージー冬 - シンガポール
その他 チームシリーズ決勝 - SSSチャンピオンシップ - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - Finals
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-2024
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