サウロンの交換条件/Sauron's Ransom

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Sauron's Ransom / サウロンの交換条件 (1)(青)(黒)
インスタント

対戦相手1人を選ぶ。そのプレイヤーはあなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、裏向きの束1つと表向きの束1つに分ける。あなたは一方の束をあなたの手札に、もう一方をあなたの墓地に置く。指輪があなたを誘惑する。


青黒の3マナになった偏った幸運/Fortune's Favor。さらに指輪があなたを誘惑する

偏った幸運はモダン以下のフォーマットでは嘘か真か/Fact or Fictionが使用可能なため採用理由に乏しいが、こちらは軽いため差別化は容易。ライブラリーの上4枚はよほど偏った強さでなければ2枚-2枚のに分けられることが多いため、3マナで手札を2枚増やせるインスタントとして考えるとマナ効率はなかなか良い。ドローでないため同時登場したオークの弓使い/Orcish Bowmastersに引っかからないことも利点。

指輪により回避能力を与えられることを考えると、クロック・パーミッション的なデッキに向いたカードと言える。墓地が肥える点を活かし、探査などの墓地利用要素と併用すればなおのこと良い。

ストーリー

「王の帰還」の一幕(イラスト)。

指輪所持者がサウロン/Sauronを滅ぼすことに一縷の望みを掛け、囮となるためにモルドール/Mordorに決死行を仕掛けるアラゴルン/Aragornらゴンドール/Gondor軍。宣戦布告を挙げるアラゴルンらに対し出てきた使者はサウロンの口/The Mouth of Sauronを名乗り、ミスリルの胴着/Mithril Coatなどフロド/Frodo達の所持品を出し、ゴンドールの領地をすべて明け渡し隷属するなら人質を返してやるとあざ笑う。絶望する面々だったが、実際フロド達が敵の手に堕ちたのなら、サウロンは一つの指輪/The One Ringを手にしているはずでありこのような揺さぶりなど必要無いはずだった。ガンダルフ/Gandalfはサウロンの口を一喝し、フロド達の装備を奪い返す。サウロンの口は這う這うの体で逃げ帰り、代わりにオーク達が黒門/The Black Gateから雪崩出した。

参考

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