アイレンクラッグの妙技/Irencrag Feat
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4マナから7マナと3マナ分をジャンプできる。その分唱えられる呪文は1つだけと制限があるため、複数の呪文を連打することはできない。重量級の呪文に繋げるなどして、一気にゲームを決めてしまいたい。また、呪文以外のコスト(起動型能力のための起動コストなど)に使う分には制限がないので、それらを活用する運用も考えられる。
2枚コンボせよといわんばかりに切り離す一撃/Sundering Strokeも同時に収録されているが、それに拘らずに他で使っても問題ない。モダン以下のフォーマットでは「重量級・ストームが稼げる・それ以降呪文を唱える必要のないフィニッシュ呪文」と三拍子揃ったドラゴンの嵐/Dragonstormが最高の相方だろう。
リミテッドでは切り離す一撃とのコンボは稀少度の関係上ほぼ狙えず、コモン以下ではさまよう砦/Roving Keepくらいしか重いカードがない。イタチ乗りのレッドキャップ/Weaselback Redcapや馬上槍の練習台/Jousting Dummyの起動コストに充てるにはソーサリーなのがネック。そもそも赤のトリプルシンボルを採用する時点で赤に偏重したデッキにならざるを得ないが、そうなるとこのカードよりも他の選択肢は多く、採用する価値があるかは疑問である。
- ギャレンブリグ城/Castle Garenbrigと共に、複数点の同色の色マナを加える時のテンプレート文章が変更された初のカード。以前のテンプレートに従えば「(赤)(赤)(赤)(赤)(赤)(赤)(赤)を加える。」となる。
[編集] ルール
- この効果は、何らかの効果であなたが呪文を唱えられないときに、1つのみ唱えることを許可するものではない。
- 例:耳の痛い静寂/Deafening Silenceが戦場に出ているときにアイレンクラッグの妙技を唱えた場合、そのターンはもうクリーチャーでない呪文を唱えることはできない。
- 呪文を唱えられなくするような効果は、呪文を唱えられるようにする効果よりも優先される。(マジックの黄金律)。
- アイレンクラッグの妙技と呪文1つを唱えた後、何らかの効果が呪文を唱えることを許可したり、唱えるよう指示したりしても、唱えることはできない。
- 1枚目のアイレンクラッグの妙技の後に2枚目のアイレンクラッグの妙技を唱えても、追加でもう1つ呪文を唱えられることにはならない。1枚目のアイレンクラッグの妙技の制限により、あなたはそのターンもう呪文を唱えることはできない。
- アイレンクラッグの妙技と呪文1つを唱えた後、何らかの効果が呪文を唱えることを許可したり、唱えるよう指示したりしても、唱えることはできない。
- アイレンクラッグの妙技の解決後、あなたは呪文を1つのみ唱えられる。そのターン中それまでに唱えた呪文の数は関係ない。
- マナの使い道に制限はない。呪文以外のコストに使うこともできる。