雇われの剛力、スライサー/Slicer, Hired Muscle
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伝説のアーティファクト クリーチャー — ロボット(Robot)
見た目以上のもの(2)(赤)(あなたは(2)(赤)を支払ってこのカードをトランスフォームした状態で唱えてもよい。)
二段攻撃、速攻
各対戦相手のアップキープの開始時に、あなたは「ターン終了時まで、そのプレイヤーは雇われの剛力、スライサーのコントロールを得る。」を選んでもよい。そうしたなら、雇われの剛力、スライサーをアンタップし、使嗾する。このターン、これは生け贄に捧げられない。そうしないなら、これをトランスフォームさせる。
Slicer, High-Speed Antagonist / 高速の敵対者、スライサー
〔赤〕 伝説のアーティファクト — 機体(Vehicle)
金属生命体(あなたのターンの間、この(Vechile)はクリーチャーでもある。)
先制攻撃、速攻
高速の敵対者、スライサーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、戦闘終了時に、これをトランスフォームさせる。
先制攻撃と速攻を持ち、トランスフォームすれば二段攻撃への強化に加えて他のプレイヤーのターンにも雇われて攻撃することを選べる赤のトランスフォーマー。
3マナ3/2に二種のキーワード能力のみ見てもアグロでは優秀なマナレシオ。さらに人型形態がビークル形態の上位互換となっており、トランスフォーム後は形態を維持するのが重要となる。その性質上金属生命体を気にする必要が無く、使嗾による攻撃強制もあってオーラや装備品をつけるのにはうってつけ。
真価を発揮するのは多人数戦の統率者で、対戦相手のターンにも手当たり次第に統率者ダメージをばらまいてくれる。自分は次の手番のプレイヤーを消耗させておけば、そのプレイヤーが他を倒しても、削った後に次の手番のプレイヤーが倒されても残りを敗北させるだけでゲームセット。一方で2人対戦の局面では自分が攻撃されるかスライサーが弱体化するかを選ぶハメになるので、統率者でないなら色を足して魂の絆/Spirit Linkや誓約をつけるなどで対応するのも一つの手だろう。
- 「生け贄に捧げられない」ことについてのルールは突撃鎧/Assault Suit#ルールを参照。
- ここでの「Muscle」は「用心棒」の意と思われる。無所属の筋肉達磨/Freelance Muscleに近いタイプの誤訳と言えよう。
ストーリー
スライサー/Slicerは、トランスフォーマー・シリーズのキャラクター。Generation 1シリーズのアニメには登場しない。キャラクターとしての彼の出自は非変形玩具のアクションマスターシリーズであり、ディセプティコンに属する。同シリーズのホイルジャック/Wheeljackのリペイント品である。
Transformers: Generation 1版の彼の容姿(イラスト)は玩具とは異なりこの企画オリジナルのキャラクターとなっている、G1アニメ版のホイルジャックの姿に「Armada」シリーズの同名玩具版Wheeljack(和名はランページ)のカラーリングを組み合わせたものである。Armada版のWheeljackは元オートボットのディセプティコンという設定でありその特徴である傷の入ったオートボットのマークもスライサーに反映されているので、コントローラーを変えるカードデザインもその設定を意識したものと思われる。