総将軍ラーダ/Grand Warlord Radha
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Grand Warlord Radha / 総将軍ラーダ (2)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
速攻
あなたがコントロールしているクリーチャーが1体以上攻撃するたび、(赤)や(緑)を合わせてその総数に等しい点数加える。ターン終了時まで、あなたはステップやフェイズの終了に際してこのマナを失わない。
時のらせんブロックにも登場したラーダ/Radhaが、ケルド/Keldの指導者として11年ぶりのカード化。速攻に加え、自軍クリーチャーの攻撃時にマナを生み出す誘発型能力を持つ。
かつての自分と比べ、通常のマナ能力を失い、自身単体で一度に生み出すマナの量こそ減ったものの「赤マナと緑マナとの望む組み合わせで生み出せる」「自身が攻撃しなくともよい」「マナがターン終了時まで消滅しない」など様々な点で強化されている。特に三番目の点によって純粋なマナ加速としても機能するのが大きい。自身が速攻を持っているのも重要で、これを唱えた直後に総攻撃するとマナが浮くため後続の展開を邪魔しない。もちろん戦闘中のコンバット・トリックや起動型能力に注ぎ込むのも充分に有用である。自身が戦闘要員として一定程度の性能を備えているのも嬉しいところ。
リミテッドでは単純にマナ加速にもなる中堅戦力として十二分の性能を持つ。苗木などを並べて攻撃させるだけで、あっという間に高マナ域に手が届く。構築でも採用される可能性はあるが、登場時のスタンダードにおけるこの色の4マナ域としては熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent、再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix、切り裂き顎の猛竜/Ripjaw Raptorなど対抗馬も数多い。こちらは除去耐性や打点こそ劣るが、アグロ寄りのデッキはもちろんトークン戦術とも相性が良い点、マナ加速が行える点などを強みにできるため差別化は可能。
- 攻撃時に誘発してマナを生む能力全般に言えるがコンボ的な運用もでき、5体以上のクリーチャーと追い討ち/Aggravated Assaultで無限コンバットになる。
- イラストでは倒した敵の上に剣を携えて立つラーダが描かれているが、彼女の両拳が血塗れな一方でその刀身は綺麗なまま。この敵を倒すのに剣を必要としなかったことを暗に示している[1]。
- ドミナリア版の日本語カードには、どのプレイヤーのマナ・プールにこのマナがあっても消滅しなくなるように書かれている誤訳がある。オラクルは「you don't lose this mana」であり、マナ消滅を回避できるのがあなた(二番目の能力のコントローラー)だけであることが明記されている。魔力奪取/Drain Powerでこのマナが奪われた場合にはステップやフェイズの終了とともにこのマナは消滅する。消滅しないマナの書式は凶暴な熱口/Savage Ventmawなどを参照のこと。
関連カード
- ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld
- 総将軍ラーダ/Grand Warlord Radha
- ケルドの心胆、ラーダ/Radha, Heart of Keld
- 連合の大将軍、ラーダ/Radha, Coalition Warlord
参考
- ↑ [PV]Access Magic :『ドミナリア』第1話(動画 Youtubeマジック:ザ・ギャザリング公式チャンネル)